2025年5月28日、上海市にオープンするレゴランドの予約チケットが発売になったが、チケットが売れ残るという不人気ぶりになっている。ダフ屋すら現れていないと源媒彙が報じた。
オープン初日チケットが売れ残る不人気ぶり
レゴランドは7月5日に一般公開される前に、5月28日からチケットの先行販売が始まった。ライブコマースの世界でトップインフルエンサーである李佳琦がその販売を担当したが、売れたのは約3000枚にすぎなかった。李佳琦の販売数としては異常に少ない。価格が定価のままだったことも影響している。
結局、初日のホテルパッケージは完売をしたが、初日のチケットはまだ売れ残っている状態だ。





価格の高さと管理の甘さが不人気の理由に
5月のテストオープンのチケットは入手困難と言われ、プラチナチケットとなったが、正式オープン後のチケットには多くの人が冷淡だ。その最大の理由は、休日には549元(約1万1000円)にもなるチケットの高さだ。
それに加えて、運営の問題も起きている。レゴランドの正式オープンは7月5日だが、5月31日から関係者によるテスト運営が始まり、6月20日には一般客も入れるテスト運営が始まった。一般人は、関係者テストには参加することができず、一般テストには年間パスポートの購入が必要になる。
ところが、関係者テストのチケットがフリマサービス「閑魚」などで販売されていたのだ。価格は800元から1000元と高いが、自分の身分証明書で入場ができる。中国にはすでに上海にディズニーランド、北京にユニバーサルスタジオがあるが、関係者チケットは厳しく管理をされ、フリマサービスに流れることはまずない。ところが、レゴランドはあたりまえのように内部チケットが流出をしている。ここに多くの人が不信感を持ったようだ。つまり、多くの人が、待っていればそのうち格安のチケットが出回るようになるのではないかと考えている。

ディズニーランドより高いホテル代
不人気の理由は、価格の高さが最大の理由になっている。ディズニーランドのチケットは549元から609元までで、レゴランドとほぼ同じ。一方、ホテルの宿泊セットは、レゴランドが7463元に対して、ディズニーランドのアナと雪の女王ホテル宿泊チケットが6223元と、レゴランドの方が高い。これであれば、誰でもレゴランドではなく、ディズニーランドに行くことを選ぶ。
レゴランドは、アジアに日本、韓国、マレーシアにオープンしているが、いずれもディズニーランドより安い価格設定になっている。これも不満の原因になっているようだ。



家族をターゲットにしたレゴランドは総額も高くなる
さらに、ディズニーやユニバーサルスタジオは、若い世代が友人や恋人、夫婦で行くのが定番だが、レゴランドは小さな子どもがいる家族が中心になる。家族全員で行くとなると、支払い総額は大きくなるため躊躇をしてしまう人もいる。
ディズニーランドやユニバーサルスタジオは、家族で行っても大人も楽しめるアトラクションが豊富にそろっているが、家族づれをターゲットにしたレゴランドは子ども向けのアトラクションが中心になっている。親は楽しむことはできず、子どもの付き添いをしなければならない。これも、食指が動かない要因になっているようだ。
レゴランドは、すでに深圳市でもオープンの準備を始めている。しかし、思わぬ不人気ぶりという洗礼を受けることになった。
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