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梶谷懐・山形浩生・田中のゼロ年代のベスト経済本

 せっかく三人でコメント欄で本を選んだのでエントリーの方で紹介。http://d.hatena.ne.jp/tanakahidetomi/comment?date=20100405#c

まず田中

ゼロ年代にあげるべき経済書としては何をあげましたか? 僕はクルーグマンの「復活だぁあ」論文(01年翻訳完了)が収録されてる本か、もしくは経済学ブームの端緒となった『ヤバい経済学』あるいは『エコノミスト、南の貧困と闘う』でしょうか。日本人のものなら、結局、構造改革やその前後の制度設計にもろにかかわった人物の生きざまも記した暗黒卿の『さらば財務省』をあげますね。

次は山形さん


経済分野でのゼロ年代は、まず90年代のアジア躍進の後にアフリカ問題への関心and/or中国、それに関連した制度設計、環境と経済、もっと広い分野と経済学との接合、そして日本のデフレ不況、といったあたりをおさえたいなー、という感じではないでしょうか。

すると、おっしゃる通りイースタリーかコリアー、青木昌彦の制度設計ナントカ(あの判型のでかいやつ)、手前味噌だがロンボルグ「環境危機をあおるな」、「ヤバイ経済学」か「誘惑される意志」、日本では安達「脱デフレのナントカ」か野口編の「経済政策ナントカ(あの論集みたいなので田中さんも書いてたやつ)、それともう一つ、経済学全体への関心の上昇としてマンキュー経済学くらいあげるかなあ。

最後に梶谷さん


「時代の証言」という観点から三点を選んでみました。文革期について李振盛『紅色新聞兵』、改革開放期について趙紫陽趙紫陽極秘回想録』、民族問題について楊海英『墓標なき草原』 。見方によっていろいろ候補はあるでしょうが、よりによって『マオ』を選ぶことは・・今後紙面に登場してくる「識者」の顔ぶれが(半分怖いもの見たさで)楽しみです。

中国経済関係では呉敬れん『中国の経済改革』(NTT出版)が包括的なテキストですが、一般向きではないかも。趙紫陽の回想録はゼロ年代ではありませんでした。『マオ』の代わりに読むなら専門家の評価も高い高文謙『周恩来秘録(上下)』文藝春秋でしょうか。

梶谷さんからは『趙紫陽極秘回想録』は2010年に日本出版なのでゼロ年代ではないと断り書きを入れられてましたが、それでも面白い本だと思いますのでそのまま紹介させていただきますね。




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