大蛇の刀剣 (だいじゃのとうけん)*
昔、上山田尾崎(古宮)の辺りに沼があり、そこに大蛇が棲み、日夜人々を苦しめていた。
そこで少名彦命がただちに大蛇を斬って退治したところ、その尻尾から刀剣が出て来た。
その刀剣を彌刀神社に奉納し、大蛇の体は穴石神社に祀ったという。
『穴石神社案内板』
『野田川町誌』「苦無神社」より
与謝野町には、少名彦命が大国主命の妻に取り憑いた槌鬼という悪霊を七色の吐息で追い出したという伝説があります。少名彦命大活躍。
→槌鬼
『いちば子ども風土記』によると、昔、この神社のそばを通った人が大きな白蛇に遭遇したそうです。
その白蛇は穴石神社の守り神とされ、今は神社の地面の下に潜っていると言い伝えられています。
大蛇の尻尾から出た刀剣を奉納した神社です。
この伝説は『日本書紀』や『古事記』にある、素戔嗚尊に退治された八岐大蛇の尻尾から草薙剣が出て来たピソードを彷彿させますね。
刀は今も保管されているんでしょうか。
少名彦命を祀る神社で、石段をずんずん登った先に社殿があります。
「苦無」という名の神社は日本でもここだけなんだとか。
ちなみに少名彦命は同町明石の小虫神社にも祀られています。
伝承地:与謝野町上山田、幾地


