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SFミステリーサウンドノベル『ステラーコード』 感想

サウンドノベル『ステラーコード』を読了しました。プレイ時間は7~8時間程度。
非常にポップでかわいらしい見た目が目を引きますが、その実は正統派SF小説サウンドノベル化したような誠実な作品です。

その分、前作『イハナシの魔女』で大好きだった、“キャラクターの魅力的な描写・振り返るたびに懐かしくなるような日常シーン”は控えめになった印象でした。
しかし、そうして削った分本筋のお話である「宇宙とは、こんなにも不思議で面白いものだ」というところがシンプルかつ面白く描かれており、SF好きとしてたまらない作品でした。

シーンのネタバレは最小限に。雰囲気を少しだけ語らせてください。

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僕はとにかく『イハナシの魔女』が好きです。
沖縄の離島を舞台にしたファンタジー。自分の好みがぎゅうぎゅうに詰まった作品で、令和的な無駄なシーンを排したテンポの良さや一本筋が通るような爽快な謎解き、
しかし、それらはあくまでも添え物であり、本筋は“これでもかというほどいじらしく、誠実なボーイミーツガール”なのです!
10代の頃のサウンドノベルに感じていた感情を思いださせるような面白さで、僕にとって特別な作品です。(まだ遊んだことが無い人は是非!)

そんな好きな作家の最新作『ステラーコード』もパッケージに描かれるのは男女、そしてロリポジションの可愛い女の子や魅力的なサブキャラたち……また『イハナシ』のようなボーイミーツガールな作品を期待していました。

しかし、『ステラーコード』は『イハナシ』とはかなり印象が異なる作品です。
キャラクターの掘り下げや恋愛描写、日常シーンなどは最低限の最低限。とにかく爆速とも思える簡素さに抑え、この作品はとにかく「宇宙」の話をするのです。
宇宙とは何か、宇宙とはこんなにも不思議で面白いものなのだ。というところに誠実に向き合っている作品でした。

特徴的なのは、ゲーム側から幾度となくプレイヤーに問題が出されることです。
逆転裁判のように手元の資料(しかも、これが勉強用の宇宙関連の図鑑だったりする)を漁りながら、必要なことを理解する必要があります。
これが非常に没入感の向上を助けていて、こういうスタイルのビジュアルノベルもっと欲しい~! と思いました。
わからないときはヒントテキストをもらうこともできるのがユーザーフレンドリーですが、自分は悔しいのでなるべくノーヒントで解きたく、10分以上悩むこともありました。

『イハナシ』より少な目とはいえ、主人公とヒロインはしっかりとバディとして活躍し、そんなシーンは最高に面白いです。
そしてロリキャラだと思っていた桃ちゃん(おそらく20代後半)や、信念をもって暗躍するおじさんたちが素晴らしい。
『イハナシ』でも感じていましたが、いわゆるサブキャラたちの魅力を描くのがとてつもなく上手な作家さんなので、
読後感は群像劇アクションSF映画を一本見終わったかのような、熱い充足感が迸ります。

言葉を選ばずに言えば、『イハナシ』のほうが好みのファンタジーではあったものの、SF好きとしてたまらなく面白い作品が遊べたという感想でした。

シュタゲ、プロジェクトヘイルメアリー、三体などの作品が好きな人におすすめしたい作品です。




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