
88歳の実家の母親ですが、足腰がだいぶ弱ってきています。
歩けるのはカートを押しながら50mくらい、ゴミを出しに行くくらいです。
風呂は一人で入れますが、ちょっとひと苦労みたいです。
家は2階建てですが2階に上がることはもうありません。
そこで、私が月に2回、だいたい2泊3日で実家に帰りますが、その際は母がやれないような細々したことをやっています。
たとえば食材は基本的に生協のカタログを見て電話注文していますが、生協で扱っていないような新鮮な刺身やマニアックな商品などは私がスーパーへ買いに行くことが多いです。
また、庭の草むしり、電球の取り換えやちょっとした修繕などもやっています。
(大阪に住んでいる妹も週一回、日曜日に顔を出して掃除などやっています)
いっぽう昔から料理が得意な母は、今でも私が実家に帰ると何かしら作ってくれます。
頭はまったくボケていなくて、野球やバレーボールの選手、朝の連ドラに出てくる若い俳優さんまで名前をちゃんと覚えています。
世界陸上も面白いから毎晩テレビで見ていたと言っていました。
ニュースなども一通りアップデートされています。
お金の管理も手書きで家計簿つけていますし、スマホも使いこなしています。
最近はChatGPTも使いこなして、何でも自分で調べています。
健康や病気のことをChatGPTによく聞くらしいので、あまり鵜呑みにしない方がいいよとは言っていますが、この年齢でChatGPTを使うのはなかなかやるなと思います。
昔から人の目はわりと気にするタイプで、化粧も毎朝起床後30分くらいかけてやっています。
だらしないところは見せない人でしたが、それがきっちりした生活スタイルをキープするうえで良いのかもしれません。
母は要支援2で、毎週定期的にヘルパーさん、リハビリの先生(女性)、鍼灸の先生(男性)がきますが、若い人にも偉ぶることなく敬語で接して、いつも「ありがとうございます」と言っています。
たまにはお菓子や果物などのお土産も渡すみたいです。
そのおかげで、リハビリの先生はリハビリメニュー以外の個人的な頼みも受けてくれたりするそうです。(郵便物をポストに出すなど)
薬をもらいに調剤薬局に母を連れて行くと、若い店員さんたちから「〇〇さん、お久しぶり~」と声をかけてもらったり、近所のオバサンが様子を見にきたりするようです。
世間で「毒親」という言葉もありますが、まったくその逆なので息子の私が言うのも変ですが、とてもよくできた人だと思います。
むかしは母をどこか施設に入れたほうがいいのだろうかとも思っていましたが、今は頑張れるところまで一人で暮らしてもらったほうが良いと考えています。
父は亡くなる前10年超は認知症となりベッドにいることが多かったので、亡くなったのは90歳でしたが健康寿命は78歳くらいでした。
いっぽうは母は体力的には衰えてきているものの、まだまだ健康で人間らしい生活をしていると言えます。
今のところ手がそこまでかからないのは大変ありがたいです。
ただし、一人暮らしのため風呂でおぼれたり家の中で転倒して頭を打ったりして亡くなることはあるかもしれませんが、ここまで来るとほぼ健康寿命=寿命なのかなと思います。
少々の助けは借りつつも、自分のことは何でも自分でできる(決定できる)というのが一番大事なことなのかもしれないです。