ババ抜きの進化版 である。
本当に呆れるぐらい毎晩やっている。どれぐらいやっているかというと、毎晩である。
大富豪やスピード、神経衰弱などもするのだが、現在、我が家では Go Fish !ブームが到来している。
細かいルール説明は省くので、詳しく知りたい方は YouTube 等で調べていただきたい。
我が家のスタイルはペアを揃えたら場に出していく。山札も円状に広げて、取るとき選択できるようにしている。
さてメンバーだが、娘 (小1) と息子 (小3) と私 (中年のおっさん)、たまに妻 (支配者) で構成される。基本は3人。
ちなみにこれは ”接待” である。
いかにして娘の機嫌を損なわず、気持ちよく寝てもらうかの接待だ。
しかし、スピードをやったときもそうだったが、手を抜いているのがバレると娘は泣きながら
「シクシク…だってお父さん……本気でやってないんやもん…シクシク。本気でやってよ…シクシク。そんなんで勝っても嬉しないわ!シクシク」
これは難しい。娘から求められているのは、完全に「接待ゴルフのあの絶妙な負け具合」なのだ。明らかな手抜きはズバッと斬り捨てられる。
魔人ブウに間違っても狼牙風風拳で挑んではいけない。ちゃんとスーパーサイヤ人3の孫悟空で闘う。そして「元気玉」を放つと勝ってしまうので、「元気玉?」かな、というそれっぽいものを放ちギリギリ負ける。これがいわゆる本当の接待ゴルフ、いや接待トランプ (怒鳴るど!じゃないほう) なのだ。
ほどよく勝ち、18番ホールではカップまで残り僅か2cmのところで伝家の宝刀「元気玉?」を放つのである。
しかしゲームの特性上やむを得ないのだが、肝心なところでおっさんがやらかしてしまう。
手札が残り1枚になってしまい、息子を指名し「7を持っていますか?」と訊くと「ゴーフィッシュ!」と言われおっさんは山札に目をやる。山札は残り10枚以上。おっさんは (絶対引くなよ絶対引くなよ……) と心で念じながら恐る恐る1枚選び、そーっとめくる。
元
気
玉
!!!!!!!!!!!!!!
「ゔわあああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」
家の外では発情した猫が娘の泣き声に呼応するかのように
「ヴrrrrrワ"ァン……ナ"ニ"ィ……ヒィ゙トン"ネェ゙ン!」
とおっさんを責めるのである。空耳アワーのタモさんも「ハッハッハッ」いや助けてくれ!
誰だ!ラッキー7なんて言った奴は!
こういうラッキーが許されるのはラッキーマンと池田ぐらいしかおっさんは知らんぞ!
違うな。これはアンラッキーだ。予告でネタバレされた城之内だ。
次回
おっさん 死す
おい!
鬼太郎!
長い!
迷子!
子猫!
犬!
お巡り!
ワンワンワンワーン!
ワンワンワンワーン!
というわけで、娘が勝つまでやらされるのである。
おっさん「 Go Fish!(他をあたって!)」
P.S.
ちなみに一番楽しんでいるのは他でもない、おっさんである。
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