前置き
先日、Microsoftのうださんが、こんなガジェットのツイートをしていらっしゃいました。
ちなみに正解は、ISO を仮想マウントできて OS のインストールが大変捗る iodd Mini Pro ですhttps://t.co/pRqyIjznq6
— 宇田周平 (@syuheiuda) 2025年12月17日
筐体だけ買えるので、中に積めるストレージはお好みでどうぞhttps://t.co/F0ajoib7ka
普段の私をご存じの方であれば、こういうガジェットに弱いというのは良くご存じかなと思います。今回も例にもれず即ポチしました。
「迷う理由が値段なら買え。買う理由が値段ならやめとけ」という有名な格言に基づいての行動ですからね。仕方ないことです。
で、それが本日届きました。
うださんがオススメされてたやつが届いた!
— tatematsu_san (@tk4_jj) 2026年1月3日
なお、お腹の中に入れるものはまだ来ない() pic.twitter.com/LUrrFGRKkj
うださんのツイートが2025/12/17で即ポチし、手元に届いたのが本日2026/1/3です。比較的早い方ではないでしょうか
さて、本編です。
この記事を読むとわかること
- IODDという会社について
- IODD デバイスの役割と買い方
- IODD Mini Proのケースの開け方【超重要】
- 背面側で下から上にスライドさせるのがポイント
- IODDのユースケース
- IODDデバイスのマニュアルの場所
IODDという会社について
IODDという会社は、韓国にあるハードウェアデバイスを作っている会社です。
公式HPはこちらです。
Wordpressです!と言わんばかりの面構えです。脆弱性とか気になってしまうのは職業病ですね。
あと、今のご時世に強気のHTTPです。なんとHTTPS未対応。
ブラウザからブロックされてしまわないか、心配になります。
IODD デバイスの役割と買い方
最近流行りの生成AIくんに、このデバイスの役割をまとめてもらいました。
ご購入おめでとうございます。iodd miniは、一言で言えば「物理的なCD/DVDドライブやUSBメモリを何十本も持ち歩く必要をなくす、最強のポータブルストレージ」です。
主な機能を簡潔にまとめました。
1. 仮想ドライブ機能(最大の特徴)
- 光学ドライブ(CD/DVD/Blu-ray)のエミュレート: 保存したISOファイルを、PC側には「本物の外付けDVDドライブ」として認識させることができます。OSのインストールやリカバリに非常に便利です。
- 仮想VHD/USBエミュレート: 固定ディスク(VHDファイル)を、物理的な別のUSBメモリやハードディスクとして認識させることができます。
2. 強固なセキュリティ
- ハードウェア暗号化: AES 256bitの軍用レベルの暗号化に対応しています。本体のボタンでパスワードを入力しない限り、PCからは中身が見えません。
- 書き込み禁止モード: 物理的なスイッチや設定で「読み取り専用」にできます。ウイルス感染のリスクがあるPCに接続する際も安心です。
3. 操作性と機動力
- 本体液晶と操作ボタン: PC上でソフトを動かさなくても、本体の液晶画面を見ながら、マウントしたいISOファイルを直接選択・切り替えできます。
- 高速データ転送: USB 3.0接続により、大容量のデータやOSイメージもスムーズに扱えます。
- 超小型サイズ: 従来のiodd製品よりも非常にコンパクトで、持ち運びに特化しています。
どんな時に便利?
- PCのメンテナンス: 複数のOS(Windows, Linuxなど)のインストールメディアをこれ一台に集約したい時。
- 機密データの持ち歩き: 万が一紛失しても、パスワードロックがかかっているため情報漏洩を防げます。
- 古いPCの修復: USBブートに対応した古いPCでの作業。
簡単に言うと、「中身を自由に入れ替えられる魔法の多機能USBドライブ」です。
流石Geminiくん、相変わらず賢いです。
イメージとしては、Ventoyというツールのイメージファイルのスイッチ機能をハードウェアで実装している、といった感じの理解で正しいと思います。
💡Ventoyについては、こちらのブログが参考になると思います。
どこで買えるのか、という点では、みんな大好きAliExpressを筆頭に、以下のURLでまとめられています。
http://en.iodd.kr/wiki/index.php/Main_Page#Where_to_buy
また、うださんもおっしゃられてますが、内蔵するディスクは別売りで、M2.SSD(SATA)を買う必要があります。
私はAliExpressでこちらを一緒に購入しました。
IODD Mini Proのケースの開け方【超重要】
これを書きたいがためにこのブログを書いているといっても過言ではありません。
超重要なので、これだけは覚えて帰ってください。
下方にもマニュアルサイトのURLを載せていますが、なんとこのデバイス、ハードウェアセットアップガイドのようなものがありません。
実際に立ち向かってみたのですが、こんな状態で、さてどうしたものかと悩みました。
さて、マニュアル見てもインストレーションガイドがない。
— tatematsu_san (@tk4_jj) 2026年1月3日
どういう感じで開けるべきか。
あんまり安いものでもないので、勢いでやるのも気が引けるw pic.twitter.com/HLInHSt2jh
Geminiくんにも相談?しながらいろいろと調べた結果、
【背面側で下から上にスライドさせる】
が正解でした。
Geminiやるじゃん pic.twitter.com/nizGCzct8i
— tatematsu_san (@tk4_jj) 2026年1月3日
また、色々と懸念が取りざたされている生成AIのハルシネーションはここでも見事に炸裂しました。気になる方はツイートをご覧ください。
IODDのユースケース
「Ventoyあるなら、これいらないんじゃない?」と考えられた方、鋭いです。役割としては同じなので、固有のハードウェアがなくても実現できる、というのはその通りです。
ただ、例えばですが、こんな気持ちになったことはないですか?
- 「ハイパーバイザーのZTPしたい…」
- 「ZTP用ファイルの組み込みしたUSB大量に作っても管理が面倒」
- 「ディスプレイやキーボードつなぐの面倒」
- 「電源とLANだけ刺してセットアップ終わらせたい」
- 「俺はKVMは宗教的に使わないことにしている」
IODDは、こういう時に役に立つデバイスです。
自宅ラボなどで新しく買った小型PCなどをキッティングする際、これがあればキーボードやマウス、ディスプレイを繋がずに、好きなISOを選んでブートできるので、画面をつなぐ必要がなくなるわけです。
超便利!!配線もすっきり。おじさんもにっこり。
IPMI?そんなもの、ここ(小型PC)にはないね。
IODDデバイスのマニュアルの場所
以下のWikiサイトにマニュアルがまとめられています。
http://en.iodd.kr/wiki/index.php/IoddMINIPro
以下サイトには、PDFのマニュアルが格納されています。
終わりに
IODD さんの販売されているデバイス「IODD Mini Pro」のご紹介をさせていただきましたが、いかがでしたでしょうか。
私のあげたユースケース以外にも、色々な活用シーンがあるはずです。個人的にも、これ以外でちょっと試してみたいこともあります。良い使い方を思いつかれた方、こっそり教えてください。