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2008年上半期経済書ベスト5

 またも恒例のシーズンがやってきました。今年の上半期は正直いって自分とは立場の異なる著作で見るべきものがあったという倒錯したシーズンであったといえましょう。代表としては、安冨歩『生きるための経済学』でしょう。あと『不謹慎な経済学』がありますが、もちろん自分のものをベストにいれるほど自己顕示欲は強くないですが、今年前半の個人的には大きいニュースでした。

 で、順不同ですが、今年の上半期ベスト5は以下です。

1 フィリップ・ショート『ポル・ポト』(みすず書房

 これが経済書? という方も多いでしょうが、このまともな経済を意図的にすべて破壊したら何が現代においてもたらされるか、をこれほど実証的にみせてくれる本はあまりないでしょう。まさに反経済学の教訓として一読すべきでしょう。

2 中村宗悦『後藤文夫』(日本経済評論社)

 革新官僚の生涯を実証的に明らかにしつつ、日本における構造改革主義、計画経済主義の病理を冷静に提示した書籍として一読されるべきです。今年前半のベスト1に。

3 堂目卓生『アダム・スミス』(中公新書

 僕は自己欺瞞論の資料として読みました。堂目さんらしい論理的な経済思想史の業績なのですが、「公平な観察者」とはそもそもなんだったのでしょうか? それこそ「多様な私」そのものだったのかもしれませんが。

4 上野泰也『デフレは終わらない』(東洋経済新報社

 クルーグマンの「復活だぁ」論文を日本の代表的エコノミストは08年風に裏声で歌うとこのような書籍になります。面白い本です。

5 増田悦佐『日本文明・世界最強の秘密』(PHP研究所

 どうみても裏ベストの方ですが、そうですか 笑




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