どうも、抹茶マラカス(@tea_rwB)です。
今回は年初恒例企画。待ってました!!このミスから読みたい本をメモしておく、実際に読むよりも楽しい時間です。今年は『推しの子』がメインで今後ちゃんとミステリしてくれるのかアニメ勢としては不安な特集ですが、湊かなえ×辻村深月・道尾秀介×加藤隆生(SCRAP)などの対談にかまいたちの夜30周年特集とランキング以外も豊富です。
なんと言っても2024年は『三体』と『プロジェクト・ヘイル・メアリー』を読み終わったという見事な1年でした。めっちゃSFづいているので、ぐぐっとミステリに引き戻していきたい所存。
地雷グリコ/青崎有吾
2021年は『黒牢城』、2022年は『同志少女よ、敵を撃て』、2023年は『君のクイズ』といった作品が文芸界全体においてその年の顔だったと思います。そしてその役割は完全に2024年は本作でしょう(成瀬じゃね?という声は封殺します)。グリコ、ジャンケン、神経衰弱などの普遍的なゲームに追加ルールをちょいと加えただけで想像以上の知的ゲームに仕立てて、その上でひっくり返すバトルを見せてくれるという。青崎さんなので基本的に品質に疑いはない。本作を読んでいないのに、直木賞選考委員による本作の選評は読んでいるという不思議な状態だが、選評の内容より高村薫も桐野夏生も林真理子も70代という事実の方にびっくりしてしまった。
法廷占拠 爆弾2/呉勝浩
数年前のこのミスで1位をとった『爆弾』の続編。買ってはある。令和のハンニバル・レクターさんの裁判中に法廷が占拠され、占拠犯の要求は死刑執行。レクター博士が現地にいるなら直接武力で何とかできそうだが、本作のスズキタゴサクはどうなんでしょう。
バーニング・ダンサー/阿津川辰海
阿津川さんは特殊設定ミステリの名手という印象だが、いよいよ特殊能力バトルに近い作品まで出てきた。100人が異なるコトダマを1個ずつ持っていて警察と犯人でバチバチやるらしい。主人公のコトダマは「入れ替える」らしいので、どんでん返しの匂いがすごい。阿津川さんは館シリーズ最新作も出てますね。
永劫館超連続殺人事件/南海遊
これも特殊設定ミステリ。主人公は死んでも24時間前に巻き戻って復活する不死の存在。不死の存在がいるのに殺人事件の話をするんか、という話もあるが、不死なだけでなく死に際に両目を見交わした相手も一緒に復活するらしい。死に戻りタイプのミステリだ。
明智恭介の奔走/今村昌弘
明智小五郎と神津恭介という2人の名探偵の名前を併せ持つこの男のことをどれだけの人が覚えているだろう。著者の大ヒット作『屍人荘の殺人』に登場したミステリ研の部長である。映画だと中村倫也のやっていた彼だ。彼が作品でどんな運命をたどったかはそっちにあたっていただくとして、その事件より前に彼が解決した事件の話。君は優秀な探偵だったっけ?と思ったら、案の定推理を間違えているらしいので楽しみでもある。
名探偵の有害性/桜庭一樹
タイトルが完全に勝っている。紹介文にも名探偵四天王とか、名探偵の有害性を説くYouTuberとか、もうキャッチ―を超えた文言が並んでいる。桜庭一樹というこれまた実に確実に面白い作品を書いてきた人のタイトルがこれなら取り敢えずはチェックだ。
死はすぐそばに/アンソニー・ホロヴィッツ
もうどうせ読む枠。どうせ読む枠にホロヴィッツを毎回指定しておきながら結局読んでないのは本当にダメだな、と思う限りだが『カササギ殺人事件』と『その裁きは死』は買ってあることだけは申し上げておこうではないか!ん、間の『メインテーマは殺人』が本棚にないじゃん&この本はもう第5弾なのでは?ということは忘れていきたい。
ウナギの罠/ヤーン・エクストレム
ウナギの罠ってなんだよ、銀シャリの鰻さん一族は鰻喰ったら死ぬらしいし、そういう話か?と思うと地主がウナギの捕獲装置の中で死んでいた密室殺人の話らしい。スウェーデンミステリということで実に馴染みがない。
すべての罪は血を流す/S・A・コビー
これもタイトルでかなり勝っている。学校での銃乱射事件の通報を受けてやってきた保安官、だが犯人の生徒は部下により射殺。というのを入り口にして、町全体の暗部や人種差別という大きな問題に繋がっていくノワールらしい。分からんが、2年後ぐらいに映画になってそう。










