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ARR300億へ向けて。建築産業を支えるインフラを目指す、ANDPADの現在地

1. 100億ARRを通過点に、次なる300億へのロードマップ

この秋、ANDPADはARR 100億円を突破しました。この数字は、何よりもまず、日々の多忙な現場でANDPADを使い、貴重なフィードバックを届けてくださるユーザーの皆様の歩みそのものです。皆様に寄り添い、コツコツプロダクトを磨き続けてきたメンバー全員の努力が、1つの節目を迎えました。。

特筆すべきは、2025年に入りSaaS事業の成長率が上昇したことです。その強力なエンジンとなったのは、以下の3つの戦略的進展です。

  • Deepな業界それぞれに合わせたプロダクトの進化:各領域の複雑な商習慣に深く入り込み、愛されるバーティカルな機能進化。今年は多くのマニアックな機能がリリースされました。
  • セクターGTM(Go-To-Market)戦略:各市場の特性に合わせた、高度な戦略的アプローチ。ドメイン特性や市場成熟度に合わせて、お客様のビジネス成功に伴走するチームを構築してくれました。
  • エンタープライズ領域の急速な拡大:業界を牽引するリーディングカンパニーによる全社導入や、業務改善PJ・共同開発などのソリューション事業の拡大がありました。

現在、ANDPADの利用社数は23万社、ユーザー数は68万人を突破しました。しかし、日本の建設就業者は約470万人。私たちはまだ、その15%ほどの方々にしか価値を届けられていません。市場規模70兆円という日本を支え続ける巨大な基幹産業の深さを思えば、私たちが貢献できる白地はまだ広大に残されています。

一方で、深刻な「担い手不足」をはじめとする業界の課題に対し、従来のSaaS製品だけでは解決のスピードが追いつかず、経営者の皆様の切実なお悩みに応えきれていない現状も痛感しています。

そこで経営合宿にて、これまでの枠組みを超え、業界課題に真正面から向き合うための「建築経営AIプラットフォームの構築」と、さらなる事業領域の拡大を決断しました。次なる目標として掲げるARR 300億円は、私たちが産業課題に対して責任を果たすための、2つ目のターゲットです。

この高いミッションを成し遂げるには、今の私たちの力だけでは到底足りません。自律的に事業を牽引するリーダーや、技術で新たな産業の形を創り出す高い志を持ったエンジニアの仲間の力がどうしても必要です。一つひとつの現場で「AIが実務を支える確かな事例」を愚直に積み上げていくため、組織の在り方も次なる成長を見据えた仕様へと、皆様と共に整えてまいります。

2. 米国の建設会社・ConTech企業からの学び:AIネイティブな進化

2025年1月以降、我々は高頻度でアメリカに渡り、米国の建設会社やConTech企業のトップランナーたちから、プロダクト活用や技術開発の状況をキャッチアップしています。

そこで得た実感は、マジョリティのDX/AI浸透は日本と変わらない一方、トップランナー企業のAI活用が別次元に突入していることです。彼らは蓄積されたデータを燃料に「AIエージェント」を実務に溶け込ませ、現場の景色を劇的に変えていました。さらに印象的だったのは、それらを支える米国のConTech企業の圧倒的な実装スピードです。例えばProcoreは、いち早くAIエージェントが自律的に動くためのインフラや「エージェントビルダー」を提供しています。この学びは、私たちが描く「AIによる業務代替」という道が正しいことの、強力な証明となりました。

3. アジア市場での実戦:現場への近さがグローバルの「勝ち筋」になる

私たちはすでにアジア市場で、グローバルの先行SaaSと対峙しています。

厳しい商談のなかで確信したのは、ANDPADの設計思想こそが世界に通用するという事実です。それは「現場のワーカーの使い勝手を最も大切にする」という点です。

デジタルで完結しない、物理の制約が極めて多い建設業において、勝負を分けるのは「泥臭い現場のラストワンマイル」を誰が制するか。現場の文脈が正しく反映された高密度なデータが蓄積されるANDPADこそが、AI時代における最強の武器になると確信しています。

この強みを手に、私たちは世界への挑戦を本格化させます。すでに米国をはじめとした海外準備室は、かつてない熱気に包まれています。

4. ANDPAD Stellarc:AIエージェントが建築現場をupdateする

私たちのAI戦略「ANDPAD Stellarc」は、今まさに非連続な進化を遂げています。補助ツールとしてのAI(Copilot)に加え、自ら思考し、判断し、実行する「自律型AIエージェント」の実装です。

