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ロバート・フランク『成功する人が偶然を味方にする』

 原題は「成功と運」である。ロバート・フランクの書いた本はかなり好きで、結構熱心な読者である。もっとも政策的なものにその発想を適用するかどうかはまた別。

 ただしこの本のメッセージのひとつである、運で成功したにすぎない人が陥る実力重視の社会(=運の排除)が、政府の適切な政策介入を阻害してしまう可能性には、賛成したい。他方で、「自分が運がなかった」という発想もまた、事実上の運のもつ側面を忘却させる効果をもつという指摘もうなづける。

 運を軽視することもそれを過大視することもともに経済政策の効果について人を偏見に追い込んでしまう。ここらへんのフランクの議論は面白い。彼の政策提言である累進的消費税は、個人的にはあまり魅力的には感じない。本書の後半はそれの実践的Q&Aなどで構成されている。




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