こんにちは、SmartHR 品質保証本部のtarappoです。

2025年10月1日から品質保証部は「品質保証本部*1」となりました。
本記事では、その背景と意図について説明します。
具体的には以下の2点です。
- 「本部」となった理由
- 「本部化」に伴う労務ユニットの再編
なぜ「本部」となったのか
今回の「本部化」の目的を簡単に説明します。
「本部化」は、ボトムアップの文化を大事にしつつも、組織としてより広く・深く動けるようにするための一歩です。
これによって、短期的な改善だけでなく、中長期的な視点での品質戦略や改革が進められるようになります。
これまで品質保証部は、部としての全体の動きは進めつつも、各ユニットや各メンバーのボトムアップの取り組みを主に積み重ねながら、プロダクトごとの品質課題に取り組んできました。
しかし、組織全体がスケールしていき、開発組織全体は変化し続けています。
品質保証部としてはその変化に追従ができていないといえる状況が続いていました。
すべての開発チームに関わることが厳しくなっており、関わり方についての模索をしています。
その中において、ボトムアップからのアプローチによる限界が顕在化してきました。
さらに組織の変化の遅れから、いくつかの課題が生まれています。
一例をあげると、次のようなものがあります。
- 開発組織の変化に追従できず、他組織と「一緒に」動くことが困難
- ボトムアップだけのアプローチでは、横断的な技術課題や中長期的な改革が困難
- 品質メトリクスの集計・分析をより広い範囲で活かすことが困難
QAという領域は、早めに関わりながら動いていくことが重要です。
だからこそ、変化に対して先回りして動ける体制への変化が重要といえます。
しかし、今まではそのような組織体制となっているとはいえませんでしたし、むしろ後手にまわっている状況でした。
そこで品質保証部を「本部」とすることで、スケールしていく他の開発組織と同等の視座で動き、横断的・戦略的に品質保証を推進できる体制へと進化する必要がありました。
さらに「本部」になることで、「部」を新たに作り横断的な動きをより加速させることができます。
今回新たに作った「労務プロダクト品質保証部」について次に説明します。
労務ユニットの再編と新しい役割
今期の下半期(25年7月)から労務ユニット体制を変更したのは以前ブログ記事で書いたとおりです*2。
Scrum@Scaleの導入に伴う開発体制の変化に追従するために、労務ユニットのメンバーで考えながら決めた新たな体制でした。
この体制でエリアやドメインにQAEが関わるスタイルを進めて数ヶ月がたちました。
その中において、QA視点を用いて関わっていけるようになり、さまざまな箇所でより広範囲へのアプローチを進めていく必要性が見えてきました。
その結果としてより組織として「広く」「深く」関わる必要性がでてきています。
そこで、今回の「本部化」に伴い「労務プロダクト品質保証部」をつくることとしました。
部を作り、より組織にコミットメントできる「マネージャー」をアサインし、組織としての動きを加速させることができるようにしました。
今回、変更された「品質保証部の労務プロダクト開発体制」は次図のとおりです。

参考:https://speakerdeck.com/qa/qa-intro-202310
「労務ユニットA」と「労務ユニットB」という2つのユニットで構成されていた体制を、新設した部である「労務プロダクト品質保証部」配下としました。 この体制により、より「広く」「深く」関われるようにアップデートしています。
一方、現時点ではマネージャーは兼務となっています。
そのため、労務プロダクト品質保証部では次のメンバーを募集しています。
- マネージャー:労務プロダクト開発における品質面の「全体戦略と体制づくり」を担い、QA視点で組織やプロジェクトをリード
- チーフ:ユニット単位で品質活動を推進し、現場に近い視点でメンバーをリード
こうして組織としての体制が変化している一方で、上述した新しい役割を担っていただける仲間もさらに必要になっています。
We are Hiring!
私たちはプロダクトや組織の変化に合わせて進化し続ける必要があります。
そこで今回、私たちは品質保証部から品質保証本部となり、今まで以上の動きができるような組織体制への第一歩を踏み出しました。
これらからより大きなチャレンジを進めていきます。
ぜひ、一緒に進めてくれるメンバーを募集しています。