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VOTE「ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-」感想

 どうも、抹茶マラカス(@tea_rwB)です。

 今回は日本映画史上に残る事件を取り扱うことになるでしょう。ここで公開日に見た記録を初週に残しておくこと自体が、もしかしたらインターネットアーカイブ的に大事…かもしれません。

 あ、言っておきますが。採点不能です。そういう扱いにしておきます。OPのアンセムは超かっこよかった。各都市であの巨大な人間としてランドマークを横切ったりしているのすきだなーと思ったけど、その後にほぼ同じことしてたFC東京の選手紹介映像が出たのでそっちの勝ちです。

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WATCHA

Filmarks採点不能

(以下ネタバレもくそもない、君の見た回だけが君のネタバレだ)

 

 日本初のインタラクティブムービー。観客投票によって1回戦の3試合、2回戦の三つ巴、そして王者・中王区との最終決戦の勝敗を決することができ、48通りもの分岐、7チームそれぞれの優勝パターンのエンディングが準備されていて、同じスクリーンの同じ回で見ていない人とは同じ名前の作品を見たのに話がちっとも噛み合わない可能性を秘める作品。映画とは一体なんなのか。(でもサイレント映画の時期は劇場ごとにつける音が違ったから同じ映画でも違う映画体験と呼べるのか、じゃあいいのか…)映画にインタラクティブ、双方向性は必要なのか。カメラで撮ることの一方向性と矛盾していかないのか、そういう論点は思いつくし、こういう定義論は大好きなのだが、まあ一旦置いておいて体験してきてほしい。なんと言ったって初めて、なのだ。映画が生まれてこれだけの年月経って完全に新しい何かを体験できることなどそうない。そして私はその初日にちゃんと行った。応援上映の第1回にいました、みたいなことと同じことだと豪語しておこう。

 さて、では内容に関してだ。正直ヒプマイはアニメしか見ていないので、まずこのDivision Rap Battleの位置付けがわからない。優勝者には真正ヒプノシスマイクが与えられるらしく、中王区の人たちは事実上の政権選択選挙だと言って憚らない。その割になんか前はシブヤが勝ってたっぽいことを乱数が言っていた。参院選みたいなのに勝った扱いなのだろうか。そこの位置付けがあやふやで言の葉党の人たちだけなんか深刻にやってきていて、残りの6チームはなんか部活の大会ぐらいの温度感で俺らこそ最強!のノリできているので困惑である。どっちが強いかを決めることしか考えておらず、少なくとも最終決戦前にも別にこういう国にしたいからこの大会に出ました、みたいなマニフェストが無かった。そんな連中に国を渡してはいけない気がする。

 まあそれもこれもヒプノシスマイクという世界観がマイクによってラップバトルを行うことで暴力の代替措置となるというふわっとした世界観でやっていることから滲み出る歪みだろう。そもそも公務員である教師、軍人、警察官が体制に反抗する意思もないのに結果的に反抗する行為をしているのは公務員法…があるのかよくわからないが違反しているし、よりによってこいつらのチームはそれぞれ自称詐欺師とヤクザがいる。暴対法の時代ですよ??まあ暴力がラップバトルになった世界のヤクザや警察機構とはなんなのか、というこれもまた設定の甘さが生む問題だが。というか中王区はなんで自分で政権を降りる大会を開催してるんだろう…?あれ、この人たちもしかして一定の独裁で国を安定統治したのちに民主化プロセスを歩ませようとしているある程度まともな為政者なの…?

 といった疑問の答えを探してWikiを眺めてみたらなんかアニメが完全別時空レベルのストーリーが各登場人物の欄に出てきたのでぜーんぶ見なかったフリをしようと思う。クローンとか書いてあるんだが!?そういえば詐欺師がヒプノシスマイクの生みの親とか言い出してたな…

 もう作品世界のことはやめよう、なんかこう、コンテンツが曲がりなりにも続いてきた歴史を感じた。この作品単体で見ていくと、正直に言って前半は怠い。こっちは早く投票したくてウズウズしてるのだが、なんかそれぞれのディヴィジョンのキャラ紹介をゆっくりしてくれて全然大会が始まらない。大会の位置付けはどうせオタクたち知ってるだろ!ぐらいの感覚に思えるのにキャラ紹介はそんな丁寧にしなくて良いのではなかろうか。なんとか始まった大会も、せっかくカッコよく登場してるのに出てきてからうだうだしゃべってなかなか歌ってくれずにテンポが悪いように思えた。楽屋でしておけ、そういう会話、の連続。楽曲がテンポ良くてノレそうなのに曲終わり、採点、ひとしきりそれに応対した反応、のあとまーた間が空いてテンションが戻ってしまう。そうなると、マイク変形からのスタンド出現もながーく思えちゃう。

 あとは、2ndバトルで特に思ってしまったのだが、ラップバトルと言っているのだが、いわゆるフリースタイルのMCバトルではないのでゴリッゴリに作ってきたものを見せるタイプの対決。相手のその場のリリックやレスポンスを使いながら言い負かして会場のボルテージを上げていく様子はあまり見られず、始まったらヤッホー渋谷KTです!飴ちゃん愛するFJD!とか言ってキャラ付けからしっかり入るKTちゃんを思い出した(KTちゃんはそれはそれである種のスタイルだとは思うが、この映画だと全員それになってしまうのがね)。インタラクティブで、今目の前で起きていることが不確定でライブ感があるくせに、こいつらみんな家で机に向かって書いてきたものを披露しているという、ライブと最も遠いものをやられているようにしか見えないのだ。その結果、それでも一応相手をおちょくる姿勢を見せている職業といえる芸人擁するどついたれ本舗が当然のように強い訳で、ましてそこにR-指定だろ、という楽曲が来るのでお手上げである。私が見た都内坊田舎ディヴィジョンは、東京のくせにどついたれ本舗の軍門に降ったがそれも必然にしか思えなかったというか、全国でどついたれ本舗が勝ってるんでねえかとさえ思った。あ、でもお笑い芸人なのに名前わかんねえすぎるのはどうかと思うぞ!

 とまあ、色々文句は言ってしまっているし、シンプルなFilm Liveの勝敗形式を投票させてくれた方が良かったとは思うのだが、いやしかしそれはそれとして今回の作品は素直に楽しかったのは事実だ。自分で投票して、じゃあ会場がどっちに転ぶのか、というのはシンプルに興味を持続させることができるんだな、というのは発見だし、今後のいろんな作品への応用も期待させる。取り敢えずは間違いなくラブライブ!アイカツ!だよな。大会があるアイドルアニメ。




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