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青春は爆発だ「劇場版 チェンソーマン レゼ編」感想

 どうも、抹茶マラカス(@tea_rwB)です。

 鬼滅を遂に破った映画の感想です。チェンソーマンでした。今年は東宝が何週間1位を獲っているんでしょう。

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WATCHA4.5点

Filmarks4.7点

(以下ネタバレ有)

 減点するところをを全く見出せない素晴らしい作品でした。とはいえ、心の底からの盛り上がり、アゲ感はないので年間1位!とまではいかないですが。文句つけるとこないから超高得点、って感じ。

 それもそのはず、アゲてけアゲてけというアクションというよりは、巻き込まれ型のデンジくんがレゼに出会って好きになって裏切られるまでの話であり、着地にしても都会のネズミだろうが田舎のネズミだろうが、ネズミだよね?というマキマさんの強すぎる存在感で、味方サイドのはずのマキマさんの蹂躙にどこか絶望すら感じるのだから仕方ない。マキマさんについてのネタバレを珍しく喰らっている、というのがそう感じた理由かもしれないが、レゼが新幹線に乗れずに約束の喫茶店に向かう道すがらをしっかり映したが故だ。爆発の移動と歩きの移動の対比。ちゃんとしている。

 全体の構造としては、とにかく世界を拡張し続けているデンジくん。そこでマキマさんが好きという前提を映画デートで観客に共有させた後に、レゼという誰でも好きになっちゃうわこんなん、という満点の存在を出した上で彼の拡張している世界が本当に正しいのか揺さぶり、イニシエーション・ラブじゃないけれども、青春の一幕としての裏切りがある。チェンソーマンなので、その裏切りがデンジくんの死どころか、同僚の皆さんや街全体に死体の山を築いてしまうのが可哀想なところではある。デンジくん自身は、俺の周りの女はみんな俺を殺しに来るんだが!?でもマキマさんいるもんねー!と言い放ち、心が揺らいでもアキくんによってマキマさんに引き戻される。マキマさん、公安という閉所への引力がすごいことが分かるし、それがこれまでも示せているからこそ、プールのシーンの泳ぎ方を教えるというのがデンジの世界の拡張でありながら、どこか解放に近いニュアンスの行為にも見えて尊いのだ。『そうして私たちはプールに金魚を、』のことも思い出したりした。映画の始まりはポチタの声がする扉を開けてはいけない、という夢だった。あれを開けることでチェンソーマンの真理を解放するのかもしれないのだが、扉を開ける、開放=解放がちらつき始めているわけだ。

 もっともですね、鬼滅が最後どうなるのかを全く知らない漫画弱者としてのうのうと生きていることが許されている私なのですが、チェンソーマンはちょいちょい踏んでしまっています。マキマさんがなんの悪魔と契約しているのか、それは支配の悪魔でこの人は悪い人なんです!という話を聞いているので、その先入観がある「解放」の読み時かもしれません。鬼滅と比較して、SNSでも原作のコマを使用したネタとかが飛び交っている(鬼滅では私には流れて来ないのにチェンソーマンは流れてくる)ので、奇跡的に支配の悪魔の話がガセの可能性もあるのですが、別に自分で検索して確かめに行かないので、チェンソーマンが完結までアニメ化してくれないと分かりません。いや、流石にラスボスだと信じて完結と言っているけど、普通に銃の悪魔に勝って終わる…のか?

 アクション面でも迫力は十分。こいつ一体全体どうやって倒すんだよ、と思わせるレゼの爆弾なら何してもいい戦闘描写は夏の花火のように派手だし、爆発を利用した飛行移動も含めて迫力を見せる。そうして連発する爆発の中でもデンジを含めて何をどうして空間設計としてこう動き何をしているのかを認識させることには成功しており、台風の悪魔とサメの魔人のシャークネードコンビによる下支えも心強い。流石に鮫使いの荒いチェンソーだな、とは思ったが。自分の体の一部を爆弾に変えたり、マスタング大佐よろしく集中遠距離爆撃ができるのはともかく、首切られてそれぞれ爆弾化しても殺した血で復活する悪魔設計は痛覚の喪失を伺わせて、レゼ自身の人間を超えた存在である浮遊感と、それゆえにデンジが惚れてしまう「魔性」が浮き出る。腰抜けただけのコベニちゃんにも、血抜きしてて出番皆無のパワーちゃんにも感じない魔性。




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