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小米の利益の源泉は家電製品。エアコンなどの白物家電でも存在感を出し始めた

小米と言えば、スマホメーカーで、最近は自動車も好調というイメージだが、実は利益の源泉は家電製品にある。従来は周辺機器や小家電が中心だが、エアコンなどの白物家電分野でも存在感を示しつつあると経理人雑誌が報じた。

 

スマホを売り、家電で儲ける小米

小米(シャオミ)と言えば、スマートフォンのメーカーで、最近はSU7などのEVにも勢いがあると思われている方が多いはず。

しかし、2025年Q2の業績報告書によると、収入ではスマートフォン、IoT家電、自動車という順になり、粗利ではIoT家電が最も多くなる。つまり、小米は今でもスマートフォンの会社であり、利益はIoT家電であげている会社ということになる。

▲25年Q2の小米の売上高の内訳。スマホが最大の売上をあげている。単位:千元。

▲25年Q2の小米の粗利の内訳。家電が最大の収益源になっている。単位:千元。

 

エアコンなどの大家電にも進出

小米の家電と言えば、炊飯器、体脂肪計、コンセントなどの小家電がすでに人気になっていたが、成長が著しいのがエアコンだ。25年Q1ではエアコンの出荷台数が前年同期比で65%増となった。

中国のエアコンのシェアは、美的(ミディア)、格力(グリー)、海尔(ハイアール)が長年トップ3を保ってきたが、25年7月のシェアランキングでは、小米がハイアールを抜いて第3位となった。

▲25年7月のエアコンの売上ランキング。小米がハイアールを抜いて、トップ3に食い込んだ。

 

基本性能は一流品、価格は二流品、付加価値はIoT

小米のIoT家電の最大の特徴は、その安さだ。小米はスマホ、家電、自動車ともに直接販売するD2C(Direct to Consumer)販売をしており、途中の卸などの経費が不要になる。

しかも、小米は純利益が3%以下になるように価格設定をする。そのため、小米の家電は他社と比べて非常に安い。いわゆる二流ブランドの格安エアコンと価格では同じになるのだ。

一方、安いから性能が悪いかというと、そんなことはなく、コア性能に研究開発を集中させ、基本性能は上位モデル並みであり、さらにIoT機能を搭載し、利便性をあげている。例えば、エアコンではスマホから0.1度単位で温度調節ができ、外出先からもスマホで操作ができる。また、音声アシスタント「小愛同学」に対応をしており、音声で「エアコンをつけて」「温度をx度下げて」「今、何度に設定されている?」などを操作、尋ねることができる。

▲小米の製品の特徴はIoT。エアコンはスマホから0.1度単位で温度調整ができる。

▲また、音声アシスタントにより、音声でエアコンをオンオフ、温度調整することが可能。

 

スマホ、自動車、家電をIoTでつなぐ

小米には根強いファンがいて、元々は小米のファンが家電も買うということから始まったが、この小米のIoT=人車家全生態という考え方が次第に受け入れられてきている。

これにより、小米はお掃除ロボット、冷蔵庫、洗濯機、食洗機などの大型家電の販売を始め、ひとつのアプリで、あるいは音声で、すべての家電が操作できる環境を提供し始めている。つまり、安いからだけではなく、便利であるから買う人が増えてきていて、これが小米の家電を成長させている。

この小米の動きに、ミディアなどの家電メーカーはIoT化を進めているが、ある調査によると、小米家電利用者のネットワーク利用率は70%を超えているが、ミディアの利用者のネットワーク利用率は数%にすぎない。IoTに魅力を感じている人は小米を選ぶという流れができあがってきている。

▲小米はオンライン販売に強く、価格は二流メーカー並みだが性能は上位モデルと同じということから売れている。しかし、オフライン販売では存在感を出せていない。

 

文化の違いから苦情の多さが課題

ただし、死角もある。消費保護苦情プラットフォームのデータによると、家電ブランドの苦情する割合は小米が14.31%でトップになっている。ミディアは7.49%、グリーは5.35%とさほど多くない。

問題は、オンライン販売が中心であったため、サポートもオンラインが中心になっている。従来は、小米ファンが購入者の中心であったため、オンラインサポートに慣れており、ユーザーコミュニティを検索して自己解決できる部分も多かった。

ところが、IoT家電に魅力を感じて、小米ファンではない人も小米家電を買い始めている。このような人たちの中にはオンラインサポートに不慣れだったり、電話や店頭で丁寧なサポートをしてほしいと考える人もいる。このような人たちから不満が出始めている。

ここが、小米が家電でもトップブランドになれるかどうかの重要な鍵になりつつある。

 

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