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澤野弘之×SennaRin、ライブへ参加して。小さな不安とそれを覆される喜び。

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はじめに

  • 澤野弘之×SennaRin Billboard Live PIANOUTAに行ってきました。めちゃんこ楽しかったです。
  • 以下はライブレポ、と言うよりは私的な日記の・ようなものです。

ライブ前の小さな不安と、覆される喜び

  • 澤野弘之さんの『PIANOUTA』アルバム発売を記念した小規模ライブへ参加しました。
  • アルバムは既存楽曲をSennaRinさんが歌い直し、バックは(ほぼ)澤野さんのピアノ演奏のみ、というシンプルなもの。
  • 澤野弘之さんの楽曲って、オーケストラとバンド演奏の統合によるアタックの強さ、静寂→爆発による情動コントロールが肝と思っていて。小さい箱でこのアルバムを主軸とする場合、どないなんでしょう、ドラマが減衰するのでは……という一抹の不安もあったのですが。全然そんなことはありませんでした。
  • 澤野さん自身はピアノ一本だと弱いので、弦楽器隊に入ってもらったと冗談交じりに話していましたが。大会場で照明演出、ビジョンあり、オケ+同期音源で見たこれまでのエンタメ感満載のライブとはまた違う興奮がちゃんとあり。装飾を剥ぎ取って部品構成だけでも情動喚起能力が落ちない、ひとえに曲の強さと思いました。

SennaRinさんの歌声にうっとり

  • アンプラグド形式なので、楽器隊の音圧が必要以上に強くない環境でSennaRinさんの歌声を浴びることが出来て、至福体験という他なく。ステージ照明が抑え目の中、黒づくめの未来的な衣装に碧い長髪が燐光のように浮かび上がる。歌声もあいまって非現実的な歌姫感あり、うっとりしてしまいました。
  • 今回は上述通りカバー中心なわけですが、誰の曲を歌ってもSennaRinさんの声が乗ると、自動的に独自の物語が立ち上がってくる感あります。"Narrative"なんかはLiSAさんの曲なのに、聞いてるあいだは本家が浮かばない。素人感想ですが、それぐらい声に力を感じました。綺麗過ぎない、時に震え歪む歌声に感情が乗って引き込まれてゆく。憑依型シンガーと言いましょうか。

この10年ぐらいの宇宙世紀ガンダムの最大功労者なのでは説

  • あくまで『PIANOUTA』というアルバムを主軸としたライブなので、澤野さんと言えば聞きたい曲はいっぱいあるけど、今日は無理かなーと思っていたらあれもこれも。ちゃんと満腹感のある公演でした。ユニコーン、まだ発売前のハサウェイ、ナラティブの主題歌と披露されて、ここで聴けるとは思わず。いずれもわたくし興奮のあまり咽せてしまいました。必死に噛み殺したつもりですか、周囲の方、ごめんなさい……。
  • ハサウェイについてはMCにて澤野さんが映画の公開間隔に言及して「アバターより待たせてる期間長いんですよ、どんだけだよ!」と突っ込んでいて笑ってまいました。
  • 考えてみればこの10年ぐらいの宇宙世紀ガンダムの格調って、かなりの部分を澤野さんの劇伴、歌曲が担ってると言うても過言ではないと思います。ヱヴァンゲリヲン新劇場版も宇多田ヒカルさんの主題歌が下駄を履かせている、なんてツッコミありましたが、それ以上の貢献と思います。
  • 自分で書いたネタですが、『閃光のハサウェイ』は『ユニコーン』と違うアンチヒロイズムという説を散々吹聴してきました。しかし音楽として並列されると、やっぱりええ気分で酔っ払ってしまうんですな……。人間(おれ)の情緒のバグとも言えます。

アットホーム感も小箱ライブならでは

  • 澤野さんは二度ほど弾き間違えて「すみません!やり直します」と自ら申告。このアットホーム感も小箱ライブならではかもしれません。最終の夜回、機材トラブルで15分押しスタートだったこともあり、アンコール前の退場を澤野さんが省略して、いますぐやりましょう!と急かして笑いの起きる顛末も。
  • 最後には満足と、それでもやっぱりもう終わっちゃうのかーと寂寥感が沸き上がり。この寂しさがあるのが良いライブ、という証拠なのかもしれません。

さいごに

  • ライブ後は酔っぱらって、いい気分で一駅分歩いたのですが、電車を乗り間違え、歩いた分を無効化。そして帰ると遊んだ分、山積みの宿題が待っているのでした……ううう。

おまけ

  • SennaRinさんが予定している3月のソロライブ、演奏陣は今回とも重複する布陣とのこと。既に申し込んでいるので、当日参加がますます楽しみになりました。
  • これを糧に明日また生きるゾ。



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