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オッサンによるアイドル、スタア唯幻考。性欲だけではなく、自分が生み出した物語との齟齬故にテンション上下するのでは、という話

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はじめに、スタアへの幻影と勝手な失望、それは脳内物語だから……という話

  • アイドルのゴシップとか声優の結婚とか、元来ショックを受ける必要なんてないんだよ……それなのに自分が動揺してしまうのは何故なのか?それは性欲(だけ)ではなく捏造された脳内物語の故ではないか?という話を書いています。
  • 言うまでもなく完全に素人の与太です。あとこれ念のための断りですが、演者を攻撃したいわけではなく。あくまで受け手の問題であり、基本的に自爆してのたうち回っている記事です。
  • 以前に書いた話と真っすぐ繋がる事案かも……なんてことも思いました。

アイドルのゴシップに動揺するのは何故なのか

  • 本当にどうしようもない話ですが、ゴシップ記事ってあるでしょう。「あのアイドルが深夜スポーツジムで6時間密会熱愛!」みたいな出歯亀根性全開のやつ。そんなんほっといたれやであり、こういう記事こそが糞で、プライベートなんて人の勝手だろーがと思うのですが。しかし理性では判断できているつもりが、情緒の部分ではテンション下がっている自分を発見するのです。
  • その昔、とあるアイドルの卒業間際にゴシップ記事流れて憂鬱になったことありまして。事情も知らない外様やアンチからヤイヤイ騒がれる、あるいはファンだった人からガッカリとか言われたり、卒業に向けた展開が毀損された感じもあり、んあーという未整理な感情に苛まれたり……。
  • こう書くとハイハイ、疑似恋愛お疲れ様、性欲ですね、お薬出しておきますねーとツッコミされそうです。そういった要素もちろんゼロではない。自分が好きな理由に性欲は、ある(そんなにハッキリ書かなくてよい)。しかしこの時のテンションダウンの真相は、実はもう少し違うロジックによるものではないかしら。

性欲や疑似恋愛だけではない筈

  • アイドル応援のエモーションって、よく言われるような擬似恋愛や性欲だけでなく、物語や理想化によるところ大なのではないかしらと。つまりアイドルに可愛さだけでなく、幻想による貴さを求めているが故に発生するものではないかと。厳しいレッスンに耐えて、アイドル道に邁進する。彼女の動機は同期との絆だったり、ファンからの応援、更に言えばアイドルという理想像への献身なのだ……という風にオタクは脳内生成した物語を求めているのではないか。
  • 言うなればアイドルに求道的なサムライの姿を投影している。バカ馬鹿しいお話と笑われるかもしれませんが、こういうトーンあると思うんですよ。少なくとも自分にその要素がゼロとは言えない。プロレスラーとかにも同種のイデオロギーを求めてしまっていたことあります。全日本の四天王プロレスとか初期PANCRASEとか、類似の投影対象だった気がします。
  • これは、なんだったら擬似恋愛や性欲よりグロテスクで、身勝手な心性とも言えます。つまり人工的な物語をでっち上げて感情移入している。ゴシップにダメージ受けるのは、そういう内製した物語への没入を阻害されるからではないか。
  • もっとひどいこと言うと、他人の苦労、努力は感情移入しやすい。だから歌やダンス、パフォーマンスするアイドルにはリリシズムを感じることができる。でも他人の恋愛って、没入しづらい。アイドルという幻影への抽象性が下がってしまうから、という理屈。
  • 人間(おれ)は他人の孤独には感情移入できるけど、幸せのイメージには陶酔しづらい。改めて整理すると以下になります。
    • 抽象的な孤独/苦悩→美しい物語にアレンジしてムシャムシャ食べることが出来る。
    • 具体的な恋愛/幸福→確定しているので物語に変換して食べ辛い。
  • うーん、マジで酷い、ど外道の思考と思います。ただ、かつてテンションダウンしてしまった自分がいることは確かで、それを見つめると、こんなしょーもない理由なのかなーと思いました。

そもそも恋愛に纏わる呪いを止めろよと

  • 上記の話をしたところ、アイドルの恋愛如きで一喜一憂するのおかしいよ!呪いだよ!だいたいそれはお前の中にしかない虚構だろ、押し付けるんじゃねえよ、と言われてですね、それはもう全くその通りなんです。
  • ええかげんにせーよという幼児的な情緒だとは思います。これは正しいわけでもないし、分かったからと言って免罪されるわけでもない。書いていて自分でもバーカばーか!と突っ込みたくなります。ただ自分の心の動きはこうなんだろうな、という自爆系のお話なのです。のたうち回って内臓を晒して腑分けしてみた、という話なのです……。んあー。

