2週間ほど前だけど、月追う彼方を初めて観てきました!

北九州のバンド、月追う彼方。先日たまたまサブスクで新譜「the face」を見かけて、本当に何となく聴いてみたらとても良くて一気に気に入った。遡った過去作品もカッコよくて、これはライブ観てみたいなと思ってたら、ちょうどリリースツアーで広島に来ると。しかも対バンがかねてより好いているomeme tentenと、一回ライブ観たことあるMercy Woodpecker。平日だけど行くしかねぇなと思ってチケット取りました。
また、その昔主催イベントの公式レポを書かせていただいた遊津場氏が本ツアーの神戸公演のレポートを書いており、そちらを拝読して広島公演もより楽しみにしていた。
【公開🖊️】
— 遊津場(先取り邦ロック紹介/音楽ライター) (@sakidori_yutuba) 2026年2月17日
月追う彼方のツアー初日のライブレポ書いた!
シンプルに現場に強いバンドだし、そのシンプルがとんでもない個性にこのツアーで変わる予感!目撃せよ!
東名阪ワンマン控えるHello HelloとCAT ATE HOTDOGSも良かった!
おーしゃんのこと書けなくてゴメン
スーパーギターだったよ#ハロー2 https://t.co/eFygx7c8gi
会場は1月に171のツアーで来たばかりの広島ALMIGHTY。前回は開演にギリギリ間に合わなかったけど、今回は余裕を持って10分前ぐらいに到着できた。オメテンとマシペカとどっちからかな〜と思ってたけど、ステージをよく見たら一発で分かった。ボーカルのマイクが高いからマシペカだ。笑
というわけでトップバッターはマシペカから。定刻通りに開演した。
Mercy Woodpecker
熊本出身ということで月追う彼方とは九州仲間のマシペカ。ボーカルさんが言うには「月追うとは5,6年前から共演していた仲」と。静岡や名古屋でも対バンしていたりして、その先でこうして広島でお互いの積み重ねてきたものをぶつけ合えるのは嬉しいと滾っていた。
マシペカを前回観たのも名古屋。2024年のでらロックだった。2年以上経ってたか。失礼ながらあの時以来特別楽曲を聴き込んで覚えられている訳ではないんだけど、あの時よりも印象に残るパフォーマンスだった気がする。王道でストレートで、手拍子とか拳挙げるジャンプさせるタイミングが分かりやすい。激しめの曲調もシーケンスの使われる曲も多数で幅広い。かと思えば、一方でテンポが変わったり曲調が変わったり、良い意味でどこからどこまでが1曲か分からない、どれだけ音源通りなんだろって思う箇所もいくつか。ライブバンドだなぁって感じがした。
広島の対バンでよく名前を見かける気はしてたけど、自身も広島のバンドを自称して「ようこそ広島へ」と豪語。「広島のお客さんはめっちゃCD買ってくれる」「心から音楽が好きな人たちが集まってるって感じする」と称賛しつつ、「また広島に来たいって思ってもらえるライブを目指す」と意気込みたっぷりだった。「CD買ってねっていう圧じゃないよ笑」は面白かった笑
熊本と広島の街並みが似てる、という話も共感できたな。熊本のライブは透色ドロップのツアーで行った1回だけなんだけど、その1回で強く思った記憶がある。
高々に掲げた「広島制覇」に向け、これからも広島で機会があれば観てみたい。願うらくはこの日のセトリ教えてくれ。皆でジャンプした "ストロボデイズ" だけ分かる。
というかこの日のことをバンド公式もメンバーもほとんど言及してないんだけど何かあったのか。それだけが気になっている。
omeme tenten
この日の入場はオメテンをお目当てに。活動休止していたドラムのたえりさんが正式に卒業することが数日前に発表されたばかりで、灯さんとYujiさんの2人体制として再出発。
と、言ってもベースとドラムがサポートメンバーという構成はこれまでと変わらないわけだけど。でも今回のサポートベースの男の子めっちゃよかったな。弾き方がアグレッシブで熱量感じるしフロアの煽り方も自然だった。これまでにも観てた人だったらごめん。
MV曲多めの王道セトリだったけど、このバンドはライブアレンジが強い。最初の "クリーミー呪って" からの "favorite jinx" も、曲間の繋がりが自然で高揚感が持続する入り。フロアからもたくさん拳が挙がった。
最初のMCでは「なかなか広島には来られない、東京のバンドなので」「Mercy Woodpeckerもがっつり共演は初」と今回の公演に感謝の想いを馳せる灯さん。彼女の言葉は一つ一つが力強い。声質なのか、滑舌なのか、とにかく感情のこもったパワフルさがある。
その力強さはミドルテンポな楽曲にも映える。中盤のパートは "祈りたちよ" "グッド・フィーリング" "まばたきよりも" と、最初の2曲のような快活さは無いんだけど、スッと刺さってくるものがある。ていうかマジでなんで "グッド・フィーリング" 毎回演ってくれるんですか?アルバム曲でしょ?神ですか?
後半のMCでは、新曲 "きらめきだった" のリリースを発表。この日初めて解禁された情報。実は元々、この情報の解禁を当日の20時とSNSでアナウンスしていたのだが、当日に21時解禁に変更された。そして、この公演中にMCで発表したのが20:20ぐらい。ってことは、ここで初めて解禁された情報なわけです。20時がドンピシャでライブ中だからズラしたんだと思うけど、現地で最初に知れるようにしてくれるのは嬉しいね。リリース楽しみにしてます。
【 NEW RELEASE INFO📢 】
— omeme tenten (@omeme_tenten) 2026年2月18日
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2026.3.4 wed
omeme tenten Digital Single
『きらめきだった』
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ラストスパートに入る前には、「皆さんが来てくれるからバンドができている」「私には皆さんが光に見えていて、皆さんが道を照らしてくれるから歩ける」とファンへの想いを綴る。「大切な曲の歌詞から取りました」というタイトルの東名阪ワンマンツアーの告知もしっかりして、"POLARIS" へと入った。
ツアーの告知もただするだけじゃなくて、「広島から一番近いのは大阪」とした上で、その日付も会場もしっかりアナウンス。意外とこれが無い演者が多い。広島から一番近いっつったって大阪だ。しかしそれでも本気で呼び込もうとしているのが伝わってきた。

