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人工知能が人間を凌駕する時代に。キャラクターソングには興奮できるのに、AI音楽にはガッカリする不可思議。

『ラブライブ! 虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会』「無敵級*ビリーバー」 (BD付)

はじめに

  • キャラクターソングには興奮できるのに、AI音楽にはガッカリする、という(自分の心の)不可思議さについて書いています。
  • 中須かすみさんは『虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会』というアニメに登場するキャラクターです。
  • Primaluceは最近話題になった超絶技巧のバンド(?)なのですが、その正体は実は……というのが話の肝になっています。

仮構のアイドル、中須かすみさんについて

  • まずはキャラクターソングについて。虹ヶ咲FLOWER MUSIC LIVEに向けて、マンスリーソングを改めて聞いています。『にじいろ☆ルミエール』最高ですね……狂騒的でアッパーで、でも祝祭感の中に少しだけ、かくありたいという祈りがある(ような誤謬のエモーションが芽生える)。
  • 今だから言ってしまうのですが、 虹ヶ咲6thライブのメインに据えられたラブソングって企画、自分はそんな刺さっていなくて。童貞だから色恋を忌避する、みたいな心性があるでしょう。その感覚故か、別にユーザに向けられる恋愛ソングとかいらねーつうか、キャラクター同士の関係性を愛でる方が好きつうか。例えば中須かすみさんにはもっとスケールの大きい、エンパワーメントソングを歌って欲しいみたいな気持ちがあります(めんどくせえ)
  • 中須かすみさんって、矢澤にこさんとか、前川みくさんの系譜だと思っています。本当は天性のスタアではないのだけれど、自分を「最強だと思い込んで」あえて無敵級なんだと信じる、定義することで活躍することが出来る。
  • 源流にはハロプロの嗣永桃子さんがモデルとしてある、という理解です。こういうキャラクター、わたくし好きなんですよね。
  • 虹ヶ咲の映画第二章で中川菜々さんが「わたしは本当は彼女ではない」という諦めを口にする。その後に、いや「君はもうアイドルなんだよ」とペルソナを肯定することで、実像と虚構がもう一度、合一する。この展開最高やなーと思うのですが。
  • 天真爛漫に見える中須さんも、中川菜々さん=せつ菜と同様に実は人工的な仮構のアイドルなのかもしれない。何が言いたいかと言うとー、そんなある種の虚像を抱えたキャラクターが『にじいろ☆ルミエール』みたいなスーパーアッパーな曲を敢えて歌っている、と設定(妄想)するとより興奮するよな!というだけの話でした。
  • もちろん、これは自分の解釈(妄想)に過ぎない、全然ちげーよという意見もあると思いますが。

PrimaluceがAIによるものと知り「ガッカリ」してしまう心の不思議

  • ここからAIによる音楽について。Spotifyで聴いたPrimaluceというアーティスト、こりゃすげーとか思ったのですが、曲名に「Aillusions」ってあったり、これつまり……ってことでしょうか。なんとも複雑な気分になり、あるいはやられたー!と言うべきでしょうか。
  • (Primaluceの場合、おそらく自動生成ではなく、ツールを駆使したAIアシスト型なのだとは思いますが)
  • 法的な是非とかをいったん置いて、ここで話したいのは自分の心情の不合理性です。「聞こえている音」という表層は変わらないのに、AI作成です、と言われるとガッカリしてしまう。我ながら保守的なリスナーやったんやな……。つまり、人がいて、シコシコ作っている、再現可能なものだという古典性、そこに宿る魔法、アウラの・ようなものを信じているということですね。
  • 生成のオハコになってしまったLo-Fi Hip Hopとかじゃなくて、プログメタル的なものが、ここまで出来てしまうのかという驚きもありました(あー意外に音密度上げまくりの手数足数圧倒みたいなのは相性良いのかも?)
  • プロダクション、音像はちょっと、Frost*あたりを思い起こすところもあり。
  • 一方で最近のDGMとか一時期のPain of SalvationとかOpethとか70年代回帰的なプログメタル、隙間ある音作りもあると思うんですが、これもAIでバンバン再現されたら、いよいよどうしよう、という気持ちになりそうです。しかしこの抵抗感も数年後には古びた価値観になるのかも……。

さいごに

  • 存在しない架空のアイドル、中須かすみさんには実存を錯覚出来て、AI音楽にはガッカリするのだから、人間(おれ)の感覚って不思議なものです。
  • 中須かすみさんには物語があって、誤謬が発生する余地がある。今のところPrimaluceは音しか知らんので、と言えばそうなのかもしれません。つまり後者にも美少女キャラクターが乗っかればええんちゃいますか(ひどいオチ)。
  • 節子、それは初音ミクが通り過ぎた道や。と言われたらその通りかも……。
  • ただ、ミク的な、ある種のぎこちなさは人工物として萌え、愛でる変換可能だけど、Primaluceの滑らかさ、人間との見分けのつかなさには逆に失望してしまうのかも。人間みたいだけど、人間じゃない!人間以上……と畏れすら感じてしまう。
  • この分野、何しろ日進月歩なので「一年後はそんなこと言うてたなー」と笑ってAI音楽聞いてるかもしれんのですが。

おまけ

  • 今回の話、以前書いたここら辺と関連しているかもしれません。滑らか過ぎると興奮しない、人間らしさとは、という件。
  • tekkmakk.hatenablog.com



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