はじめに
業務を効率化しよう、という話の時によく出てくる時間に対する概念が、リードタイムとプロセスタイムという考え方です。
- プロセスタイム: 何かを実際に作業している時間そのもの
- リードタイム: 待機やコミュニケーションを含めた、最初から最後までの時間
「プロセスタイムだけ短縮しても、業務の効率化になりにくい」という話も聞きます。
また、リードタイムは本当にちょっとしたことで伸びてしまうなと思うことが良くあります。
会議体がリードタイムを左右するとき
特に日常的に感じるのは、会議体によってリードタイムが左右される場合があることです。
例えば、何かを準備して誰かにレビューしてもらう場合、レビュアーの都合がつかないとなかなかレビューができません。忙しい人の場合「あとで見ておく」よりも「それ用の場(時間)を設けて、同期コミュニケーションを取りながら実施する」という形をとることもあります。
しかし忙しい人は忙しいので、
- 予定を確保するのが難しい → 予定が先の方になる → リードタイムが伸びてしまう
ということになりかねません。
そこで、予定を確保するために「毎週水曜日15:00 - 16:00はレビュー会」のように定期イベントにする方法もあります。週次にすれば、ある程度レビューしてもらえる目途を立てることができます。
会議体エンジニアリング
(見出しは「○○エンジニアリング」と呼べば自分のモチベーションが沸くので適当な造語です)
レビューからちょっと話を広げますが、定例化が良くない方向に向かうこともあります。
「ちょっとしたことだから次の定例でついでに確認しよう」が重なると、これまたリードタイムが伸びてしまったりします。
「ちょっとしたこと」が「すぐ判断できること」だとした場合でも、その判断が次のプロセスに大きな影響がある場合は、もはやちょっとしたことではなくなってきます。
そのような場合は、可能な限り定例会を待たずに確認するがよいのでしょう。
定例会は、活用はしても依存はしない、というのが私の心がけです。