以下の内容はhttps://tanakahidetomi.hatenablog.com/entry/20100219/p3より取得しました。


藤原書店、こころに残る一冊

 藤原書店も今年で20周年だという。(あとで紹介したいが)片岡剛士さんの河上肇賞受賞作である重厚な本格的経済論を近く出版する予定であるなど、出版不況の中にあってますます独自の位置をしめているように思える。以下はその記念の小冊子のために書いた短文の草稿である。ここでとりあげているものは、字数制限のために詳しくは書けなかったがいろいろ他にも面白い資料・論説があるので要注意である。

『環』「貨幣とは何か」

 藤原書店、というよりも藤原良雄社主は東京河上会の運営に多大な尽力をされている。東京河上会というのは、20世紀前半の最も偉大な日本経済学者の一人である河上肇の功績を記念して結成された会である。私が初めて藤原書店の方々とお付き合いするきっかけになったのは、この東京河上会での報告を契機にしてのものだったと記憶している。後にこの報告は、藤原書店から私の処女作『沈黙と抵抗 住谷悦治評伝』となって世にでることになった。しかし今、書きたい本はこの思い出深い処女作についてではない。この東京河上会での報告と処女作との間に、私は『環』の第三号「貨幣とは何か」で貴重な仕事をいただいた。それは三浦梅園の経済論についての論説と、河上肇のライバルであった福田徳三の三浦梅園論を注釈し全文掲載するというものであった。この特集には、ほかにもアグリエッタやボワイエらの貨幣論など多様な内容が掲載されていて、金融危機後の今日でもますます注目すべき内容の一冊となっている。

あと僕の源流のひとつは、上でもふれた以下の本。これと野口旭さんとの共著『構造改革論の誤解』(これもどこかで文庫化してくれないかな)とともに忘れられないもの。もう数十冊しか在庫がないのでどうか購買お願いします 笑




以上の内容はhttps://tanakahidetomi.hatenablog.com/entry/20100219/p3より取得しました。
このページはhttp://font.textar.tv/のウェブフォントを使用してます

不具合報告/要望等はこちらへお願いします。
モバイルやる夫Viewer Ver0.14