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#23【ありがとう】感謝の意を込めた「すみません」は本当に必要ないのか?

 

テンキュー である。

 

ある日、妻と妻の祖母A子さん(90歳)が私の母について話していました。

 

妻 「お義母さんはいつもお礼の電話で ”すみません” とか ”ごめんね” って言うけど、私やったら絶対に ”ありがとう” って言うわ。そのほうが言われた側も良くない?」

A子 「ありがとうを ”すみません” や ”ごめんね” としか言わない人も、世の中にはいるよ。それはその人の表現方法やからアンタがとやかく言う必要はない」

 

私はこの会話を黙って聞いていて、妻の言い分に半分納得し、半分疑問に感じました。

私は特に「ありがとう」と「すみません」を意識して使い分けてるつもりはありませんが、感謝を伝える際に「ありがとう」100%は正直どうかと思うのです。

 

つい先日の話。私はトラックドライバーをしており昼食を買うためコンビニに寄りました。

主におにぎりやサンドウィッチ、パンを買います。この日はおにぎりを3個買うことにしました。レジに向かうと年配の女性店員が接客してくれ、会計の際に

「お手拭きは1つでよろしいですか?」

と聞かれたので、私は

「1つで結構です。すみません」

と応えました。

たいていの場合、お手拭きは付けてくれるのですが、ただ商品の横に無言でポイッと1つ置かれるだけなのです。

またコンビニによっては特定の商品にだけ付けたり、“お手拭きがご入用のお客様はお申し付けください“ と貼り紙をしているコンビニもあります。

1人で買いに来て、ましてやトラックドライバーとひと目でわかる制服を着ているので、ほとんどの場合がお手拭きを付けてもらっても1つなのです。しかしこの女性店員は

「1つでよろしいですか?」

と私に尋ねました。あくまで私の推測ですがこの女性店員は ”トラックドライバーの私とおにぎり3個” を見て

 

・食前と食後で2つ要るのではないか?

・実は同乗者が居て、その方の分も含めて買ってる可能性が無きにしもあらずなので、その方の分も要るのではないか?にしても少女の胃袋かな?それとも何か別の物があって、おにぎりは+α?

・お客様の中には余分にお手拭きを求める方もいらっしゃるので、この方もそうではないか?

・実はあの有名なお手拭きコレクターではないか?

 

などの推察と気遣いがなければ、まず出ない言葉です。マニュアル店員ならば、なおさら出ません。

そもそも論ですが、コンビニからすればお手拭きもタダではありません。特定の商品を購入したからといって付けるのが当たり前ではないのです。商品にお手拭き代も上乗せしているのであれば付けなければいけませんが、現に付けないコンビニや希望するお客にだけ付けるということはお手拭き単体で経費になってる可能性が高いのです。

お客の満足度を考えれば付けたほうが良いのは明らかなので、そんなことで競合他店にお客を取られるぐらいなら付けましょうということです。

話が逸れたので戻します。

要はこの女性店員が一客である私に対しそこまで気遣ってくれたことに

「1つで結構です。すみません(瞬時に色々と考えていただいてありがとうございます)」

なのです。もちろん

「1つで結構です。ありがとうございます」

でもこの女性店員ならこちらの気持ちを汲み取ってくれるでしょう。

私はこの女性店員の “ひと手間かけた気遣い“ に対し、普段ブログでしょーもないことしか書いてへん私みたいなもんに、要らん手間かけさせましたなぁ、ほんま「すんまへん(ありがとさん)」なのです。「ありがとうございます」より「すみません」が出たのです。

 

私の父は3年前に他界し、母(80歳)は現在地元の大阪で独り暮らしをしています。

独りになった母は料理をやめ、スーパーの出来合いのものだけを食べています。

私が岡山から母の様子を見に行く際は、必ずA子さんが手料理を持たせてくれます。

そしてお礼の電話で妻に「いつもごめんね」や「A子さん、いつもすみません」と言うわけです。

これが「いつもありがとう」や「A子さん、いつもありがとうございます」だとなんか違うのです。

料理をするには手間暇がかかります。一人分作る手間より買ったほうが早いのもわかります。

しかし母の体のことを気遣いA子さんはいつも手料理を作ってくれます。母は自分の為にわざわざ手料理を作ってくれる10も歳上のA子さんに感謝とともに申し訳なさも感じて「すみません」なのです。手間暇をかけさせている。特にこれといったお返しもできない。「本当にありがとうございます」のこもった表現としての「すみません」なのです。

 

日本語は本当に難しいです。その「言葉の真意」を発するのも読み取るのも人間です。その真意を読み取れるよう日々精進するしかないのです。

そんな偉そうなことをほざいてる私は「ありがとう」や「すみません」より「おっぱい」が好きです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

P.S.

♪おっぱいがーいっぱーいー♪ は「本当にすみません」

 

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