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ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 FLOWER MUSIC LIVEへ。「かもしれない」に賭けて見に行くこと。

ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会ファンディスク フラワーミュージックチャレンジ[Blu-ray]

はじめに

  • ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 FLOWER MUSIC LIVE『Boooooom Boooooom Bee!!』Day1(長い)に行ってきました。
  • 今回のライブ二日に分けて開催なのですが、Day2は別用あって不参加となりました。身体もひとつあれば行きたかった……そもそもチケット完売だからどうしたって入れないじゃん。
  • ちゃんとしたライブレポとかではなく、単に自分の情緒がおかしくなる様を綴っただけの内容です。演目等のネタバレあるので、ご注意を。

なんでもかんでもプロレスに変換する悪癖

  • この作品、虹ヶ咲にハマっておかしくなった、という話は過去に何度か書いてきました。アニメ見るだけでなく、キャストによるライブに行くようになるなんて、10年前は考えもしませんでした。あの娘ぼくが声優ライブに行くと言ったらどんな顔するだろう……(言いたいだけ)。
  • なんで貴方、急にそんなナマモノ系イベントまで行くようになったの?と問われますと、2.5次元とかキャストによるライブって自分の中ではプロレス見に行くのと近い気持ちなんですよ。
  • どういうことかと言いますと。プロレスラーのオカダカズチカとか本当は存在しないのです。実態は岡田和睦なんです。KONOSUKE TAKESHITAもたぶんいない。ベイダーさんは、いる(ややこしいから、こういう韜晦やめましょう)。でも演者の岡田和睦が俺はオカダカズチカなんだ、レインメイカーなんだと入り込んで演じる時、そして観客も信じる時に、四角いリングにプロレスラーは顕現するわけです。
  • アニメ関連のライブもそう。キャラクターはこの現実世界にはいない。でもいると思いたい、いるんじゃないかな、ちょっとは覚悟しておけ、という祈りなわけです。
  • それは儚く脆いとも思う。だって思い入れによって成立する幻影だから。でもだからこそ実像を超えた規格外の出力が出来る、とも言えます。例えばオカダが天龍や棚橋を介錯する、せつ菜が大好きを叫ぶ時、その瞬間に溢れ出す物語性とエモーション。RIZINやUFCという現実を凌駕する瞬間がある、かもしれない。
  • この「かもしれない」に賭けて見に行ってる気持ちはあります。一種の奇祭とも言える。熱狂と信仰がもたらす、刹那のエンタメ。それが好き、と言いたかっただけでした。

ライブ前のあれこれ、席の渋さは置いて、自分なりの期待値

  • ここからは時間軸を遡って、開始前の準備含めて書いてみます。
  • 開催前日ぐらいに客席発表されて確認したところ、スタンド4Fのかなり渋い席の模様。そんなことだと思ってましたよ……。最速先行で応募してもこんなもの……。いやほら、腐ることないですよ、アリーナ後方で見え辛いぐらいなら、スタンド席の方が視界悪くないかもですし(言い聞かせ)。
  • でも本当は席ガチャより怖いのは人間ガチャなのだ。近辺に変な人がいないかどうか。それによってライブ体験ってまるで違うものになる可能性あるのだ。これは別にオタク系現場だけでなくHiatus Kaiyoteに行った時にも学んだことなのだ。
  • 自分がそういう鬱陶しい輩になってないか、気を付けましょう、という話でもあります。
  • とりあえず仕事中に今回のライブで披露されるであろうMonthly SongsとFLOWER MUSICを延々リピートして予習してました。『にじいろ☆ルミエール』最高ですね……という話は先日書きました。
  • あと個別曲で楽しみなのは栞子さんの楽曲『酸欠』。ちょっとシネマティックロック味あって、ライブ映えしそう。
  • 遡ってThe Smashing Pumpkinsとかも思い浮かべたりしませんか……(90年代ゾンビ)。

ライブ当日~開始直前の風習(伏線とも言える)

  • 仕事終わり!今週はライブ行くぞーというそれだけの祈願で乗り切りました。色々問題残ってるが、それはまあ来週考えるということで……(目を逸らす)。
  • これはイベント開催される京王アリーナ最寄り、飛田給駅にてハックされていた電光掲示板。
  • ライブ直前、お会いできた方と話し込んでいたら、いい時間になっており、慌てて会場駆け込みました。
  • 席つくと大声で同行者と喋る方いて、ノイキャンのイヤフォンから流れる音楽のボリュームを最大にして聞こえないようにします。別にこの方は悪意ないと思うのですが、自分の振る舞いの理由、過去にトラウマあってですね……。とある現場で後ろの席のオタクが開演前に「Aメロクラップやめてくださああああああい!」と大声で叫び出しまして。
  • いやAメロクラップの是非論考とかはおめーの自由だが、その対外アピール発声はなんなんだ、なにが嬉しいんだ、と戸惑い、その後のライブも若干楽しめなくなるぐらい引き摺ったんですよ。以降、現地で着席時はなるべく周囲の音を聞かないように自衛するようになった、というどうでもいい話でした。

