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西部の響き「室町無頼」感想

 どうも、抹茶マラカス(@tea_rwB)です。

 今回は時代劇。東映さんがやる気になって時代劇を作り始めているのはとてもいいことです。

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WATCHA3.5点

Filmarks3.5点

(以下ネタバレ有)

 

 室町時代の寛正の土一揆を題材にした入江悠監督最新作。寛正の土一揆は良く知りませんが、まあ馬借も出て来るし、山城の国一揆にも年代が近いんでそんなもんだろうと認識して調べることを放棄しています。まあ将軍の奥さんも金持っているって言ってたらから日野富子でいいんだろうし、あのアホンダラ将軍は義政なんでしょう。

 やはりわたくしとしましてはですね、大泉洋の主演時代劇というのは見に行く価値が高いんですよ。隠してもいませんが、私大泉洋出世作?である『水曜どうでしょう』の大ファン。藩士です。そんな彼は、大泉ワンマンショーを開催する際に幕間のVTRを水曜どうでしょうディレクターの藤村・嬉野両氏に依頼。納期が目前に迫った状態で「何でもやる」と禁断の消費者金融に駆け込んで言われるがままに演目をする羽目になっております。そして、その際に太鼓と殺陣をやれと言われて大泉洋、宣う!「俺殺陣できねぇもん」。そんな人が大河ドラマで引っ張りだこになり、そして遂には集団時代劇の主役ですよ!あの時から知っているという古参ムーブのためだけに行くと言っても過言ではない。

 で、その大泉さん…そんな殺陣の数無かった!!残念!なんかすごい達人感はあるんだけど、全然堤真一の方が実力的には上のようだし、何と言っても主役として完全に降臨し戦闘アクションを担うのは拾われて成長するとってもおいしい役、長尾謙杜。正直、彼のための映画だったのでは?ぐらいのおいしい役どころでございました。ある程度手習いはあるものの、まだまだの状態で拾われて特訓パートを経て頼もしき棒術の戦士へと変貌を遂げた彼のラストアクションでの活躍は実に目覚ましいものがありました。

 じゃあ、彼にベスト助演賞をあげたいのかと言われると、ちょっと困ってしまったのが正直なところで。本当に申し訳ないんですが、彼は時代劇の音声演技ではないようにしか感じなかった。大泉洋堤真一も低めの声でいっているので、チャンネルを変える効果はあると思うんです。序盤はいいにしても、成長して頼もしくなってからも締まる場面であの声だと幼さが勝ってしまってぐっとこなかったんですよね。始まった当初からBGMがどちらかというと西部劇よりすぎない?(まあ無頼ってアウトローだけどさ)とか、窪田さんをナレーションに起用されると映画っぽさが消えすぎている導入に感じるとか、セリフの整音があんまり上手じゃないように感じたり(とにかく家屋内での強奪の時の後付けのセリフが酷かった。マイクうまく置けなくて録りなおしたのか?)と、音周りに気になることが多い映画だったので、特別彼の声にも気になったのかもしれません。

 映画全体を振り返ってみると、確かに時代劇をこの規模、特にあれだけの人数を投入するのは非常に大変だと思うのでそこに一定の価値を見出すことは出来たんだけど、終盤の一揆までは大人数を使う労力を避けるんだけど、後の為に道はちゃんと広かったりして少し違和感を感じたりして。それでも特訓パートは結構楽しかったし、普通に面白い映画ぐらいの感覚だったんですが、一揆に入って途端につまらなくなったのがちょっと残念。カメラを振りすぎているのか、多対多の戦闘の面白さが足りないし、時間をかけた癖にそんなにキャラの深堀が出来た感じは無いので、ジェームズ・ガン大好きの横一列やってもお前誰だっけがいる。ジェームズ・ガンなら誰だっけがいてもそれを面白みに昇華できてるんだが。そういう振り返り方になると、特訓パートも柄本明がやりすぎているのがおもしろいだけだったのでは?という感想にも思えてくるのが不思議。柄本明の時間をもっと武田梨奈、と吉本美憂に使いなさい。あっこのマッチアップ、熱くなりそうで絶妙にいたなぁ、ぐらいの人たちの戦いにしかなってない。

 んで、最後の決闘は黒澤明をやりたすぎに見えたが、そこは入江さんの映画への愛ということにしておきましょう!




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