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限界研(編)『ポストヒューマニティーズ』

 なにか大きな問題につながりそうでいて、日本のSF業界の内向きな話や、余計な援用に思えてならない中途半端な思想系の書籍への言及がやたらでてくる印象がある。それが読書する際の猥雑な邪魔になって、面白さを大きくそいでいる評論集。もったいない。

 僕がこの評論集を購入したのは、円城塔氏と石原愼太郎氏を比較した論文が収録してあったため。この石原愼太郎論の部分はかなり参考になる。藤井義允氏「肉体と機械の言葉ー円城塔と石原愼太郎、二人の文学の交点」。

 本書の日本SFの特質であるという「日本的ポストヒューマン」と英米の「ポストヒューマン」の違いは、二年前に山形浩生さん、稲葉振一郎さんとぼくとで行ったイベントでの後半部分で話題にしたものにかなり近い印象。

意識をめぐる論点メモ
http://d.hatena.ne.jp/tanakahidetomi/20120819#p1

 この「日本的ポストヒューマン」に関連するのだろう、栗原裕一郎さんにすすめられて読んだ宮内悠介『ヨハネスブルグの天使たち』はとても面白かったし、その関連で伊藤計劃の『The indifference engin』も読んだ。後者は『虐殺器官』より面白い。




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