こんにちは。ますたーです。
今回はFRLG自動化の第4弾として、準伝説ポケモン・サンダーの色厳選を自動化しました。
※一般ポケモンの色厳選はこちら→【FRLG自動化02】野生ポケモン色違い厳選【あまいかおり】
なお、Arduino Leonardo自動化の導入・機材構成については導入記事を参考にしてください。
導入記事:【Arduino自動化01】Arduino開発環境の導入
※本ブログに初めてお越しの方は「本ブログについて」もぜひ、ご覧ください。
概要
今回は、準伝説ポケモン・サンダーの色厳選を自動化しました。むじんはつでんしょの出入りを色違いが出るまで繰り返します。ゴールドスプレー利用想定で、ざっくり8時間放置で1,000回、20時間で2,500回の色厳選が行えます。

20時間の放置で、約2,500試行できる。「ゴールドスプレー」は必携だぞ
目次です。今回は、理論抜きのあっさりです。
お急ぎの方は4.ソースコード まで読み飛ばしてください。
- 概要
- 0.成功報告
- 1.Switch版FRLGの伝説・準伝説は、逃げればマップ切り替えで復活する
- 2.サンダーは「むじんはつでんしょ」の最奥にいる
- 3.サンダーの色厳選のために「ゴールドスプレー」を買っておこう
- 4.ソースコード
- 5.動作確認
- 6.あとがき
0.成功報告
筆者は丸2日放置の6,398試行目で、色違いのサンダーに無事に会えました。
使用した「ゴールドスプレー」は延べ255本です(キリが良いですね)。

延べ6,398試行、経過時間は50時間55分51秒だった
画面録画の都合上、2回に分けて実行しましたが、少なくとも筆者環境・本記事紹介のソースコードで「27時間4分22秒(3,400試行)の連続稼働」を確認しています*1。また、色違い遭遇後も逃げることなく、終始動作が安定していました。
※筆者が使ったマイコンボードは「」です。導入方法は【Arduino自動化01】Arduino開発環境の導入をご参考ください。

筆者はSwitch2のドックに有機EL用のUSBハブスタンドと4つを組み合わせ、
や有線コントローラーを接続しているぞ(2026/4/1現在)
1.Switch版FRLGの伝説・準伝説は、逃げればマップ切り替えで復活する
まず、FRLGの色違いの厳選についてです。
FRLGにおいて、ミュウツーなどの「伝説ポケモン*2」や、「ファイヤー」などの準伝説ポケモンは「固定シンボル」として登場します。固定シンボルとは、言い換えると、Aボタンを押して話しかけることで戦闘になるポケモンです。
固定シンボルで登場するポケモンの多くは、野生ポケモンの色違い厳選とは異なり、作中で1匹しか手に入れることができませんので、色違いの価値は相対的に高いものになります。


ミュウツーやフリーザー・サンダー・ファイヤーなどの伝説ポケモンの多くが該当するぞ


FRLGでは、この伝説・準伝説ポケモンの前でセーブをしておき、話しかけて色違いじゃなかったらリセットを繰り返す、いわゆる「固定リセット」という方法で色厳選を行います。
もちろん、Switch版でもGBA版と同様の方法で色厳選を行うことができますが、Switch版のFRLGでは、伝説・準伝説ポケモンとの戦闘で「にげる」を選択して戦闘を離脱しても、マップを再読み込みすることでその固定シンボルが復活する*3ように仕様が変更されています(注:「にげる」で復活する固定シンボルのは伝説・準伝説のみ*4です)。
すなわち、Switch版のFRLGにおいて、固定シンボルで登場するポケモンによっては、タイトル画面~あらすじを見終わるまでの待機時間が発生するソフトリセットよりも短い時間間隔で、高効率に色厳選ができると言い換えることができます*5。
そして、固定リセットよりも効率的に色厳選ができる筆頭が、「むじんはつでんしょ」に登場する「サンダー」です。

Switch版のFRLGでは建物を出入りすると帰ってくるのだ(「にげる」を選択した場合のみ)
2.サンダーは「むじんはつでんしょ」の最奥にいる
前節では「リセットをしない色厳選(建物の出入り)」にサンダーが適していることを紹介しました。
サンダーは、イワヤマトンネルのポケモンセンターの近くにある「むじんはつでんしょ」に生息しています。ただし「むじんはつでんしょ」に向かうためには「なみのり」が必要なので、シナリオ上はセキチクシティまで進める必要*6があります。特にギミックもありませんので、そのまま中に入りましょう。
なお、「むじんはつでんしょ」の中は概ね1本道です。そのまま奥に進むと、サンダーがいます。


