今年の3月でアメリカに来て1年となりました.最近のMITとボストンの様子を紹介します.
ほとんどの制限が撤廃されたMIT
1月頃はオミクロン株の感染でちょっと騒ぎになった時期もありましたが,今は全く落ち着いています.2月~3月にかけ,徐々に色々な規制が撤廃されていきました.
- 週1のPCR検査義務の廃止(希望者はいつでも検査可能)
- 入構時の宣誓書の廃止(入構にはIDカードは必要)
- 屋内マスク着用義務の撤廃
海外数学科といえば有名なティータイムの伝統があります.これは,昼過ぎにコモンルームに集まって,紅茶やコーヒーとお菓子を手に各自が研究談義をするというものです.モンゴメリーとダイソンのティータイムの雑談から,素数とランダム行列に深い関係があることが分かったというのは有名なエピソードです.これまではコロナの規制があり,屋内で飲食イベントはできなかったのですが,ついに3月に復活しました!

毎日おいしくお菓子とお茶を頂いています.日本の大学では予算の使い道の制限が厳しいため,こういった学科が負担してお菓子を出すイベントはどうも難しいようです.
ボストンの冬
ボストンは冬が厳しいとの評判だったのですが,今年は暖冬だったのか,そこまで寒くなっていなかったように思います.それでも,12月~2月は最高気温が氷点下の日も多くありました.
2月に一度だけブリザードが来ました.

自分はアパートに籠もって仕事をしていたのですが,ローカルTVを見ていたら,ブリザードの中開いているダンキンドーナツ*1を歩いて探しに行く人がインタビューされてました.これぞボストニアン!
帰国まであと1年
自分は学振海外特別研究員でMITに滞在しているので,来年2月末には帰国の予定です.今は,共同研究を複数進めていて(うち1つは投稿済み),これを夏頃までにきちんと仕上げるのが最近の目標です.
加えて,帰国後のポスト探しもそろそろ始めないといけません.実は,海外から日本の公募に出すのは想像以上に大変というのはあまり知られていません.
lambtani.hatenablog.jp
コロナでだいぶオンライン化が進み,電子応募可能な公募も徐々に増えてきたようですが,それでも未だに書類と論文n編を簡易書留で郵送という公募も多くあります.
1月頃にJREC-INのデータをスクレイピングしたところ,(分野・職位によって大きな差があるものの)電子応募可はまだまだ半分くらいという結果でした.ダッシュボードでデータを公開するので,気になる人は見てみてください.
datastudio.google.com
もし面接がオフラインになった場合,一時帰国の必要があるわけですが,コロナの水際対策で以前よりかなり負担が増しています.最近は隔離日数もだいぶ短くなってきたようなので,今後夏にかけてさらに緩和してほしいところです.
宣伝(?)
この1年間のMIT留学体験を人工知能学会誌の「グローバル・アイ」に寄稿しました.無料で読めるのでぜひどうぞ.
www.jstage.jst.go.jp