ライブ開始~個別の演者さん含めた感想、エロかっこ良さへの謎の安心感

  • スタンド4F、いわゆる天空席かーとブツブツ言うていたのですが、最前で遮るものなく大変見易くてこれはこれで、全然悪くないかも……と思いました(手のひら返し)。正面舞台の方が見易く、トロッコが始まると、遠くで何かやってる……という距離感はさすがにありましたが。
  • 以下、個人的なハイライトだった部分を書いておきます。
  • 果林先輩役の久保田未夢さんの格好良さ。堂々とした所作がセクシー、もっと言うとエロかっこいいとさえ思いました。
  • これ本来デリケートな話ですが敢えて書きますと、演者を性的な目線で見るのって若干抵抗あるんですよ自分は。これは別にわたくしが高潔な人間という意味では全くなく、童貞的感性故に羞恥と申し訳なさを覚える、という意味ですね。それが何故か今回の久保田さんのパフォーマンスは抵抗なくて。あれかなーエロさを自家薬籠中の物としてコントロールできる感じに安心感を覚えたのかなー。
  • 安心していいのかという絶対の線引きなんてない、心の受け取りに過ぎないんですが(めんどくさい)。とりあえず今日は「なんかそのーエロいっていいなー心理的負担が少ないとさえ言えるよ、安心するわー」という謎の明鏡止水的境地に至りました。
  • たぶん自分が過剰にエモ脳で、楽曲に物語的解釈を勝手に上乗せして受容する癖あり。そういう必要なく、ただエロさ、も少し綺麗に言うと官能性に酔えばいい(それはパフォーマンスの強度もあってこそ成立する)というのを楽チンと思ったのかも……知らんがなという話ですが。
  • 期待していた栞子さん歌曲、その期待以上の披露でした。演者の小泉萌香さんの演技的歌唱、数分の歌にドラマが載って、表情管理と所作で空気を変えてゆく。シャウトから静寂終わりに感嘆のどよめきがあがっていました。これマジ。
  • 続く歩夢役の大西亜玖璃さんも全然違う方向で振り切れていて、「アイドルソングってのはこうやってやるんだよ!」というキュート属性全開、オタクを全員殺す気満々の自信漲るパフォーマンス。自覚的可愛いって最近の流れであると思うんですが、その最前線と比しても良いぐらい。
  • 書き切れないので省略してしまいますが、他の演者さんもまた異なる個性を感じました。ソロアイドルが集まってチームになる、という虹ヶ咲のフィクション上の設定が伊達じゃない!と感じさせてくれたこと、最高ですわーと思いました。

終わって欲しくはない、でも綺麗な終わりも見たいという矛盾

  • アニメ準拠ではない独自企画のライブでもこんな楽しいんやなー、個々の演者の皆さんの魅力を改めて体感しました。どうしたってこの野球チーム、解散させないで……と思ってしまうファンのSAGA[性]。
  • ただやっぱり矛盾するようですが、アニメ作品をこの座組で続けてきた重みってあると思うんですよ。それが完結したら、やっぱり今後の展開にも自分のエモーションにも影響はすると思ってしまうんですよね。延々とやってくれ!みたいな気持ちと、綺麗な終わり(これも残酷な欲望ではある)が見たい気持ちが二つあり。
  • 変な話ではあります。虚構のアニメは高校生という設定の縛りがあり、有限を描く。本来は継続可能にも思える現実がそれに引っ張られるという。
  • 虹ヶ咲のスピンオフ作品として『紅蓮の剣姫』を映像化して欲しいなんて意見もあります。しかし映画で完璧なアンサーきめてしまったので、それをひっくり返すぐらいの仕掛けないと実現してもモヤモヤする気がします……。仮定に仮定を重ねたオタクのお気持ちに過ぎないと言えばそうですが。
    • 小説版ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会 紅蓮の剣姫~フレイムソード・プリンセス~ (電撃文庫)
  • 終盤のMCにて、大西亜玖璃さんが「映画の最終章終わっても続くって!やってやるって!」という旨を吠えてて頼もしい、かつ面白うて笑ってしまいました。

不意打ちのエモーション、終演(伏線回収とも言える)