「なみのり」を使って南に進めばたどり着くぞ


そこに、でんせつのとりポケモン「サンダー」がいるのだ
3.サンダーの色厳選のために「ゴールドスプレー」を買っておこう
さて、「むじんはつでんしょ」のサンダーがいる場所までたどり着いたら、あとは色違いの厳選を行うだけです。話しかける前に、セーブをしておきましょう。
3-1.サンダーの色違い厳選の手順
色違い厳選の具体的な手順は、下記の通りです。
- 「A」ボタンでサンダーに話しかける
- サンダーの色を確認する。
- 色違いでなければ、「にげる」を選んで戦闘を終える
- 「サンダーは どこかへ とびさって いった!」となる
- 左の出口から出て、再度その入口から入る
- サンダーの固定シンボルが復活している
- 再びサンダーに話しかける
- 手順3に戻る

3-2.サンダーの色厳選には「ゴールドスプレー」が必須
ところで、サンダーが登場する「むじんはつでんしょ」では、洞窟や草むらと同様に、野生ポケモンとのランダムエンカウントが1歩ごとに判定されます。
これはすなわち、色厳選中に野生ポケモンが出現する可能性があり、効率が落ちてしまうことが考えられます。

長時間の色厳選のストレスを無くすためには、ゴールドスプレーは必須だと言える
このような事故を無くすためには、野生ポケモンと出会わないように「むしよけスプレー(100歩)」「シルバースプレー(200歩)」「ゴールドスプレー(250歩)」のいずれかのアイテムを利用することが有効です。これらのスプレー系のアイテムは、先頭ポケモンのレベルより低いポケモンとのエンカウントを防いでくれる効果があり、各地のフレンドリィショップで購入することができます。
なお、1歩あたりの金額という点で「シルバースプレー」が最もコスパに優れてはいるのですが、色厳選という特性上、試行回数が要求される用途では、できるだけ長い歩数のエンカウントを防止したいので、「ゴールドスプレー」が最適だと言えます。
なお、「ゴールドスプレー」は、ヤマブキシティ・セキチクシティ・グレンタウン・セキエイこうげんなどで購入することができます*7。

「ゴールドスプレー」はヤマブキシティのポケモンセンターなどで買えるぞ
4.ソースコード
今回は、「むじんはつでんしょ」の最奥にいるサンダーの色厳選を、で自動化しました。約1時間で125試行できます。ゴールドスプレーを使って、サンダー以外の野生ポケモンとは出会わないように工夫しました。
4-1.事前準備
まず、ゲーム側の準備です。
「むじんはつでんしょ」の最奥にいる、サンダーのすぐ左のマスに立って、主人公が右を向いている状態にしてください(Aを押したらそのまま戦闘が始まる場所に立ちます)。
そして、「せってい」から、「はなしのはやさ」を「はやい」、「せんとうアニメ」を「みない」、「ボタンモード」を「LR」に、それぞれ変更してください。
また、「どうぐ」の1番上に「ゴールドスプレー」を大量に準備(目安:150個程度)して、それにカーソルをあわせた状態でバッグを閉じます*8。そのまま、メニューの「バッグ」にカーソルをあわせてメニューを閉じれば、ゲーム側は準備完了です。



続いて、ソースコードの修正です。
ソース49行目の「RepelNum」の数字に、自分が所持している「ゴールドスプレー」の数を入力してください。ゴールドスプレーを利用する場合は、この1箇所のみの書き換えでOKのはずです。
なお、「ゴールドスプレー」の代わりに「シルバースプレー」や「むしよけスプレー」を使う場合は、48行目の「RepelSteps」にスプレーの種類に応じた歩数を入力してください(ただし、筆者は未検証です。「ゴールドスプレー」を使うことを推奨します)。
4-2.ソースコード全文
ソースコードの全文です。コード冒頭の注意事項もよく読んで利用してください。
5.動作確認
さて、今回実装したサンダーの自動色厳選ですが、無事に丸2日間・延べ6,398試行目で色違いに出会うことができました。在宅勤務日の早朝に出会うことができたため、捕まえてから気持ちよく仕事に臨むことが出来ました。

投げたハイパーボールは34個。手に汗握る戦いだった。
さて、個人的な感想ですが、自動化のコーディングや待機時間もそれなりにかかったのですが、振り返ると、サンダーを捕獲するのが一番苦労したかもしれないと思います。
というのも、フシギバナの「ねむりごな(PP15)」のPPがすべて枯れるほど捕獲が難航したからです。その場でピーピーエイドを使ってPPを補いつつ、「あまいかおり」でねむりごなを必中にしつつ、適宜眠らせていましたが、とにかくサンダーのPP切れが非常に怖かったです。
もし、今からチャレンジされる方がいらっしゃるなら、事前に捕獲やPP切れ対策の練習をしておくことを強くおすすめします。
特に、HP削り要員や催眠要員の準備、ならびに手持ちのレベル上げをしておくべきでした。筆者は旅パのそのままだったので、相手の「ドリルくちばし」に大変苦労しました。サンダーはでんきタイプの技を持っていないですが、タイプ一致の飛行技はかなり凶暴です。
とは言え、個人的には(準備不足は否めませんでしたが)無事に捕獲することができたので大満足の結果になりました。


色違いは捕まえなければ意味がない。「ねむり」の状態異常は重要かも!?

