
最近新たに読んでいただくことも増えたようなので(ありがとうございます)、改めて私がどんなゲームが好きなのかを表明しておくのは悪くないと思いました。
↓こちらのサービスです。
https://my9games.vercel.app/s/7f8dafbf4a3f43d3
- 1.『Library of Ruina』
- 2.『OneShot』
- 3と4と5と6.『Void Stranger』『BluePrince』『Tunic』『OuterWilds』
- 7.『SANABI』
- 8.『Celste』
- 9.『ルフランの地下迷宮と魔女の旅団』
- ※そのほか好きなゲーム
1.『Library of Ruina』
私の人生で最も面白かった作品です。プレイ後既に2年が経過していますがまだ熱狂が収まっていないような感覚を覚えます。
一言で言えば「デッキ構築型カードバトルボスラッシュ」ゲームですが、二言目が許されるのであれば「重厚な人間ドラマと近未来ディストピアファンタジー」が味わえるのも魅力的です。しかし最も大事なのは「前作『Lobotomy Corporation』を楽しんだ人への圧倒的物量と品質でのファンサービス」であるという点かと思っています。
『Lobotomy Corporation』という作品は怪物を管理する謎施設の偉い人を体験するシミュレーションゲーム……という外面をしていますが、実際は業務をこなしつつこの施設であった過去の凄惨な事件や、会社を取り巻く世界観を暴くという、ディストピアファンタジーアドベンチャーであることがプレイ後10時間ほどで明らかになります。シミュレーション5割、アドベンチャー5割くらいの遊び心地だと思っています。

こちらも過激な表現に抵抗さえなければ優れたストーリーテリングが楽しめる作品で、なんといっても数回あるボス戦の体験がすさまじく面白いです。「ゲーム」の体験することができるという媒体の強みを嫌と言うほど味わうことができるもので、こんなゲームがあったのか……と当時ひたすらに驚いた記憶があります。
『Library of Ruina』は前作のトゥルーエンディング後すぐから物語が始まり、登場するキャラクターやドラマも前作を引き継いだものが多く展開されるため、前作から遊ぶことを強くお勧めします。(が、異常な高難易度ゲームであることは間違いないので、有志による難易度低下・緩和パッチなどを適宜利用しても良いと個人的には思います。)
前述したとおり、前作を拡張するようなストーリーは「こうなったらいいのにな」というプレイヤーの期待を遥かに飛び越えるようなすさまじいファンサが展開され楽しませてくれますが、驚くのはゲーム性が全く異なることでした。
めちゃくちゃ特殊なシミュレーションである前作のゲーム性は完全に撤廃され、今作は「カードバトル」によって表現されています。実際はかなり違いますが、イメージとしては『Slay the Spire』などを想像してもらえればわかりやすいかと思われます。
手札から攻撃や防御効果のあるカードをセットし行動の代わりとします。相手も同条件でカードがセットされているのですが、大きな特徴として相手が何をしてくるかはターンのはじめに確認することができるので、プレイヤーはその攻撃を受けたり、逸らしたり、無効化したり、無効化できないのであれば体力の多い味方に受けさせたりすることで処理していき、相手すべての体力を0にすることで勝利となるというかなりわかりやすいシステムが採用されています。

が、その実は前作でも100時間ほどかけて表現されたマジで終わってるディストピア世界での「他者理解」を表現するためのゲームシステムであり、こんなにシンプルなものを採用しておきながら、何度も想像を上回るような演出力でゲームを盛り上げてくれる、これしかないというシステムです。最初こそショボいソシャゲのような遊び心地だなと思ったものですが、終わってみれば天才としか言い表せない革新性と拡張性を兼ね揃えたシステムと評価せざるを得ません。
ここはマジで全員に体験してびっくりほしいのでふんわりとした書き方しかできませんが、例えば規格外の敵は「1ターンに1枚ドロー」だったり「強力なカードを使うためのコスト」といった概念を踏み倒して来ます。そして、そのような規格外の敵を、今まで倒した敵から奪ったカードプールから隠されたシナジーを探し、考えうる限りの最強の組み合わせで叩き潰すというのは、カードゲーマーだけではなくRPGファンやシミュレーションファンでも頭を悩ませ、興奮のままに達成感を味わえるでしょう。

