
妻のリクエストで天王寺にある大阪市立美術館で開催中の天空のアトラスイタリア館の至宝展に行ってきました。

万博では話題沸騰になって入館困難だったイタリア館の至宝が見られるということで人気の展覧会です。
会期は10月25日から来年1月12日まで。

チケットは発売2日間で会期全時間枠が売り切れ、当日券の販売もありません。

私たちは14時半からの枠です。

万博のイタリア館では2時間以上行列に並びましたが、こちらは完全予約制なのでほぼ待ち時間はありませんでした。

最初の部屋の主催者あいさつ。
イタリア大使の挨拶文もありました。
写真撮影は動画・フラッシュ撮影は禁止されているものの、通常の撮影は全面的にOKです。

映像コーナーです。


イタリア館でも見たのと同じだと思います。

次の部屋は万博でも大人気だったファルネーゼのアトラス像です。

「ファルネーゼのアトラス」は、紀元後2世紀頃に制作された古代ローマの大理石彫刻で、ギリシャ神話の巨人アトラスが天球を支える姿を表現したものだそうです。
これはアトラスに与えた罰なんですね。
高さ約2メートル、重さ約2トンという堂々とした彫刻で、かつてファルネーゼ家が所蔵したことからこの名で呼ばれるようになりました。



アトラスが担ぐ天球儀には、当時知られていた48の星座や黄道十二宮、赤道、子午線などが精巧に浮き彫りで表現されているそう。
これは古代天文学者プトレマイオスの理論に基づいていると考えられており、古代の宇宙観を伝える天文学的にも貴重な資料なんですね。
それもあって至宝と言われるわけですね。

次の部屋のテーマは信仰と交流。

ピエトロ・ヴァンヌッチ(通称ペルジーノ)(1450-1523) 《正義の旗―聖フランチェスコ、シエナの 聖ベルナルディーノ、祈る正義兄弟会の 会員たちのいる聖母子と天使》です。
ペルージャにあるウンブリア国立美術館蔵。
1496年の作品なので今から500年以上前ですが、色彩が鮮やかです。

天正遣欧少年使節の主席正使だった伊東マンショの肖像画に描かれていた衣装。
映像で紹介は有りましたが、万博のイタリア館では肖像画の展示もあったと思います。

今回の展覧会では万博の時と違って説明書きパネルが充実しています。

次の部屋はダヴィンチの『アトランティコ手稿』を展示する部屋です。
万博では見たのは見たのですが、けっこう急かされて落ち着いて見ることはできませんでした。


巻上げ機と油圧ポンプということで、ダヴィンチはエンジニアとしての才もあったんですね。


万博と同じ2品展示されていましたが、こちらの展覧会でも後ろが詰まっているのでゆっくり見ることはできませんでした。
しかし、一応実物の写真を撮ることができました。
万博ではガラスケースを上から下にのぞき込む形だったので見ずらかったですが、今回は正面を向いて展示されていたので鑑賞しやすかったです。

また、実物展示に至る手前では、手稿の拡大図も見ることができました。


展示は以上で終了です。
けっこう展示物は少なめ、あっさりしていました。
そう考えると万博のイタリア館は他にも展示物が多数あって充実していました。

ファルネーゼのアトラスの顔ハメ。

ミュージアムショップの外でもイタリアの菓子などが売られていて、まんまと妻はビスケットを買っていました。