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2024年に読んだ本の記録

 どうも、抹茶マラカス(@tea_rwB)です。

 年末のまとめ記事の領域に入って参りました。近年読書の習慣が著しくなくなっていたのを危惧していた結果、ちゃんと読もうちゃんと読もうとなんとか読んだ本の感想を書き連ねることになりました。昔は3ヶ月おきに記事が出ていたのに。絶対に読まないと、とここ数年思っていたものが映像化が出てきて読んだ、というのがメインですが、数年ぶりにする読書総括の習慣が来年も続くことを祈ります。

 なお、別に読んだ本が全部載っているわけではない。このブログではミーハーSF野郎になってしまうが、新書とかカウントしていないので。いやでも、なら読んだ本の記録とは。

 

プロジェクト・ヘイルメアリー

プロジェクト・ヘイル・メアリー 上

 なんと面白いことか。全く説明されずに何らかの空間に閉じ込められた男の現在パートと彼が高校の教師だった過去パートを並走させながら、おそらく何らかの宇宙ミッションに挑んでいることが徐々に徐々に分かっていく上巻。上巻ラスト周辺で待ち受ける『オデッセイ』のようなSFではない、あのジャンルのSFだったのか!!という驚きとワクワク。

 下巻からは、世界を規定していく仮定と実験を繰り返して奇跡を起こすこれこそ科学の歩みそのものであり、そして冒険であり、友情である。ページを捲る手が止まらない、という意見がめっちゃわかる。

 

三体

三体 (ハヤカワ文庫SF)

 マージで面白い。文化革命の描写の緻密さにそんなんを中国国内で書いたのか!?と劉慈欣に驚きつつ、迫り来る三体人との対決に向かっていく、のではなくそのマインドセットをしていくだけの作品なのに抜群に面白い。極めて理系的に一つ一つ検証をしていきながら脳裏に浮かぶカウントダウンを突き詰め、三体というゲームで文明の勃興を見守り、そして大きなクライマックスとなる船ちょっきん。面白い。

三体Ⅱ 黒暗森林

三体2 黒暗森林 上 (ハヤカワ文庫SF)

 マージで面白すぎる。うっそでしょ?というぶっ飛びと納得が同居するエンタメ。迫り来る三体文明の襲来、全ての会話が筒抜けとなる智子の存在故に、ただ考えて誰にも計画を言わずに命令する面壁計画というヘンテコ計画に地球の未来を託す。4人の面壁者たちの計画の壮大さも凄いが、しれっと冬眠して解凍されて出てくる丁儀とか章北海のような軍人たちも激アツである。ヤマトだよ。そして迎えた三体文明の探査船水滴による猛攻、人類文明の戦艦の自滅と宇宙の公理から導き出される解決策。水滴が太陽を封鎖するとか、スケールが完全に地球を超えているくせに、人間同士にだって通じる黒暗森林理論。コミュニケーション齟齬と愛。すげー。

三体Ⅲ 死神永生

三体3 死神永生 上 (ハヤカワ文庫SF)

 暗黒森林理論の達成によって三体人との戦いが終結した。だが、裏でやってた脳を三体人に拿捕させた階梯計画、三体人による文化流入と裏切りに伴う大移住、そして重力波による三体文明の座標発表に伴う死滅、四次元空間の発見と上巻だけで2巻目のスケールを超えてくる話を連発してくる。

 などと言っていたら下巻はもっとスケールが大きくなってる。こうなるともうバカが考えたとしか思えない展開で、太陽系への第三文明からの攻撃は紙切れ1枚で三次元空間を二次元化させるものという。曲率推進と二次元化を階梯計画の先に託された雲天明が寓話で伝えてくるのもすごいが、三体文明の脱水から仕込まれてたんじゃねえかという発想である。でも再水化は水にぶちこむとかじゃなくて宇宙がいったん0次元まで言って再度ビッグバンとかそういう方法。文明を崩壊させては作り出すVRの超拡大である。

次元も時間も宇宙も超えて、いやはや本当にすごいものを読んだんだと痛感する。マジで三体文明が宇宙を点滅させてたのとかしょぼいんだもんな。




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