また、前作からの要素として、幻想体と呼ばれる怪物が「どのような能力を持ち、発動条件はどうなっているのか」を探るというゲーム性もしっかりとこのカードバトルで表現されます。幻想体戦はトライ&エラーの謎解き・ギミック戦となっているのも、アクセントとなっており非常に楽しいです。
本当に世界一面白いゲームだと思っているので、終わったディストピア社会という人を選び暴力にあふれた世界が苦手でなければ、ゲームファン全員に触ってほしい作品だと常日頃から願っています。
特にボス戦で固有のBGMがかかるフェチのプレイヤーには強く強くおすすめします。
この世界観は現在『Limbus Company』というソシャゲにも展開されており、多くのファンを魅了していますが、魅了されているファンでも前2作を完クリしてる人は半分…いや1/10にも満たないのではないかと日々悶々としています。絶対面白いからやったほうがいいですよほんまに。
単独の感想記事はいくつかありますが、当時興奮しすぎて4つほど錬成してしまい取っ散らかっているので一番まともなものをリンクしておきます。
2.『OneShot』
好きすぎてあまり人に勧めたくないレベルの作品です。
なんで好きかと言うと「好きだから」としか説明できませんし、無理やり言語化するなら美しく儚い世界を見事に描いた作品だと思うからです。

『OneShot』は「ツクール製メタフィクションRPG」と紹介されるゲームですが、このゲームを楽しむにはメタフィクションと言う要素よりも、ニコという主人公に愛着を持てるかどうかにかかっていると感じます。
太陽の無い異世界に飛ばされたプレイヤーと、電球のような太陽を持つニコ。二人は協力し合い、この世界に太陽を戻す「一度きり」の冒険が始まります。
荒廃した台地や自然豊かな平原、摩天楼など、種類は少ないですが特徴的なフィールドとそこに住むキャラクターたち。その全てが愛おしく描かれ、アイデアにあふれた謎解きやここぞという場面で出るスチルが物語を彩ってくれるのも魅力的です。
メタフィクションとしての表現はリメイク版の発売から約10年経って少し陳腐化しているかもしれません。
ですが、ニコという存在が今もどこかにいるのではないか。そう思わせるだけのキャラクターの魅力を描ききっているという一点で唯一無二の作品だと思っています。
短編RPG、特にツクール製のちょっと面倒くさいお使いが許容できる人には強くおすすめできる作品です。短いので一度遊んで見るのはいいと思います。
余談ですが遊んだのが結構前で、思い出補正じゃないかとビビっていたのですが、ちょっと前にリメイク版が出たので遊びなおした際、ポエムを書きたくなるほどやっぱおもしれえわと思えたので安心しました。
3と4と5と6.『Void Stranger』『BluePrince』『Tunic』『OuterWilds』
遊んだ当時に書いた感想が良く書けていると思うのでそちらを最初に参照しておきます。
・Void Stranger
・Blue Prince
・Tunic
インディーゲームというのは何かという事を考えた際、「多くの人に刺さるのを諦めることができる媒体」だと今は思っています。
難しいパズル、難解なストーリー、とんでもない時間苦しい体験をさせられるなど、商業ゲームでは売り上げの都合上排されるようなシステムも、表現のために妥協せずそのまま突っ込んでしまう。
プレイヤーを信じきっているから、だからこそプレイヤーも製作者を信じ、その結果ちゃんと最後には大満足で終えられる。そんな作品はやっぱり特別な体験として心に残っています。




