
はじめに
こんにちは。ZOZOTOWN開発本部の齋藤(@Jin_Pro_01)です。
2025年8月26日にちょっと株式会社さんと共同で「ちょっと株式会社×株式会社ZOZO フロントエンド合同勉強会」をクローズドイベントとしてオンラインで開催しました。両社におけるフロントエンドを用いたプロダクト開発における具体的な事例を共有し、課題解決の糸口を見つけるきっかけや両社のエンジニアの知見を深めることを目的として開催しました。当日は両社合わせて50名以上の方に参加いただき、大変貴重な機会となりました。
この記事ではまず当日の勉強会の内容について紹介し、その後に運営する中での工夫や得た学びについて共有します。
登壇内容まとめ
本勉強会のファシリテーションはちょっと株式会社さんの西村さんにご担当いただき、両社から次の4名が登壇しました。
| 発表タイトル | 登壇者 |
|---|---|
| 最近のNext.jsのことはなにもわからないのでClaude Codeに作らせてみた | ちょっと株式会社 こばしゅん |
| v0 を活用したプロトタイピングづくり | ちょっと株式会社 後藤 滉希 |
| WEAR Webリプレイスの進め方 | 株式会社ZOZO 岩崎 拳志 |
| ZOZOTOWNフロントエンドにおけるディレクトリの分割戦略 | 株式会社ZOZO 菊地 宏之 |
最近のNext.jsのことはなにもわからないのでClaude Codeに作らせてみた

最新のNext.jsについてClaude Codeを活用してキャッチアップする試みについてお話しいただきました。AIを開発にどう活かすか、その具体的なアプローチが共有されました。
v0 を活用したプロトタイピングづくり

v0を活用した効率的なプロトタイピング手法について発表いただきました。開発の初期段階でいかにスピーディーにUIを構築するか、その実践的なテクニックが紹介されました。
WEAR Webリプレイスの進め方

ファッションコーディネートアプリ「WEAR by ZOZO」のWeb版リプレイスプロジェクトについて、そのアーキテクチャや技術選定、プロジェクトの進め方など、大規模リプレイスの裏側をお話ししました。
ZOZOTOWNフロントエンドにおけるディレクトリの分割戦略

大規模サービスであるZOZOTOWNにおいて、コードの保守性や開発効率をいかに高めるかという観点から、フロントエンド開発のディレクトリ分割戦略について共有しました。
こちらの内容については以下でテックブログとしても公開しておりますのでぜひご覧ください。
各社の発表後、弊社の技術顧問である古川陽介さんよりそれぞれの発表に対してご講評をいただきました。技術顧問という立場ならではのフィードバックや議論を深める質問をいただき、大変有意義な時間となりました。
クロストーク
勉強会の後半では登壇者と参加者を交えたクロストークとして感想共有の時間を設けました。
「両社のAI導入の進み具合」「ZOZOTOWNで未だ動き続けるVBScript」「プロトタイプを作るAIをどのように業務で活用していくか」など発表内容に関する質疑応答や両社が抱える共通の課題についての意見交換などが行われました。
勉強会運営の工夫と学び
今回このような勉強会を実施し、ZOZOという組織の中で社内外に向けてアウトプットする機会を創出できたことは私自身にとって大きな成果でした。
ここからは、この勉強会を開催する中で得た気付きや工夫について紹介します。
開催形式を工夫することで、開催および参加ハードルを下げる
今回の勉強会は、「両社のみのクローズドな勉強会」「オンライン開催」「ランチタイムの13:00〜15:00」「業務都合に合わせた任意参加」という形を取りました。企画当初は「オフラインで開催するなら会場の選定」「開催時期」「外部からの参加者の有無」など様々なアイデアが浮かんでいました。しかし、それらは当然準備や調整に事実上多くの労力と時間を要します。まずは運営側・参加側の双方に負担の少ない形で開催したことが成功の大きな要因だったと感じています。
それに合わせ、両社からより多くのエンジニアに参加してもらいたいと考え参加ハードルの低い雰囲気を目指しました。参加を強制しない分、人が集まりづらいことや主体的に参加してもらうことが難しくなるデメリットはありましたが、コストをかけず勉強会を開催できるというところにそれ以上のメリットを感じました。
スムーズな運営を可能にした連携体制の重要さ
開催形式を工夫したといえ、合同勉強会は両者間の調整など準備が多いことに変わりはありません。しかし、ちょっと株式会社さん側のコーディネーターである茨木さんの存在が非常に大きく、コミュニケーションからタスク管理まで円滑に準備を進められました。この場を借りて改めて感謝申し上げます。
ZOZO側では私が窓口および、登壇者への声掛けや社内でのアナウンスをまとめて実施しました。その中ではZOZOのDeveloper Engagementブロックや、全社横断のフロントエンドワーキンググループである「FEST」にもご協力いただきました。FESTは社内のフロントエンドエンジニアの連携強化、技術力向上といった目的とした組織で、今回は社内への告知や参加者の募集および当日の運営サポートなどで力を貸していただきました。
このような勉強会の運営を円滑に進められる体制が整っていたことも、今回の勉強会成功における大きな要因となったと感じています。
勉強会のコンテンツを形づくる登壇者、ゲストへの声かけ
より参加したいと思える勉強会にするため登壇者を選定する上で意識したのは、プロダクトやエンジニア歴などが異なるバックグラウンドを持つメンバーへ登壇を依頼することでした。
WEARの開発に携わるジュニア枠として岩崎、ZOZOTOWNの開発に携わるシニア枠として菊地に登壇を依頼しました。さらに弊社の技術顧問である古川陽介さんにも当日の講評やクロストークへの参加を快諾いただき、会全体の質の担保と多角的な議論が期待できる強力な布陣を整えられました。
おわりに
勉強会の開催後にアンケートを実施し、参加者から勉強会全体と各登壇内容についての感想を集め、登壇者へフィードバックとしてお届けしました。「他社の事例が聞けて刺激になった」「明日から使える知見があった」などのコメントが寄せられました。
このように合同勉強会という形で社外の目線を意識したことが資料の質を高め、その結果として社外への素晴らしいアウトプットの機会、さらには登壇者へのフィードバックを届ける機会に繋がったと感じています。
ちょっと株式会社さんとZOZOから登壇いただいた4名、およびご参加いただいた皆様のおかげで自社内だけでは得られない情報や知見を共有できる貴重な機会となりました。誠にありがとうございました。今後もZOZOを盛り上げるべく、こういったイベントを企画・開催していきたいと思います!
なお、今回の勉強会はちょっと株式会社さんで企画している「フロントエンド技術に関する合同社内勉強会」の一環として、ちょっと株式会社CEOの小島さんにお声がけいただき実現しています。詳細については以下をご参照ください。
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