以下の内容はhttps://tech.youtrust.co.jp/entry/2026/02/20/163609より取得しました。


最近働いていて感じるエンジニアの役割の変化について

こんにちは、YOUTRUSTのWebエンジニア今井(YOUTRUST / X)です。

最近、AIの台頭によってプロダクト開発の景色が大きく変わってきていると感じています。ここ2年くらいでも十分な変化がありましたが、特に直近は加速度的に変わっている印象があります。

ツールが便利になった、実装が速くなった、という表面的な変化ではなく、エンジニアの役割そのものが変わってきているような感覚があります。

今回は、最近働いていて感じている現場の変化や困りごとを書いてみます。

自分の仕事を、エージェントに依頼することが増えた

まず大きな変化として感じているのは、コードを書く時間よりも「待つ時間」が増えたことです。

AIに実装を任せ、その結果を待つ。その間に別の仕様を考えたり、次のタスクを整理したり、新しい開発の種を探したりする。気づけば、自分が手を動かしているというよりも、複数のエージェントをマネジメントしている感覚に近くなっています。

ある種、自分がPdMのように振る舞い、エージェントという名のエンジニアに仕事を割り振っている状態です。いずれは、1チーム1人のエンジニアに複数のエージェントが付くようなチーム構成も当たり前になるのかもしれません。

コードを書くこと以外について考える時間が増えた

実装スピードが上がったことで、これまで見えにくかった開発フロー上のボトルネックが目に入るようになってきました。

承認待ち、レビュー待ち、仕様の曖昧さ、テスト設計の不足など、実装以外の部分がプロダクト開発全体の速度を決めていることを強く意識するようになりました。いま考えているのは「どうコードを書くか」よりも、「どう早くユーザーにアウトカムを届けるか」です。開発フロー全体をどう滑らかにするかという視点で考える時間が増えました。

エンジニアはAI活用の推進役

AIの進化を日々体感しているからこそ、十分に活用しきれていない状況を見ると、もどかしさを感じることがあります。

まだ社内全体でAI活用が浸透しているとは言い切れない中で、エンジニアは単なる利用者ではなく、社内におけるAI活用の推進役になるべきではないかとも思っています。新しい道具を一番早く触れる立場にいるからこそ、その可能性を広げる役割も担う必要があるのではないかと感じています。

職種の境界が溶け始めている

PdMやデザイナーが担ってきた仕様・体験設計の検討に、エンジニアがより深く関わる場面が増えてきました。

AIが実装を担いやすくなった分、「何を作るのか」「どう振る舞うべきか」を考える比重が高まっています。エージェントの回答を待つ、いわば「祈る時間」が増えたことで、その間に思考する余白が生まれているのかもしれません。

その結果、エンジニアがPdM的に振る舞う場面も増えていますし、逆に他職種も実装を強く意識しながら仕様を考えるようになっています。職種の境界が少しずつ溶け始めているように感じます。

実装が楽になったからこそ、深く理解する意識が求められる

実装が以前より楽になったことで、ある意味で仕事は回りやすくなりました。AIが出してくれる答えをざっくり理解するだけでも、一定のアウトプットは出せてしまいます。

しかし、その状態に甘えてしまうと、自分自身の成長は止まってしまうのではないかという危機感もあります。AIが生成したコードや設計案を「なんとなく分かった」で済ませてしまうのではなく、なぜその実装になるのか、どんな前提に立っているのか、どこにリスクがあるのかをきちんと理解することが重要だと、これまで以上に感じるようになりました。

ここ最近は、ソフトウェアの仕組みそのものがどんどん抽象化されています。1年前までは、AIが発達すればするほどコンピューターサイエンス的な基礎がより重要になってくる、という話がXでもよく見られました。確かにその通りだと思います。一方で、抽象化が進みすぎて、もはや基礎的な仕組みを深く理解しなくても一定のものが作れてしまうのではないか、と錯覚してしまう瞬間も多くあります。

実際には、間違いなく理解していたほうが良いのですが、抽象度の高いレイヤーだけで仕事が成立してしまう環境が整いつつあります。だからこそ、意識的に一段下のレイヤーまで掘り下げて考える姿勢がこれまで以上に重要になっているかなと感じています。

エンジニアの責任範囲は広がっている

振り返ると、AIによって「エンジニアの仕事が奪われる」というよりも、「エンジニアの責任範囲が広がっている」と感じることが多いです。コードを書くことは依然として重要ですが、それだけでは足りません。仕様、設計、開発フロー、品質、合意形成といった要素を横断的に見ながら、開発全体を前に進める役割がより強く求められているように思います。

さらに開発だけでなく、ビジネス側の業務の自動化・効率化についてもエンジニアが責任を持って推進するべきと感じています。最近はビジネス側の営業やマーケメンバーにAI活用方法を伝えにいくなど、開発以外の業務を担うことも増えてきました。

さいごに

現在チームとして開発フローの改善に取り組んでいます。半年後にはさらにエンジニアの役割、プロダクト開発の方法が大きく変わりそうなので、とても楽しみです。


引き続き、YOUTRUSTではエンジニアを募集しています! 興味のある方はぜひご応募ください。

YOUTRUSTの開発チームについて紹介させてください! | 株式会社YOUTRUSTの採用募集 | YOUTRUST

株式会社YOUTRUST の全ての求人一覧




以上の内容はhttps://tech.youtrust.co.jp/entry/2026/02/20/163609より取得しました。
このページはhttp://font.textar.tv/のウェブフォントを使用してます

不具合報告/要望等はこちらへお願いします。
モバイルやる夫Viewer Ver0.14