とある声優アーティストさんの結婚について

  • そんなこと言ってる傍から、正月にとある声優さんの結婚報告がありました。自分は、この方のリリースイベントとライブに行ったことがある程度にはファンなのですが、おめでとう!末永くお幸せに!という祝福の気持ちと、モヤモヤしているしょーもない心の動き二つあり。またしてもこの動揺はなんなのか、いらんことを考えてみました。
  • この声優さんはシンガーソングライターとして活動されていて、それによる増幅された幻影って改めてデカいのではと思った次第です。自作曲にてある種の孤独、苦しみに寄り添いたいと歌う。それによりキャラクターソングを主とする演劇的な役者よりも、ドキュメンタリー的な、リアルな存在として聞いてきたのではないか。そこに自分はウットリしてきたのではないか……。
  • 冬の寒い帰り道にドリームポップ調のサウンドと彼女の囁き声を聴いて不意にエモーショナルな情動を感じてしまったり、彼女の歌を孤独の伴走者みたいに捉えて陶酔してきたのではないか……。あー、書きながら大変恥ずかしく、しんどくなってきました。恐ろしいことにまだ続きます。
  • そもそも本来は作品と作者は別だし、それなのに結婚発表に動揺してしまうのは、無関係と理性では思いながら、孤高のSSWという勝手に内製したイメージが揺らぐからではないか……。パートナーいようが孤独や生きづらさは消えないんですよ。それは承知のつもりでありながら……。

内省的邦ロックでありながらアイドル的に受容されている、とか知った風なこと書きながら

  • ここまで書いてしまったので、さらに踏み込んでしまうと、やはりリスナーの一定層(要するにおれ)はどこかアイドルとして受容してきたのではないか。90年代含めガールポップのリスナーが、その実は対象をアイドル的に摂取してきたであろうことと同様に。つまり音楽そのものだけでなく、容姿や関係性、付随して立ち上がる物語にも惹かれていた。わたくしはあくまで音楽を聞いています、と自分に言い訳しながら、その実ルックスや提示される世界観に酔っ払ってきた……。認めたくないのですが、首肯せざるをえない……うぐぅ。
  • これ微妙な話ですが、ご本人はあくまでアーティストとして活動されていて、その内省的な邦ロック然とした打ち出しと、アイドル的な受容のズレがあったとも思うのです。結婚発表はそういう後者の受け止めから脱却して、ひとりのアーティストとして活動したい、人間宣言(おおげさ)みたいなところもあるんかなーとか思いました。これこそが勝手な物語、内面化そのものかもしれんのですが。
  • 実際に、このアーティストさんの現場でのアイドル的な消費については、過去にこんな記事を書きました。
  • しかし、なんのことはない、内省的邦ロックでありながらアイドル的に受容されている、とか知った風なこと書きながら、おれ自身が同じ穴のムジナだったというオチです。あんこくしんわの話を書いた時の焼き直しみたいだな……。
  • ロクでもない話とは思います。とても対象、ご本人には届かないようにしておきたい。けれど、このインターネッツの片隅では吐き出しておきたい、という気持ちです……。

CoCo壱のカレー食って寝ろ案件ではある

  • あー、ご本人にお祝いではないリプライ、怨嗟や呪詛を投げつけている輩とかは、どうかしていると思います。そういう態度は論外ですが、自分の中のモヤモヤを直視して煩悶を言語化する、それは悪いことじゃないとも思います。それだけ強い引力に魅了されてきた、そして空いた穴にあなたが向き合った証でしょう。
  • その脂汗、発生源となった腑を確認するのは自分を誤魔化さず、やっておいた方が良いのではないか、とも思います。
  • 繰り返しますが、怨念や罵倒を撒き散らすのは別ですよ。
  • 結局は「好きだった女性アイドル/アーティストが恋愛/結婚して寂しい!」というだからどうした案件に過ぎません。そんなもん元より関与不可能な他人の人生なんだから、脂汗流して歯食いしばって受け入れて、CoCo壱のカレー食って寝ろ、という話ではあります。

既存ソースとコンフリクトする、その際の修正コストがしんどいのかも

  • これアイドルに限らない話とも思っていて。自分は、銀幕のスタア、プロレスラー等を脳内で作り上げた物語を投影して消費している。後に内製した物語と実像がズレると(思ってしまうと)その齟齬に苦しみを覚えてしまう。
  • (最初は例として現在のジャッキー・チェンにモヤモヤする、という話と絡めて書いたのですが、分かり辛いよ!と言われてバッサリ削りました。ううう。またどっかで書いてみます)
  • こういうアナロジー適切かどうか分からないですが、心の中に出来上がってしまったシステムを修正するコストがしんどい、という話なのかもしれません。既存ソースとコンフリクトするので、なんとかcherry-pickしてマージして……でも上手くいかないので、あとは運用でカバーみたいな感じと言いますか。そのコンフリクトする、と思ってしまう自分の心性こそがしんどいんだよな、とも。
  • あるいは公式発表と、自分が描いてきた同人誌の差異に解釈違いとして悩んでしまう、みたいな心性ですね。

さいごに

  • こんなことに呻吟するより、もっと頭使うべきことあるだろう、仕事含め自分の実人生を見つめましょう、と言われたら、ホントその通りと思います。正月早々にこんなこと書く必要はなかった……でも書いてしまったから公開しよう。あとは酒飲んで寝ましょう。

おまけ、先人の掌の上だったのかも

  • 延々書いてきましたが、ふと昔々に読んであまりピンと来てなかった唯幻論ってこういうことだったのかも。「事実がどうであるかよりも、それをどう幻想化したかの方が重要となる」という提起。あーモロにこれじゃん、という。腸晒してのたうち回ってきたつもりが、過去のうっすらとした記憶から引っ張り出してきた、借りパクだったのかも。とりあえずこのテーゼを受け入れると煩悶が解消して少し楽になるかもしれませんね……いやあ、あまり変わらないよ!
    • 唯幻論物語



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