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20年前の大名作 リメイク版『ペーパーマリオRPG』感想

『オリガミキング』がもうめちゃくちゃに好きなので、過去作でやれていない『ペーパーマリオRPG』をクリアした。めちゃくちゃ面白かった……
正直テンポは20年前の子ども向けゲームだし、当たり前に謎解きも簡単で、ストーリーも王道。だけどサービス精神満載の演出に素晴らしいテキストで常に楽しさを提供してくれているのが凄すぎるのと、オリガミキングを20年後に作る会社だ~を多く感じられるブラックさもあり大満足だった。


※最後の方はネタバレを気にせず書いているので未プレイの方は注意してください。


セリフ送りが遅いとかエンカウント後5秒くらい操作不能時間があることとかいちいち観客がスター出すの眺めなければいけないとか、総じて待ち時間が長いのは最後まで辛かったけど、戦闘は急に敵が「攻撃力+7」みたいなバカのバフをかけてくるのでぬるいという事ではなく結構楽しい寄りのバランスだった。
ガキの頃マリオストーリーとかでは体力に振り切って遊んでいた気がするけど、大人になった俺はHP5以下に保ってバッジに全振りすると恐ろしい火力が出る(その代わりに不意の被弾ですぐ負ける)ことがわかったり、ボスの攻撃の対策を味方が持っていることがわかるのでズルしつつ楽しく遊べたと思う。

ノコタロウとかちょっと空気な味方もいたけど、みんな個性的で面白く、特に加入する際の流れがアツい。
テキストがとにかくよくて、漢字を使えないシンプルなテキスト故の感動がたくさんあったのも遊んで良かったと思った一因だ。

常に粋なAI「テック」の話は時代先取りしていたと思う

~ここからストーリーのネタバレがあります~



一番良かったのは最後の元気玉展開で、まあ当時の年代考えても結構ベタなラスボスへの対処法だとは思うんだけど、常に戦闘で少しかったるい要素としてあった観客システムと紐づいて演出されたのは予想外でかなりアツい。ラスボスがカゲ三人組とめちゃくちゃ似てて、その後「ちゃんとマジョリンが暗躍していましたよ」と種明かししてくれるのもきれいな伏線回収だし、評価が高い作品と聞いていたが特に終盤のシナリオの強度は20年以上たっても通用するくらいの面白さだったと思う。

シナリオだけではなく演出も遊び心満載で、ランペル撃破後にクリア画面を出してから「実はマリオが乗っ取られていました」をやってくれるところはちゃんと驚けたし、ピーチ姫操作時のシャワーシーンがあったり、プレイヤーの期待に応えようとしてくれているのがたまらなく楽しい。


探検家マルコとか探偵ペンギンとか、腑抜けたアホだと思っていたNPCにもしっかり見せ場を与えてくれているのが意外で、第一印象で決めつけちゃダメだよみたいなのが裏のテーマとして存在してそうだ。種族を超えて愛に生きる男の娘・ビビアンや、裏で暗躍していたマジョリンたち、人間らしいAI・テックなど、第一印象や外見だけではなく、内面を見て他人を尊重しようねに近いメッセージが全く説教臭くなく描かれているのは白眉だ。どこからどこまでがリメイクで直されているのかわからないが、かったるいシーンがほぼ無いのはこの手のRPGではかなり珍しいと感じた。

意外といえばマリオはノーリアクションでプレイヤーと同一の存在として徹底するキャラだと思ってたけど、誰かが犠牲になるシーンでは目を閉じて帽子のツバに手を当てたり、どこかすっとぼけた味方より一段大人の存在として描かれている。ピーチもAIに言い寄られた際に上手なかわし方や付き合い方を見せてくれたり、奔放なお姫様というだけではなく大人の女性として手を抜いていない。

子どもの頃遊んでもわからなかったかもしれない美学もあり、総じていいゲームだったが、3章くらいの闘技場の連続戦闘はただただ辛かった……美学からかテキストのスキップや戦闘高速化は入れていないのかもしれないが、次回作はあるといいなあ……と正直思う。




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