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映画も踊るされど進まず「ベルサイユのばら」感想

 どうも、抹茶マラカス(@tea_rwB)です。

 今回はベルサイユのばらの新作でございます。ミュージカル音痴、故に宝塚なんかも知りません。短めです。

 あと、タイトルにした標語はヴェルサイユ会議の話で第一次大戦の話だというのは百も承知と言っておこう

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WATCHA3.0点

Filmarks3.0点

(以下ネタバレ有)

 


 一応ミュージカルっぽい、歌うんだと思って臨んでいたので傷は浅かった。浅かったけどこれ期待していってるファンの人たちはどういう気持ちになるんだろう、という出来だった。OPが始まった時にうっわセンス合わないぞ、と思ったがセンスの問題でもなさそうな気がする。

 まあ歌うよ?歌うんだけどミュージカル映画の文法は完全に無視して、登場人物が場面の中で歌うことで感情の昂りを示すのかと思ったら、そういうシーンでは歌わずになんか暗転する。で、曲がかかって歌うんだ、と思ったんだけど別に人物が歌っているという感じではなくMVみたいな使い方で、全然物語の推進にも深みにも寄与していない。時間の経過を示すという使い方もあるが、歌ったら暗転して律儀にナレーションとか挟むから全然進まない。なんか説明ナレーションいれて1ヶ月後…とか字幕出た時は横転しそうになった。じゃあそっからでいいって。楽曲としても、ベルばらというか中世ヨーロッパに求めている楽曲ってこういう方向性の楽曲なのか疑問に思った。

 話もまあファスト映画かと思うぐらいダイジェストだった。今回の映画化が発表されてMXで傑作選やったんだけど、全40話のうち13話、ワンクール分しか見てない訳で、ベルばらの全貌など知り得ていないと思ったのに全然知ってる話しか出なかった。暴走する馬に乗ったマリー・アントワネットを助けるところとか、前のアニメの方が全然良かったよ??

 んで、脚本・構成が下手くそすぎる。前半、結構な時間をとってマリー・アントワネットをちゃんと扱った割に彼女の処刑をエンドロール処理なのはまあ分からんでもない。フランス革命が大事だし、オスカル死んだとこをゴールにしたいのも分かる。ただ、フェルゼンのアメリカ独立戦争への参加をやらないなら流石にアメリカ独立戦争を支援して財政難になった説明とかカットしても全然問題ない、というかフェルゼン必要ですか?ぐらいの存在感になってしまった。フェルゼンが去った、直後に帰ってきた!の話とか正気か?

 全体的に日本で実写でこれをやろうとしたら、宝塚のようなマジックを入れないと翔んで埼玉にしかならないのでアニメにします、美術は頑張りますね、でしかないので海外に実写で作って貰えばいいのに、にとどまった。レミゼ見たくなったもん。かなりダイジェストになってるのだが、後半に貴族と平民の話になるならマリー・アントワネットの取り巻きにいたやべー人の話は欲しかった気はする。




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