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年末恒例第2回SmartHRハッカソン開催レポート ── テーマはLLM!

2024年12月25日〜27日の3日間にわたって、年末恒例第2回SmartHRハッカソンを行いました。 このレポートでは、その模様をお伝えします。

目次

今年のテーマはLLM!

昨年に引き続き2回目の開催で、今年のテーマはLLM(大規模言語モデル)です。 今年は、19人9チームが参加しました。内訳は、3人チームが5つ、1人チームが4つです。

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事前にハンズオン

ハッカソンに先立つ12月上旬に、LLMのハンズオンが行われました。

ハンズオンでは、Head of AIの @ryopenguin さんに、

  • LLMや周辺知識
  • Google AI Studioの使い方
  • Gemini APIの使い方

をレクチャーしてもらいました。

Geminiは画像の読み取り、検索、コード実行など、さまざまなことができてすごい! ハッカソン参加メンバーにも大いに刺激になったようです。

説明資料と発表者が表示されている
オンラインで行われたハンズオンの様子

開発

ハンズオンが終わったら、チームごとの作業です。 プロダクトにLLMを組み込むアイデアを検討し、動作するプロトタイプを開発します。

コツコツと開発を進めてもよいルールなのですが、本格的な開発は、たっぷり時間がとれる12月25日〜27日の3日間で行ったチームが多かったようです。 リモートで開発を進めるチームも、出社して開発を進めるチームもありました。

3人で並んで作業をしている
集まって最後の仕上げを行うチーム

発表会

最終日の夕方は成果の発表会です。 チームごとに、約5分間のプレゼンテーションと、審査員との質疑応答を行いました。

壇上で開会宣言を行っている 審査員が質問を行っている スクリーンを見ながらプレゼンテーションを行っている AIと面接のシミュレーションをしている 3人で登壇している 審査員が質問を行っている

審査

発表会が終わったら、審査員だけ別室に移動して審査です。 審査員はCPO(Chief Product Officer)の @adachi さん、COO(Chief Operating Officer)の @kurahashi さん、ハンズオンを行ったHead of AIの @ryopenguin さんの3人です。

審査員の3人が別室で協議を行っている
審査の様子

結果発表

そして表彰式です。

優勝は、AIで最強の”配置”を考える『配置アシスタント(β)』を実装したチームでした。

AIによる配置シミュレーションの結果が表示されている
優勝した『配置アシスタント(β)』の画面

選定理由です。

  • デモの魅力が一番あった。僕がお客様だったら「買います」と言っちゃうくらいの説得力があった。精度が本当に出るのかといったところのワクワク感もあるし、商談が盛り上がる絵も浮かんだ( @adachi さん)
  • ユーザー価値としてわかりやすいものを、ある程度の精度のもと実現できる。要件に対して合ったスキルや経験を持った人を数百人の中から人間の手で探すのは難しいので、ある程度の精度でAIがリストアップしてくれるだけで、それが完全には合っていなくても実利用価値がある( @kurahashi さん)
  • 選んだ理由は二つある。一つは、課題の選定がちゃんとユーザーのほうを向いていること。もう一つは、ソリューションがLLMに適していること。LLMは評価軸をずらせるものに導入し、判断は人間がするほうがよい。配置は正解がないので、精度どうこうではなく、ちゃんとたたき台が作れることが重要( @ryopenguin さん)

優勝チームには、チームのみんなで行けるお食事が授与されました。

壇上で、優勝したチームに審査員がのし袋を渡している
優勝賞品を授与

現地に集まった参加者と審査員で記念撮影をしている
みんなで記念撮影

審査員総評

全体を通した審査員の講評です。

  • 年末でお休みに入る人も多い中、仕事納め日までコードを書いて、本当にみんなのことを大好きだなと思っています。優勝に漏れた方々も、実用に向けてやっていってほしい。面接関係のアイデアが多かったので、統合して自社の面接に活用できると面白そう( @adachi )
  • 実装できそうという期待値が非常に上がったので、2025年はAIを活用した機能・プロダクトがいっぱい出てくるとうれしい( @kurahashi )
  • 僕は1年間、「なぜエンジニアはLLMに興味を持ってくれないのか」と本当にもどかしい日々を過ごしてきた。みなさんが参加してくれて本当にうれしい。今回のハッカソンを通して、ちょっとでも「こんなところに使えそう」という勘所がわかるだけでもすごくよかったと思う。2025年は開発プロセスにも導入しようという話が挙がっているので、みなさんがハブになってほしい( @ryopenguin )

懇親会

ピザを食べながらみんなで懇親会をしました。

3つのテーブルに分かれてみんなでピザを食べている
懇親会の様子

参加者の感想

参加者アンケートに寄せられた感想には、次のようなものがありました。

まずは、ハッカソン全体の感想です。

  • ハッカソンは普段触れることのない技術や企画で開発できるので楽しかったです! また、いろいろな人と交流もできて楽しかったです!
  • 同じチームの2人の人柄とスキルが素晴らしかった。参加する前は戦力になれるか不安だったが、3日間楽しんで開発することができた
  • 普段は触らないコードや機能を触ることで、SmartHR全体への理解度を深めることができた
  • 普段開発業務をがっつりできていなかったので、集中して開発するのが楽しかったし、技術的な刺激にもなりました。また、他のリポジトリの構成を見たりとか、普段使わないライブラリを使用することもできたので良かったです
  • ハンズオン神。おかげで、技術的なつまずきに振り回されること無く、本質的なところに集中することができました
  • 優勝チーム以外はオール・オア・ナッシングのような感覚があったので、事後でも良いのですが各チームへの詳細な講評があると、何がどう至らなかったか、サービス化するならどういう観点が必要なのかフィードバックとして捉えやすい気がしました!

続いて、LLMについての感想です。

  • ハッカソンを通してLLMをSmartHRへ組み込むアイデアがたくさん生まれ、導入方法や障害となる問題がなんとなく理解することができた
  • 私は LLM を使ったアプリケーションの開発の経験が皆無だったのですが、なにか手を付けるきっかけがほしいと考えていました。今回のハッカソンがそのよいきっかけとなったことがとてもありがたかったです
  • 触ったことのないGeminiについての理解が深まりました! 特にかなり大きいコンテキストを入れる&コード生成させてみる、というチャレンジをしましたが、SNSで巷で騒がれているような期待値ほどではなく、どこまでできるか、できないかのなんとなくの雰囲気みたいなのが掴めました!
  • LLMで何が解決できるかを短期集中で考えることができてよかったです
  • LLM について、まっさらな状態からの参加だったので、プロンプトエンジニアリングや、LLM の API をアプリケーションから実行するといった超基本の部分に触れられただけでも私にとってはかなり学びが大きかったです

最後は、次回以降に向けての期待です。

  • こういうイベントからビジネスに繋がるアイデアが生まれることもあると思うので、今後も継続して実施して欲しいです!
  • 機会を提供し続けていただけるとまじで助かります! どうしても通常業務で手一杯になってしまうので、取り組む口実が欲しい

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