6.あとがき
ついに4月になりました。年度が変わって2026年度ですね!皆様はいかがお過ごしでしょうか。筆者は、仕事もプライベートも超充実!で、かなり時間的に余裕が無い生活をしています。というか仕事内容が4月から増えたため、結構てんやわんやしています。
さて、仕事の話は置いておいていったんポケモンFRLGの状況について雑記です。私は未だにポケモンFRLGのシナリオはバッジ6個です。
その途中に色違いのサンダーの放置厳選を始めて丸2日間かけたり、まだ作成中ですがフリーザーの色厳選をプログラミングしてみたりと、かなりゆっくりとシナリオを進めています。上述の通り無事に色違いサンダーにも会えましたし、手持ちには【FRLG自動化02】野生ポケモン色違い厳選【あまいかおり】で見つけた色違いのロコン(現在はキュウコン)もいて、楽しく遊べています。
そういえば、サンダーを捕まえるために「むじんはつでんしょ」に寄ったのですが、リーフグリーン版は野生でエレブーが出ないんですね(´・ω・`)。子供の頃に遊んでいた頃はファイアレッド版、その後にリーフグリーンの両方を遊んでいたのですが、序盤からナゾノクサやガーディ、コダックが出ないということに改めて驚かされました。バージョン限定ポケモンの存在を改めて痛感させられますね。


筆者は、こういうところに、図鑑説明を感じられるのが好きなのだ
(くもの うえから きょだいな いなずまを おとしながら あらわれる でんせつの とりポケモンである。)
さて、4/5現在はようやくグレンタウンに到着、「ふたごじま」にも足を運び、フリーザーの色違いがほしいなぁと思いながらプログラムを書いています。
しかしながら、フリーザーの色厳選はなかなか動作が安定せず、デバッグだけで3日間ほどかかっており、公開できるかは怪しいかな?と思いつつです(「なみのり」の移動マス数が実行する度に変わる。おそらく野生エンカウント判定の割り込み処理でFRLGの動作が重くなるタイミングがあるのかも)。サンダーの色厳選は動作が安定していたので、純粋に移動距離と複雑さが影響しているのだと感じます。
こちらは、のんびりとコーディング&動作検証してみます(公開しないかもしれませんし、後日ベータ版として公開しちゃうかも。ここは未来の私に任せます)。

なかなか動作が安定せず、公開できないかもしれない。
ともかく、早いものでFRLG自動化の記事もいよいよ4本になりました。
こんな感じでのんびりと更新していけたらと思いますので、引き続き応援の程よろしくお願いいたします!皆様の成功報告もお待ちしておきます!
ではではc⌒っ.ω.)っ
前回の記事:【FRLG自動化03】物語中盤レベル上げ【ポケモンタワーであまいかおり】
(FRLGの記事一覧はこちらから→ ポケモンFRLG自動化 カテゴリーの記事一覧)
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*1:長時間放置を推奨するものではなく、動作を保証するものではございません。あくまでも参考情報として、連続27時間の放置ができたことを報告するものです。なお、筆者はNintendo Switch2をドックに挿したTVモードで利用し、Switch2上部またはドック左側のUSBポートからArduino Leonardoを挿している構成で行っております
*2:伝説ポケモン:ミュウツーやホウオウ、ルギアなどを指す愛称。かつてレート戦に出られなかったことから、「禁止級」「禁止伝説」という呼び名でも知られる
*3:Switch版のFRLGで固定シンボルが復活するのは「にげる」を押して戦闘を終えた時だけです。当然ですが、倒したり捕まえたりすると復活しませんので注意しましょう
*4:たとえば「カビゴン」や「マルマイン」など、同じシンボルエンカウントでも「復活しない」ポケモンもいます。注意しましょう
*5:ソフトリセットを用いないので、本ブログで紹介しているによる画像認識を用いないSwitch自動化にも応用できると言えます
*6:ひでんマシン03「なみのり」は、セキチクシティ「サファリゾーン」の最奥の建物「トレジャーハウス」の男性に話しかけるともらえます。なお、使用するには「ピンクバッジ」も必要なので、同じくセキチクシティのジム戦も攻略しておきましょう
*7:その他「3のしま」「4のしま」「6のしま」「7のしま」などでも購入することができます
*8:スプレーはプログラムが自動的に使用しますので、準備段階であらかじめ使う必要はありません