"POLARIS" から始まったラストスパート、矢継ぎ早に "光" "エターナル" と爆速で投下して駆け抜けきった。疾走感が半端ない。素晴らしい。実は灯さんの「私には皆さんが光に見えていて」という言葉で "光" が来ると思って、「あ、そっちか "POLARIS" か笑」てなったので、直後に回収できてよかった笑
そして "エターナル" もほんとイントロ前のアレンジが良いよなぁ。イントロ前というか前の曲からの繋ぎ方というか。「来るぞ、来るぞ」感。ワクワクする。
パフォーマンスのカッコよさは勿論のこと、MCの言葉にも本音が込められてるのが分かるし、自分たちのツアーにも引き込む気概が伝わる。これぞ対バンでした。良い対バンでした。
セットリスト
01. クリーミー呪って
02. favorite jinx
03. 祈りたちよ
04. グッド・フィーリング
05. まばたきよりも
06. POLARIS
07. 光
08. エターナル
— omeme tenten (@omeme_tenten) 2026年2月18日
月追う彼方
ホスト月追う彼方。1月の個人的月間ベストにも選んだが、本当にこの度出会ったばかり。何かの対バンとかで名前を見かけて頭に残ってた程度だと思うんだけど、「the face」がサブスクの新作一覧に出てきた時にふと聴いてみようと思ったあの直感は正しかった。
と言いながら、申し訳ないことに曲名を一致させて覚えるまではできておらず、セトリ不明です。一つ前の福岡公演のセトリが公式から上がってたから覚えなくていいかなと油断したのもある。アンコール含め「the face」の曲は全部演ってたと思うけど。。。過去曲だと "ラストナイトダイブ" は確か演ってたね。
でも、曲を把握していなくても関係ないなと思えるパフォーマンス。音源を聴いて抱いていた期待にしっかり応えてもらった。スリーピースだけど音が分厚くて、でも個々が目立ってるわけではなく3人でまとまってて一つのバンドになってる感じ。この子達はずっとこの3人で一つでいてほしいなと思う。MCの話を聞くにメンバーチェンジを経ての今に至るようではあるけれど。
そんなMCでは「リリースツアーができること、当たり前だと思ってない」「受け取ってくれる貴方がいてリリースツアーは完成する」と頻りに言っていたVo. しほさん。北九州のバンドだけどもう上京してるということで、広島に来られるのも簡単なことじゃないんだな。
しほさん、開演前から普通にフロア内を行き来されていたけど、知らなかったけどめっちゃ小柄だね。しかしその身体から放たれる力強くて瑞々しさも感じる歌声が素敵。
また、Dr. ななみさんがMCではよく喋る。広島といえばALMIGHTYも会場の一つとして使用されるSUPER ROCK CITYやHERO's RUMBLEといったサーキットイベントがあるが、そちらにも出ていたようで。HERO's RUMBLEに出演した際、リハの段階でフロアにオーディエンスがゼロだったという話は戦慄した…そんな経験を経てもツアーで広島を選んでくれることにこちらこそ感謝だし、今はしっかりあれだけのお客さんがいることを認識してもらえたら嬉しいな。
マシペカについて「熊本から呼んだつもりだったけど、広島のバンドだったね笑」と笑ったり、「広島のお客さんはめっちゃCD買ってくれる」「CD買ってねっていう圧じゃないよ笑」のくだりを彼女たちもやったり笑、しっかりゲストのMCも聴いている。
アンコールまで含めて、ツアーができること、広島に来られること、使える会場があること、来てくれるお客さんがいること、出てくれるゲストがいること、全てへの感謝がパフォーマンスに乗せられたエネルギッシュなライブでした。
終演後に月追う彼方の物販でCD「the face」とさらに「軌跡」、そしてパスステッカーも買った!
CDは圧がなくても買う。笑 サブスクで聴いて、CDあるなら買いたいなと思ったのも今回来た立派な理由の一つだしな。
パスステッカーにはサインもいただきました。

マネージャーさんらしき人と、Ba. かおりさんが対応してくれた。かおりさんに先にサイン貰ったから残りの2人にも貰わないと微妙だよなと思ったけどまだ機材の片付け等されていたので待機。その間に他のお客さんも並んだりしていて、めっちゃサイン待ちの奴になってしまってた笑 メンバーとお話したときに、遊津場さんからのお墨付きだったことも伝えられてよかった。ありがとうございました!
以上!
改めて3バンドともよかったー。月追う彼方、きちんと曲を覚えてまた観たい。たまたま楽曲を聴いて、ライブ観たくなって、広島公演ある!ってなって、対バンも好きなバンドで。ライブに行くまでの流れが我ながら綺麗だ笑 omeme tentenは勿論安定だったし、Mercy Woodpeckerももうちょいちゃんと聴きたい。
ど平日に行けてよかった、良い夜でした!

では(=゚ω゚)ノ
月追う彼方 pre.「"the face" TOUR」
2026.2.19. 広島ALMIGHTY
月追う彼方
Mercy Woodpecker
omeme tenten
