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本読んだ

最後にSF読んだの覚えてない,とにかくめちゃくちゃ久しぶりにSF読んだ.最初に虐殺器官読んでめっちゃ面白かったからめっちゃおもしろいって言いまくってたらラギッドガール勧めて貰って,ラギッドガール読もうと思ったんだけどついでにグランヴァカンスも読もうと思った.一応出た順に読もうと思ったから,ラギッドガールは最後に読んだ.

虐殺器官,評判としていい,みたいなことは聞いていたけれど,名前が怖くて全然読んでなかった.怖い話だったと思うけど,ホラーみたいな怖い感じじゃ無い.基本的に国単位での話が語られるのだけれど,国単位・地方単位・組織単位・人間単位の話って同じ構図がしばしば現れると思っていて,イメージとしてはシェルピンスキーのギャスケットみたいな感じで,そういう意味でぞっとする.

グラン・ヴァカンスとラギッド・ガールは同じ世界観の話で,グラン・ヴァカンスが長編でラギッド・ガールは中編集という形になってる.

グラン・ヴァカンスは,仮想リゾートを舞台にした小説で,仮想リゾートっていうのは,めちゃくちゃ進化したセカンドライフみたいなのを想像したら手っ取り早いと思う.めちゃくちゃ進化してるから,RPGで言う村人みたいな,ユーザが操作しないキャラクタのAIもめちゃくちゃ進化してて,結構思考するし,感情もあるみたいな感じで,そのAIの視点で物語が進む.

読んでると不思議な感じになって,自分が現実だと思っているものはなんなんだろうって気分になる.おもしろかった.

グラン・ヴァカンスでは一度も現実世界の話は出てこなくて,ずっと仮想リゾートの中で話が進むのだけれど,ラギッドガールでは現実世界の話と仮想リゾートの中での話両方の話が書かれてる.人間がどうやって仮想リゾートを楽しむのかとか,どうやって仮想リゾートができたのかとか書かれてて面白い.

どちらも小説だから,小説という形でストーリーが展開されるのだけれど,その中でメタ的にストーリーを作る仕組み(例えば仮想リゾートとか)が登場して,そこでいろんな出来事が展開されていておもしろい.とくにラギッド・ガールはその傾向が強くて,読んでいると実は二重三重も周りに世界があるような所での出来事だった,みたいな話があったりする.

両方とも良かったと思う.




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