胡錦涛が完全復活 ── 習近平は終わる

中国共産党メディアの「人民日報」が、胡錦涛前総書記による以前の重要な指示である「科学的、民主的、合法的な意思決定を堅持する」という記事を掲載した。
2022年10月の中国共産党大会で、異例の3期目入りを果たした習近平の隣に座っていた前指導者・胡錦涛が、会議の途中、突然退場させられた。このとき、習近平に胡錦涛ともども葬り去られた共青団(共産党青年団)のメンバーがいま表舞台に復帰している。

人民日報が今になって過去の胡錦涛の指示を掲載した目的は何か?
それはまもなく開催される予定の拡大政治局会議で、習近平が過去10年以上の間にどのような間違った決定を下したかを議論するためだ。具体的には、習近平が、①香港の「一国二制度」を「一国一制度」にしたこと、②信仰の自由をなくしたこと、③コロナのときに3年間にわたりロックダウンを行ったことだ。
そう。習近平は公に批判され権力の座から降ろされる。大事件だ。
次の総書記は、前副首相の汪洋と目されている。

習近平の権力が揺らいでいることは、3月にレポートした。その中で触れた習近平の側近で、制服組ナンバー3の何衛東はすでに処刑されたという情報が出ている。