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2025年上半期、スマホ出荷台数のトップはサムスンではなく、中国の華勤技術かもしれない

2025年上半期のスマホ集荷台数ランキングはサムスン、アップル、シャオミとなったが、ほんとうの1位は中国の華勤技術かもしれない。ODM(受託設計製造)という仕組みがあるからだと互聯網乱侃秀が報じた。

 

2025年上半期のスマホ出荷量は6%増

2025年上半期のグローバルでのスマートフォン出荷量は6億台に達し、前年比6%増となった。

出荷量ランキングはお馴染みの顔ぶれで、韓国サムスン、米国アップル、中国シャオミがトップ3というのは定位置になり、その後に中国メーカーが続くという形になっている。

▲2025年上半期のスマートフォン出荷台数のトップ10。よく知っているブランドが並んでいる。

 

ほんとうのトップは華勤技術かもしれない

トップのサムスンは半年で1億台のスマホを出荷する。しかし、本当のトップはサムスンではなく、華勤技術(https://www.huaqin.com/)かもしれない。おそらく、多くの方が聞いたことがない企業名だと思われるが、華勤は2025年上半期に1億台前後のスマホを出荷したと推定される。サムスンとほぼ肩を並べるレベルだ。

▲Counterpointによる2025年上半期のODMスマホ出荷台数。華勤の出荷台数を計算すると、1位のサムスンと肩を並べる。

 

製造を委託するのは常識になっている

アップルを始めとするスマホメーカーの多くが、自分ではスマホを製造していない。アップルの場合は台湾のフォクコン、インドのタタなどに製造を委託している。しかし、設計はアップルが行い、製造管理にも深く関わるため、完成したものは、誰もがアップルの製品だと認める。

このようなEMS(Electronics Manufacturing Services)企業を利用することは、多くのスマホメーカーが行っており、中国ではファーウェイ、シャオミなどがBYDに製造を委託している。

 

設計まで請け負うODM企業

ところが、さらに一歩進めて、受託企業が設計と製造を行い、メーカーに納品をするODM(Original Design Manufacturing)という手法もある。多くの場合、ODM企業が参照モデルと呼ばれるサンプル製品を持ってメーカーに提示をし、メーカーはさまざまな注文をつけて、変更をしてもらい、そして製造してもらい、メーカーのロゴをつけて販売をする。

小さなメーカーだと販売するすべてのスマホをODMにしてしまう場合もあるが、多くの場合は、フラグシップモデルは自社で設計し、低価格モデルをODMにするというパターンが多い。自社だけでは、すべてのスマホを設計製造することができないが、マーケティング的に低価格モデルもライナップしておく必要があるという場合に、この手法が使われる。

 

ほんとうのトップは華勤かもしれない

調査会社Counterpointのデータによると、2025年上半期、このようなODMスマホの出荷量は、全スマホ出荷量の43%に達し、前年同期から7%増加した。

このODMスマホのシェアでは、華勤がトップで40%を占めている。ODMスマホは2.56億台出荷されたことになるため、華勤は1.02億台を出荷した計算になる。

スマホトップのサムスンは、1.16億台を出荷しているが、サムスンが一部をODM生産しているとすると、実質的な出荷量のトップはサムスンではなく、華勤であるということになる。

スマホの進化がとまり、ハードウェアの性能での競争が緩くなり、競争の焦点はAI搭載などのソフトウェア側に移っている。この状況から、多くのスマホメーカーがソフトウェア開発に集中をするため、ハードウェア製造はODM企業に任せるようになっている。

 

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