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神ゲー『でびるコネクショん』の感想と後悔

本当に素晴らしい、作り手の愛と性癖がこれでもかと詰まったビジュアルノベルでした。
最近忙しすぎて一日2時間ほどしかゲームできていないのですが、
毎日楽しすぎる2時間を過ごし、クリア後も深く胸に突き刺さるようなとてつもない体験をさせてくれました。

目を伏せ、タイトル画面だけだからごめんと言いながら撮影したスクショです

store.steampowered.com


『でびるコネクショん』は、ケモショタわるガキ悪魔「でびるん」と契約してしまった主人公が、持ち前の召喚能力を用いてでびるんへの供物を呼び出し、魔力を徴収しまくる極悪非道なゲーム……。

という側面もありますが、実際には召喚したケモノたちといい感じにコミュニケーションをして、満足(性的にであることが多々ある)してもらうかわりに感情として浮き出た魔力をもらうという、優しい異文化コミュニケーションなゲーム性です。
「よし、うまく話せたな(ノーマルコミュニケーション)」のアレを、短期的にたくさんのキャラクターでやろうというとわかる人にはわかるでしょうか。それのちょっとお色気性癖ギャグ満載バージョンなビジュアルノベルと説明するのが精一杯です。複雑すぎるんよ

これはもともとあったスクショです

コミュニケーションというのも、基本的には2択から正解を選ぶだけの簡単仕様なので、選択肢を間違えたらセーブ&ロードでもう一つの選択肢を選べば簡単簡単と思いきや、そのレベルの交流でクリアできるのはチュートリアルくらいでしょう。

非常に凶悪なケモノや、相手から召喚を誘い出しているケモノ。それぞれの思惑が重なり絡まりあうこの世界では、相手の心を覗く「邪眼サーチ」やセーブ&ロードの能力を駆使しないとでびるんを幸せにすることはできません。
このシンプルなゲーム性でよくここまで分岐を作れるな! と膝を打つようなギミックが目白押しで存在しており、プレイヤーは飽きることがないどころか、常に驚きと発見が用意されています。
そして驚いたのが絵。何枚あるんだ……オープニングアニメから異常な作りこみを感じさせるもので、立ち絵が動くのは当たり前。クリックするたびに新しいスチルがドカドカ出現し、おまけで用意されているバッドエンド(ギャグ)シナリオにも同様に異常な枚数の絵が……もちろんうれしくて楽しいのですが、普通に凄すぎて引きました。これ見ないユーザーの方が多いでしょみたいな箇所にも周到に新規絵が用意されています。

当たり前にケモナー向けの作品ではあるのですが、自分のようなケモナーではないプレイヤーでも120%楽しめる、恐ろしい完成度のビジュアルノベルとして多くの人にプレイしてほしいと願っています。
ちょっと性癖ギャグが多すぎるのでそういった下ネタやフェチっぽいネタが苦手な人は相当厳しそうですが、頑張って我慢してください。
ティザーで察するゲーム性の3倍は複雑で、10倍は面白いゲームでした。










ここから先作品のネタバレがあります。
この作品は初見で遊ぶと更に楽しいたくさんの仕掛けがありますので、是非見終わってから見てください!


















本当に異常なゲームでした。
好きなものが異常なクオリティで、異常なボリュームで遊べる。しかも999円。なんなんだこれは。

ギャグもくどくなく、癖ジョークは裸で出てきたふわふわケモノに逆に変な衣装を着せるとか、ケモナーとして一周回ってしまったようなものばかりでいちいち笑えます。
テキストにも、立ち絵にも非常に多くのこだわりがあると察しますが、少なくない枚数のスチルそれぞれがもう必殺技かのような破壊力抜群のものばかり。

この時はまだ笑えたのに

でもやはり自分にとってはシナリオが本当に面白く、最初からそこそこ好感度の高いでびるんがどんどん好きになるばかりか、天敵ポジションのトリッキーな奴かと思ったクピャドエルがガチのマジでただの良いやつで、胸の奥にものすごく熱いものを持っているとわかったり、

ドエルもがっかりさせちゃっただろうな

ほかにもブブやあもあもなど、シナリオが進むにつれてどんどん好きなキャラが増え、この世界が好きで好きでしょうがなくなっていく構成が見事という他ない、恐ろしい強度と愛がこめられたシナリオで、最後の方は正座してやりました。

ラミア戦の自分とでびるんでの邪眼共闘や、ギャグっぽく提示されていた「わからせ」が最後しっかり効いてくるところ、ループものとして嬉しい数々の過去を乗り越えた先の奇跡的なハッピーエンドなど、どれも心の底から嬉しく面白いものでした。
自分にはもうその資格がありませんが、クリア後すぐ2週目を遊んで見たい! そんな気持ちになったことがあまりないので驚くとともに、『oneshot』を遊んだ後のような心地よい寂しさを感じ、本当に良い体験をしたと心から思いました。

おしまい!!





















































この先、本当にこの作品を損なう要素について語るので、もし知らない人やこのゲームを好きな人が居たら、読まないことをおすすめします。
本当に勝手な発言ですが、この作品はトゥルーエンドとエピローグを遊んだらすぐにゲームを終了し、あとは思い出の中で楽しむのを心の底からおすすめします。





































とあるルートを進んでしまい、本当に後悔しています。
まさか、自分がゲームのルート分岐でこんな気持ちになるとは全く予想しておらず、自分でかなり驚いています。パロディ元であろうUndertaleは演出の凄さに感動しただけでノーダメでした。
もう3日ほど経つのですが、ファンアートやニュースででびるんの顔を見るたびに顔を背けており、この感想を書くのもかなりしんどかったです。贖罪に近いものだと思って耐えつつ書きました。

「『Oneshot』が一番好きなゲームなのですが、Oneshotにこのルートがあったらここまで好きで居続けられなかった」というのが3日考えた自分の感情です。
このゲームはOneshot並に自分の好きにぶっ刺さり、感動し、最高の体験をさせてくれ、「人生でずっと好きで居られるゲーム」になるポテンシャルがあった素晴らしい作品です。その本当に貴重な作品を、収集癖やただの好奇心でぶっ壊してしまった自分への嫌悪感に耐えられず、かなり滅入っています。

あの時のでびるんは自分にそこまで好意を持っていた状態ではなかったとは思いますが、目を閉じると必死に謝罪するあの顔が脳裏をよぎります。
更に辛かったのは、その先に自分を罰してくれるような、それこそUndertaleのようにプレイヤーを責め立てるような演出で叱ってくれると思ってその先も続けたのに、あの上位存在はそれすらプレイヤーの好意と受け取り、あっさりと消えてしまいました。

許してほしいのではなく、怒ってほしい。𠮟りつけてほしいのに、新しくゲームを起動したときのでびるんは、楽しげに踊り、ドエルと追いかけっこを繰り広げ、プレイヤーを楽しませてくれるのです。

残っているのはプレイ中に撮影していたSteam機能のスクショ数枚だけ。
流石にもういい大人なので生活に支障きたすほどのダメージは無いと信じたいですが、やっとのことで入手した宝物を落として壊してしまったようなこの気持ちが長引きそうで辛いです。
もし、プレイするまで読むなと言ったのに読んでしまった人がいるのであれば、このゲームはトゥルーエンドで読み終え、大事な思い出としてそっとしておいてあげてほしいです。




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