  • 今回のライブ、アニメ文脈を軸としないイベントなので、まーある意味、気軽に見ますかーというテンションでした。実際半分は当たらずも遠からず。複数回の衣装チェンジ(金かかってる!)、テーマ曲やかすみんのアゲアゲEDM曲に代表されるアッパー感。脳内ドーパミンが溢れて、うひゃー踊らにゃソンソンという展開です。
  • そんなこんなでウヒヒこりゃ愉快と油断していたころで、あの曲です。映画第二章のED曲が始まり、めばちさん絵がスクリーン投影される。物語の終わりの寂寥感と、それでもまだ続くんだと宣言するよな祝祭感。今回ライブの流れ関係ないじゃん?という気もしますが、あまりに不意打ちでやられてしまいました。
  • この後はまたアッパーチューンが続いたのですが、なんかもうボーッとして反応遅れ気味になってましたね……。
  • ラストにダメ押しでOVAのED曲。またしてもめばちさん絵が投影される。この曲はアニメ作品の物語によるエモーションと、舞台となったお台場の実地の記憶が重なる仕掛けなんですよね。仮構の情感をこれでもかと発生させる作りで、卑怯じゃないですかー!とすら思う。思うが、ライブってそういう誤謬、感傷を擦りに行ってるところありますから……。6thライブで披露された時も感情が渦巻いたのですが、今回も情緒が乱れてしまいましたよ。
  • 何が言いたいかというと、最後もボーッとしてました。
  • ライブ終了後にぼんやり脳のまま会場外を出たら、イヤフォンを紛失していました……。スタッフさんに伝えて拾得物確認へ出向くことに。こりゃもう無理だなと半分以上諦めていましたが、ちゃんと預かって頂いていました。スタッフの方、届けてくれた方、ありがとうございました。

帰宅後の反応

  • 自宅に帰って、今回のライブにて如何に自分の情緒がおかしくなったか、というのを力説したら「それは……危ないですね」と普通に心配そうに言われたよhahaha。
  • ライブイベントってドーピングみたいなところあって、それを目標に毎日を頑張り(あるいはやり過ごし)、現場に行けば何かしら楽しいのですが、終わると「おわってもうた……」という虚脱感に襲われます。で、それを解消するためにまたライブの予約を入れるという……中毒患者ですやん。用法・用量を守って正しく使いましょう。

参加できなかったDay2について、ちょんろり感想

  • 虹ヶ咲のライブのこと、今日もぼんやり考えていました。仕事しろという話ですが、いや仕事しながらですよ?(言い訳)
  • Day1のみ現地参加だったので、Day2は配信で見ました。「あー無理しても行くべきだったかー」と後悔しつつ、いーかげん諦めましょう、未練がましー。
  • せつ菜役の林鼓子さんの伸びやかな歌唱、素晴らしいですね。「こーたーえーはYes!」の落ちサビとか。
  • (わたくしMyGOも大好きなので、全く異なる不愛想な立希を演じる林鼓子さんもファンなんですが。しかしよく考えると、これだけ歌える林さんや青木陽菜さんを基本的には楽器隊に固定しているMyGOってえらい贅沢な使い方してるんですね……)
  • せつ菜役は、楠木ともりさんが演じてきたのですが、やむを得ない事情により林鼓子さんが引き継いでいます。二人の表現は歌唱においてはかなり異なるように感じます。
  • 素人の感想ですが、楠木さんの唱法は揺らぎがあって、息継ぎとか、喋るように歌うところに生々しさが宿っていた気がするんですよ。AZUNA Day2の"DIVE"で「私らしく!」のところだけシャウトするのとか。急激に聴衆のプライベート空間を直撃する。シンガーソングライターとしての引き出し、方向性と言ったところでしょうか。その揺らぎ、一回性に虚構のキャラクターが実存に変わる魔法を見ていたのではないか……そんな風に考えるのです。
  • 対して、林鼓子さんは安定していて、ミュージカル的歌唱と感じます。豊富な肺活量で面で攻める感じ。この揺るがぬ圧倒的な表現力に、作中で他のメンバーも夢中にさせるアイドルせつ菜の幻影を見る、そんな気持ちがあります。
  • 毎度の雑な分類するとこんな感じでしょうか。
    • 楠木ともりさん:一回性、揺らぎの生々しさ、SSW的手法。
    • 林鼓子さん:再現性、安定性による圧倒感、ミュージカル的技巧。
  • (念のため、これ正解とかなくて、演者によるそれぞれの表現の違いで、ぼかーどちらも好きですよ)
  • 何度か書いている映画第二章で愛さんが「"きみ"はもうせつ菜なんだよ」と肯定する。あれは作中のベタの台詞であり、メタの言葉でもあるように聞こえます。林鼓子さんがまた違う形でせつ菜を表現してくれた実存、ライブの物語が、フィクションにも流れ込んで来るようなエモーションの往還がありました。
  • これこそが冒頭に書いた「かもしれない」の奇跡なわけですよ!と繋げたところで、本稿おしまい。

おまけ




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