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Aurora、外側へ向かう戦闘的なシン・Trve信仰の体現者「あなたたちはそのままで完璧です」の意味するところ

What Happened To The Heart?

はじめに

  • 北欧エレクトロ・ポップの旗手、Auroraさんについて書きました。
  • ライブに行ってきたのですが、そもそも自分はよく分かっていなかった、誤解していた。彼女は自己を肯定する、現代Trve信仰の表現者という話を書いています。

まずはライブ体験、席ガチャに敗北と、神秘体験

  • 現実からの逃避として、ひと月に1度ぐらいはライブイベント行くことを自分に許可していて、これを人生のドーピングと呼んでいます。今回はAuroaさん行ってきます。
  • もうあと1週間と迫り、勇んで発券してきたら、アリーナだけれど、かなーりの後方席。S席で応募したのですけれど、ガチャ敗北した感ありあり。高低差あるスタンドの方がこれよか視界良好ですよね……。まー席が全てではない、と割り切って楽しんでくるしかない。
  • もう21世紀なんだ、席ガチャなんかに悩まされる必要はないと思うんですよね。PS VRで『アイドルマスター』のゲーム遊んだ時は感激したものです。ボタン一つで座席配置、視点切り替えが出来て、ステージのアイドルを様々な位置から見ることが出来る。あれを現実にしてくれませんか。霊体になるとかそう言うのでもいいから(真顔)。
  • 2025/2/17、仕事は絶賛トラブル中なのですが、華麗なる賭け、早退を決めて今から東京ガーデンシアターへ。うわわーい。
  • というわけで行ってきました。いやー良かったですねい……。フラットなアリーナ後方Fブロックの席でやっぱり視界良好とは行かなかったのだけれど、歌・演奏・映像演出いずれも期待を超えていて。現在進行形のあんこくしんわを拝んでくる、という心持ちでしたが、まさにこういうのを浴びたかったんや、というちょとした神秘体験の趣ありました。
  • 全般に音源と異なるアレンジがされていて、特に"When The Dark Dresses Lightly"辺りはゴリゴリに低音が効いた、ある種のゴシックメタルめいた攻撃性と扇情力がありました。もっかい浴びたい……。
  • ライブ終わりにお台場付近を徘徊おじさん。完全無人でちょっと気持ち良いのですが、半端ない寒風が吹き荒んでおり……。風強過ぎ、寒過ぎるのでさすがにこれにて帰ります。

Auroraさん、内的幻想の表現者として

  • こんな感じで、ライブは楽しかったのですが、そもそも自分は誤解したままウットリしていたことが後で分かってきます。以下はライブ後に復習していて、ようやっと辿り着いた話になります。
  • 以前、ブラックゲイズの旗手Alcestについて書いたのですが、連想ゲーム的に話を広げますとですね、この方法論、"幻想の内面を音楽に投影する"とでも言うべき在り様はAuroraさんも相通じるものがあると思うンですよ。
  • 彼女もまた、自身の中にある夢や神話を音楽に昇華するアーティストですよね。「私は人間じゃなく自然と精霊の中間にいる存在」と語っていたりします。
  • 興味深いのがAuroraさん、メタル好きを公言していて、幼少期はなかでもブラックメタルを愛好していたそうなんですよ。投稿内のビデオで発言あり。
  • 一見、攻撃性に満ち溢れた(特に初期の)ブラックメタルとAuroraさんの音楽は結びつかない感じがするじゃーないですか。でも彼女は、自分の脆さ・怒り・痛みを否定せず、自然や神話、身体の解放を通して肯定へと昇華するというアティテュードの持ち主なんですね。
    • www.youtube.com[AURORA - Through The Eyes Of A Child - Songs For Gaza Charity Concert @YouTube]

「あなたたちはそのままで完璧です」問題について

  • たとえば代表曲の一つ、『Cure for Me』。この途中で彼女は叫びます。「あなたたちはそのままで完璧です」
    • x.com
  • ただこの名アンセムであり、シグネチャ・ムーブについて。ライブで炸裂した時、周囲はうおーと盛り上がっていたのですが、自分は正直言うとなんかイマイチ乗り切れなくて。だってほら、おいらは美少女アニメ見てニヤニヤ、エロ漫画読んでブヒブヒみたいな人間だから。そんなエンパワーメントされても困る、みたいなよくわからない葛藤を感じていたんですよ。
  • しかしこれは自分こそが完全に勘違いしていて、Auroraさんのそれはコウペンちゃんの「学校行ってえらいー」「あなたはそのままでいいんだよー」みたいなユルフワ肯定ではないんですよね。
  • むしろ欠落や問題を抱えた自分を肯定できるのは貴方だけだ、他の人からの癒しや慰め、矯正などいらぬ!ひかぬ、かえりみぬ!という戦闘的なシャウトなんですよね。(そんなもん"Cure for me"の歌詞読めば一目瞭然だろうと。すみません)
  • Auroraさんは一見するとその幼い、とさえ感じる容姿から、ある種の癒し系みたいに受容されてしまう向きもあるのではないかしら。(かく言う自分も最初そうでしたdahaha)
  • しかし実際は社会、政治への主張もむしろ明確なファイターなんですよね。自分の性、肉体は誰のものでもない自分のもの、という歌も多く、幻想系に見えてエロスを表現することを厭わないという意味では源流天一郎のケイト・ブッシュさんに連なる人なのかもしれません。

さいごに

  • 前述した実はブラックメタルを愛好していたという話がここにきてリンクしてきて。攻撃性を持ちながらも、それを排撃ではなく戦闘的な自己の肯定や物語として歌う。彼女はシン・Trve信仰の体現者なのでは……という見立てなのです。Alcestが内側を愛でる方向で、Auroraさんは外側と戦うシン・Trve信仰、なんて区分けも出来るかもしれない。
  • これがライブ行っておきながら、そそそも根本部分をよう分かっていなかったという話であります。
  • 次回来日の際は、おいらにもシャウトさせて欲しい。あと頼むから良席でお願いしたい。前回はSチケットなのにアリーナ後方Fブロックだったんですもの!(まったくTrveではない態度)



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