金尾の椚 (きんのおのくぬぎ)


金尾の天狗岩という岩の上に、幹回りが大人三人抱え程もある椚の木が自生している。
ある時、村人が炭焼きに使うため、この椚を切りたいと思った。
そこで椚に聞いてから決めようと考え、ノコギリを置いて「返事をしてくれ」と言った。
すると夢枕に出て来て「切るな」と告げたので、切らずに残したという。

『夜久野町史 第一巻(自然科学・民俗編)』「金尾のクヌギ(畑)」より


夢枕に立つ椚の木、想像するとちょっと面白いですね。
ちなみに、この椚は火事で木の半分が燃えてしまいましたが、今も金尾の山にひっそりと立っているそうです。


伝承地:福知山市夜久野町畑(金尾)


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