この4作はどれもそんな感じで、内容やボリュームは全然違うんだけど俺が思ってる「インディーゲーム」の魅力を真っすぐ一点突破してる作品なので大好きです。
まあ『Tunic』はアクションゲームが得意な人にお勧めしたい(苦手なら即オプションからイージーモードにしよう)し、『アウワイ』はSF好きならゲームが苦手でも挑戦してほしいし、『Void Stranger』やるとき辛かったらガイドが豊富にあるから頼ってもいいと思うし、『ブルプリ』は寝不足になってもいいタイミングで時間確保して一気にやってほしいとかいろいろ話したいことはあるけど、一つ言えるのはネタバレを見ると本当に魅力が半減してしまうので、ドーパミンが出なくてつらい時間をなんとか我慢して、自分だけの体験にしてほしいというのは偉そうにアドバイスさせてください。
7.『SANABI』
マジ泣けるからやったほうがいいよ
8.『Celste』
ストーリー、ゲーム性、ビジュアル、音楽とか全部マッチしてる作品の中で最も美しく調和していると思います。
めちゃくちゃ自分語りだけどこれ遊んだ当初新卒で入った会社の部署ガチャ大外れ(今思えば俺が未熟だったのもあるが)食らってめちゃくちゃ精神的に参ってて、こいつのストーリーに凄く勇気をもらえたし、何よりシンプルなアクションゲームに没頭するというのは治療の助けになったような気がします。誇張ではなく“命を救ってくれた”ゲームなのかもしれない。

「激ムズ」で名が通る作品ではあるけど、ぶっちゃけ通常クリアまでなら大した難易度じゃない。と思う。『スーパーマリオブラザーズ』よりははるかに簡単だと思う。
そしてこれはアクション得意民のエゴかもしれないけど、アクションで苦労すればするほど、このゲームのストーリーの感動は大きくなるはずです。
ホラー苦手民にホラー勧めるのはご法度だという風潮があるが、それでも『シックス・センス』だけは美味しいホラーだからと言いたくなるくらい、アクション苦手民に『Celeste』を勧めたくなってしまう。
挑戦に最大限の喜びと感動を与えてくれる素敵な作品だと思っています。超おすすめ。
9.『ルフランの地下迷宮と魔女の旅団』
ガキをひどい目に合わせたら日本一ソフトウェアさんの2016年の作品。
www.youtube.com
DRPGというジャンルですが、壁をぶっ壊したり経験値を6倍にしたり、ボスを倒す手段が「とにかくレベルを上げて殴れ」なのもあり、『世界樹の迷宮』などと比べると大味な作品です。
しかし、そのレベルを上げる工程に「キャリーオーバー」というリスクのある倍々ゲーム手段があったり、明らかに強すぎる敵には弱点があったりとゲームにたくさんの遊び心と、楽しくなる工夫がこれでもかと詰め込まれているのがきめ細かい作品です。
何よりストーリーがあまりにも面白い。魔女とは何か? 主人公「妖路歴程」とはなんなのか? すべての疑問を一気にすくい上げるカタルシス満載の練り上げられたストーリーはもうマジでイカしてます。
大筋のストーリーのほかに、ダンジョン内にも小さな世界が展開されており、そこで小規模の悪趣味ストーリーが楽しめるのも意外と他にない魅力なのかなとか、正直言って「俺の好みすぎる」作品だったというのが理由としてでかいと思われます。ここまで読んで余程俺と趣味があると思ってくれた人にはオススメしたい。かも。
話に関連はないですが、世界観を同一とする前作『魔女と百騎兵』は間違いなく俺を変なゲーム好きにしたきっかけになる作品だったり(これもストーリーが抜群に良いですよ)、次回作の『ガレリアの地下迷宮と魔女の旅団』もいろいろあってゲームは粗が目立つ残念な感じになっていますが、ストーリーや演出はルフランを超えるほど面白く、なんなら「最もストーリーが面白いゲームは何」と聞かれたらたぶん『ガレリア』と答えるほど素晴らしかったりします。ルフラン面白かったら頑張ってやる価値ありです。

ただSteam版はかなり根深い不具合報告があり、俺は大丈夫だったんですが発動すると続きが遊べなくなるレベルらしいので、こまめにローカルデータを保存しておくのがおすすめです。一応セールで1000円くらいまで下がります。
※そのほか好きなゲーム
william-rous.itch.io
booth.pm
『ペーパーマリオオリガミキング』
『テイルズオブベルセリア』
『League of Legend』
『Beatmania IIDX』
など
今後も死ぬまでゲーム楽しむのが目標です。
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よろしくお願いします。