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ディップ×ココナラ×ギフティ×Classi 合同勉強会 開催記|若手エンジニアが「外」に出て見つけた、技術の先にあるもの

こんにちは、Classi エンジニアの yuu.kun です。

2025年12月2日、ディップ、ココナラ、ギフティ、Classiの4社合同勉強会「大規模Webサービスの技術負債、どう向き合う??を開催しました。

今回のイベント、Classiからは新卒メンバーとエンジニアリングマネージャーの鳥山が参加しました。私はその中で、企画・運営担当として携わりました。 本記事では、イベントの裏側である「開催に至るまでの経緯」や「運営サイドから見た気づき」を私から、そしてイベント本編のテーマである「技術負債に関する知見」を鳥山から、それぞれレポートします。

開催に至る経緯

今回の合同勉強会は、会社からのトップダウンで決まったものではなく、現場のエンジニア同士の繋がりから生まれました。まずは、開催までのプロセスを振り返ります。

1. きっかけは社外イベントへの参加

スタートは、私自身が「Kaigi on Rails 2025」や「TSUDOI by giftee Tech #1」といった社外のイベントへ継続的に参加していたことでした。

普段はフルリモートワークで開発していますが、積極的に外の場へ足を運ぶ中で、他社のエンジニアとの接点が増えていきました。その中で出会ったのが、ココナラの新卒エンジニアの方です。 同世代のエンジニアとして交流するうちに意気投合し、「自分たちの会社を巻き込んで、合同でイベントをやりましょう」という話が持ち上がりました。

2. 個人の繋がりを「公式イベント」へ

今回のイベントは、ディップ株式会社と株式会社ココナラの共同主催という枠組みの中で、私たちClassiも運営・登壇企業として参画させていただく形となりました。 「一緒にやろう」という合意の後は、この大きな枠組みの中にClassiとして正式に参加するための調整フェーズに入りました。

  • 企画内容のすり合わせ: ディップ・ココナラ両社ですでに策定されていたテーマ(技術負債)やターゲット設定について共有を受け、Classiとしてどのように参加するか、認識のすり合わせを実施。
  • 社内調整: 上長への企画提案、開催承認の取り付け。
  • 関係各所への確認: Classiのロゴを使用し、看板を背負って開催するため、PR室(広報)への確認やコンプライアンスチェックなどを実施。

単なる個人の勉強会ではなく、複数社が関わるオフィシャルなイベントとして、必要な手順を一つひとつクリアし、Classiとしての参画を実現しました。


当日のセッションと技術負債への向き合い方

このセクションは、社内で誘いを受けて実際に登壇した鳥山(to_lz1)の執筆です。 最初に、当日発表に使った資料をリンクしておきます。

speakerdeck.com

以下、資料の内容とも重複しますが、執筆にあたって考えたことをいくつか記したいと思います。

1. 技術的負債の原義と定義

発表前にまず気づいたのは、「自分は『技術的負債(Technical Debt)』の原義についてあまり知らない」ということでした。

t-wadaさんのブログで国内でも有名になった「負債のメタファー1というものがありますが、ここでも「負債」とだけ言われていて「技術的負債」とは必ずしも言われていません。調べてみると「技術的」という形容詞を付けて使い始めたのはまた別の方らしく、こうした経緯は発表に当たって調査をすることで初めて知ったので勉強になりました。

このように定義付けがハッキリしていないのにも関わらず、我々エンジニアは確かに「技術的負債」なるものがあると認識し、この概念について語ることをやめられません。執筆を通し、この言葉に宿るそんな不思議な魔力を感じました。また、発表に当たっては定義が曖昧になって聞き手の理解を損ねてはならないので「本発表における技術的負債の定義」を序盤に説明するように注意を払いました。

2. 借入のポジティブな側面

細かい内容は資料に譲りますが、私は個人のキャリアを通して「頑張りすぎず、かつ作りすぎなかった時にこそ最良の結果が得られた」という経験を複数持っています。

もちろん、困難な技術的課題を解決する腕力とでもいうべき技術力はエンジニアに必須です。しかし、その持てる力を全て注いだコードというのは得てして複雑になりがちです。また、そうしたコードが保守しきれずに腐っていくというシーンも目にしてきました。

それよりも、エンジニアとしての様々な経験から来る「この課題に対してなら、より実装工数の軽いこういう設計があるのでは?」といったアイデアやアーキテクチャの方が、成功を導くことが多かったりするのです。そうしたソリューションはリリースも早く出来ますから、結果としてビジネス的な成果にも繋がりやすくなります。この中で、「今はXXXを実装しない」という判断が効率的に下されていたならば、それは「事業価値を生み出す借り入れ」と呼んでも良いのではないでしょうか。

「技術的負債」にはネガティブな側面も多くあります。しかし、私は今回こうした「負債のポジティブな側面」について実感を伴って理解してもらえると良いな、と思って資料作成と発表に臨みました。

また、こうしたやり方で本当に価値を生み出すためには、いわゆる「要件定義」への食い込みや、社内外との交渉も必要になってきたりします。今回のイベントではいわゆる若手の方も多いと事前に聞いていました。そうした技術力を伸ばしたい盛りのエンジニアには嫌われがちな「要件定義」フェーズですが、逆に「技術力を活かすフィールド」として再解釈してみると面白いんじゃない?という私からの提案として、今回の発表資料をまとめさせて頂きました。


運営を通じての気づき・発見

ここからは再び、運営担当の yuu.kun が、イベントを通じて感じた「組織文化」や「技術広報」への気付きについてお話しします。 今回、運営サイドとして参加して強く印象に残ったのは、共催であるディップ株式会社の運営体制と文化 です。

1. 同世代からの刺激と「負けられない」という思い

会場(ディップ株式会社の四谷オフィス)では、私と同世代である20代前半のエンジニアの方々が主体となって、運営を回していました。

印象的だったのは、彼らが単に決められたタスクをこなすだけでなく、どうすれば社内の風土が良くなるか、どうすればイベントが盛り上がるか、彼ら自身も手探りで模索しながら動いている様子が伝わってきたことです。 同じ若手エンジニアとして、組織をより良くしようと奮闘する彼らの姿に、「自分も負けていられない」という強い活力を貰いました。

2. 「技術広報」が根付く文化

運営の方々と話をする中で、ブログの発信頻度の高さや、月に数回のペースでイベントを開催していることなど、組織として「技術情報を発信する」「技術ブランディングする」という文化が深く根付いていることを知りました。

素晴らしい技術を持っていることと、それを外部に認知してもらうことは別の筋肉が必要です。 技術力はもちろんですが、それを届けるための「発信力」や、エンジニアが集まる「場を作る力」。これらもまた、エンジニア組織にとって不可欠な要素であることを、ディップ株式会社の体制から学びました。

おわりに:今後の展望

個人の繋がりから始まった企画でしたが、実際に4社合同という規模で開催できたことは、私自身にとって大きな手応えとなりました。

今回のイベントを一過性のものにせず、得られた知見を社内に還元するとともに、今後も積極的に社外との接点を作り、Classiのエンジニア文化をより外に開かれたものにしていきたいと思います。




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