例えば、AIが図面や写真から工事の不備をリアルタイムで検知し、適切な協力会社へ調整連絡を代行する。あるいは、図面の変更箇所を瞬時に特定し、数千に及ぶタスクや工程表への影響を自動算出する。人間はAIの導き出した最適解を「承認」するだけで現場が回るようになります。これを支えるのが、ドメイン・AI・BPOの三者が同じテーブルでデータを磨き、実装までを爆速でループさせる垂直統合された組織構造です。現実世界をアルゴリズムで最適化し、現場の景色を塗り替えていく最高難度のパズルに挑む面白さがここにあります。

5. SaaSの枠を超える:金融とコンサルがもたらす「産業変革」の醍醐味

金融やコンサルの領域へ踏み込むのは、現場のデジタル化の先にある「深刻な人手不足」や「資金繰りの苦労」といった産業課題を解決せずして、真のDXは完結しないと信じているからです。

ANDPADの面白さは、「現場の働きやすさを極めるプロダクト」が、そのまま「顧客のビジネスを成功させる経営基盤」へ直結している点にあります。 現場が使い込むほど、経営層が渇望するリアルタイムなデータが精度高く蓄積される。自分の書いたコードが、数万人規模の組織の意思決定や資金繰りを劇的に変えていく。この「圧倒的な経営貢献性」を顧客の至近距離で実装できることこそ、私たちの最大の醍醐味です。

  • Embedded Finance(金融事業): SaaSプロダクトに金融機能を組み込んだ「ANDPAD早受取」がPMFし、本格投資フェーズを迎えました。 建設業界では「工事完了後も入金が数ヶ月先」という商慣習が根強く、材料費の立替負担から受注を断念せざるを得ない工事会社の方々が多くいらっしゃいます。 本サービスは、現場のデータに基づき最短即日の入金を実現することで、資金繰りの不安を解消します。皆様が本来受けるべき「受注機会」を逃さず、技術を存分に発揮できる環境を、金融の側面から下支えしてまいります。
  • 利用者の声: 「材料費や下請け業者への支払いを先延ばしにすることができず、以前は発注のタイミングを翌月に遅らせることもありました。早受取を利用してからは資金に余裕が生まれ、仕入れもスムーズになり、次の工事も請けやすくなっています。」
  • エンタープライズ・コンサルティング:

万単位のユーザーを抱える大手企業においても、施工現場の課題は変わらずに存在します。現場に精通した弊社コンサルタントがSaaS製品の活用に加えて、業務DX化やAI推進のプロジェクトをリードしています。

6. ビルダーワーク:ミッションドリブンな人材事業の急成長

「人」の課題解決こそが、産業再生のラストワンマイルです。人材事業「ビルダーワーク」は、業界に精通するキャリアアドバイザーが最適なキャリアを提案します。また、業界DXにて業務フローを構造化してきた経験から、求人票の見直しを図り、採用のサポートを行います。深刻な人手不足という業界最大の負に対し直接的に切り込む、非常に手応えの大きい事業です。

7. この「正解のない問い」を、業界の皆様と共に解いた先に

これからのANDPADの事業運営は、日本、そして世界の建設産業の現場力を、テクノロジーの力で一歩ずつ引き上げていく旅です。この「正解のない問い」に業界の皆様と共に向き合い、その先に広がる景色を分かち合えることは、ものづくりに携わる人間として、この上ない幸せです。

  • 「産業のOS」として寄り添う手応え:建設産業従事者の皆様が築き上げてきた70兆円の基幹産業を、情報のインフラとして下支えしていく。

  • 経営と現場、両方の「喜び」に貢献する誇り:企業の永続的な発展を支えながら、現場で働く一人ひとりの「今日」の負担を一つでも減らしていく。

  • 次世代へ繋ぐ誇り:建設業が持つ本来のクリエイティビティや魅力が、次世代の若者たちに真っ直ぐ伝わる未来を共に創る。

2025年に得た確かな成長の手応え、私たちは謙虚に、しかし情熱を持って現場の皆様と歩み続けます。世界という大きな舞台を視野に、この産業の新しい歴史を共に紡いでいく。そんなエキサイティングな挑戦に加わってくれる仲間を、心からお待ちしています。




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