どうも、抹茶マラカス(@tea_rwB)です。
上半期ベストの時間が来てしまいました。上半期ベストを決めることよりも、もう1年の半分が過ぎてしまったことが大変に遺憾に思います。自慢じゃないけど面白い10本が揃ったはず。

10位 ファレル・ウィリアムズ:ピース・バイ・ピース
10位枠、みたいな感じで言及しておきたいなーって思えたのはこれか、ネトフリのタイ映画『熱血!スノーボーイズ』の2択。勝ったのはレゴでした。洋楽聞かない人間でもミニオンズで聞いたことはあるぞ…!な『Happy』を始めとした楽しい曲たちが、レゴでしかできない表現で進む音楽ドキュメンタリーに彩を添え、そしてレゴであることが彼のミュージシャンとしての音楽の作り方にも通底する。表現手法がテーマとがっちゃんこしているのは大変に好みなのです。大体、私は歌系が苦手だしこの人をよく知らないのに楽しかった作品、ならば称揚するべきでは!
9位 劇場版モノノ怪 第二章 火鼠
点数的にはほぼ第一章の唐傘と同等のラインなのだが、あちらは下半期公開で年間で21位。上半期で8位となった本作も年間20位程度は間違いなさそうである。前作より上映時間を短く、設定がインストールされている状態で繰り広げられた親子の物語は、その思いの燃え上がりに呼応するカッコよさであった。
8位 ブルータリスト
周りの映画好きが全然評価していない気がするのだが、ふつーに大好きだった。今考えてみると、多分この映画から読み取ったことは『岸辺露伴は動かない 懺悔室』と実は結構近いんだけど、それを語るうえで建築というモチーフにしたのがまた完璧に合致しているように思えるし、3時間級でも『国宝』とも完成度はやっぱレヴェルが違うように思える。イタリアのシーンだけでも映画館で見た価値があった。
7位 か「」く「」し「」ご「」と「
こいつらが好きでたまらない、という点においてこの作品は間違いない。この映画を見て好きにならずにはいられない。誰もが応援したくなるパラやミッキーも勿論なのだが、青春映画に特殊能力の描写を混ぜておきながら、その特殊能力があろうとなかろうと人の気持ちなんて分からないんだから伝えたいことは伝えなくちゃ、なんていうメッセージはたまらなかった。
6位 オーガスト・マイ・ヘヴン
工藤梨穂監督最新作。『か「」く「」し「」ご「」と「』のミッキーよりもパラよりもエルよりも魅力的なヒロイン、それが城野譲。壮大な緑の風景に中に赤で目立つ衣装で、町を読み替え、不在から立ち直り、自分の人生を獲得する。ああこれこそが映画である。
5位 ナタ 魔童の大暴れ
オーガスト・マイ・ヘヴンがこれこそ映画なのだとしたら、ナタはこれこそエンタメである。世界歴代5位の興行収入となり、世界で最も売れたアニメーション映画となった本作は、続編なのに前作が日本で未だに見る手段が特になく、それなのにあっさり飲み込ませてすんごい物量で戦うったらなかった。デカいし多いしカッコいいしアツい。たまらん。
4位 プレデター:最凶頂上決戦
『プレデター:ザ・プレイ』という特大ホームランをかましたダン・トラクテンバーグ。ディズニーさんは名案を思いついたようで、どうやらぜんぶこいつにやらしてしまえと、若者プレデターを主人公に据えた『プレデター:バッドランド』も控えているのだが、アニメーションでもプレデターを担当している。ネイティブ・アメリカンの次は、ヴァイキング、侍&忍者、飛行機乗り、と時代を超えた猛者が透明になったり、当時にない技術を駆使するプレデターと戦う。私の大好きな『アーケイン』型のアニメーションで描かれる美しいアクションと宝石のような嬉しい最終章。すべてが全方向でかっこよかった。ヴァイキング突入シーンのワンカットの凄まじさ、日本でのプレデターとの決着の美しさ。Disney+1ヶ月分よりお釣りくるって。
3位 ドラえもん のび太の絵世界物語
今年のドラえもんはガチ。マジで教皇選挙と同じ日に見ているのが可哀想で仕方ならないのですが。ファンタジー世界の話に見せてタイムトラベルへとジャンルが横断し、そしてそれを綺麗に回収するタイムパトロール的な話。何よりこの映画を見て、絵を描きたいと思ってくれる子どもがいてくれること間違いなしと思える作品だったのだから最高である。個人的には、やはり工事現場でのスラップスティックな笑いが近年まれにみるレヴェルの高さであったことが非常に高評価である。
2位 教皇選挙
圧倒的である。美術・音響・演技・撮影。画面に映る全てが一級品であり、順番に話聞いていくだけのミステリーの文法で描かれているのに微塵も緩和する瞬間が無い。閉めて、閉めて、閉めて、開く。空間的な描かれ方が、ヴァチカンと世界の捉え方と重なり、その上でサプライズ迄準備してくれる。映画のこちら側の教皇もまた交代するコンクラーベが開かれたこともあって盛況となったようだが、良い映画にたくさん人が集まるのは本当にいいことである。
1位 F1®︎/エフワン
ここまでの各講評に違和感を抱いただろう。そう、完全に教皇選挙1位で書き終わっていたのに1番最後にやってきたダントツの1位なのだ。急遽すぎる。だが、それでもニコニコで改訂するぐらい楽しかった。トップガン マーヴェリックと比較する声は多いが、F1を普段見てしまっていると戦闘機なんかとは思い入れが違うんだ。本当に感動したし、話的にはベタなはずなのに手に汗を握った。優勝。これこそ映画?これこそエンタメ?ちっちっちっ。これこそスポーツを愛する私の人生そのものだよ。
最後に、2025年に見た旧作のベスト10を記しておく。虹色ほたるは普通にアニメーション上手すぎて引いた。
1.虹色ほたる~永遠の夏休み~
3.魔女の宅急便(1989)
4.ファンシー・ダンス
5.劇場版ポケットモンスター おどるポケモンひみつきち
6.6888郵便大隊
7.82年生まれ、キム・ジヨン
8.バンビ
9.デュアル