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女性客は女性運転手を選びたい、女性運転手は女性客を避けたい。問われる女性乗客のマナー

ライドシェア「滴滴」は、乗客へのアンケート調査の結果に基づき、女性客が女性運転手を指定できる仕組みを導入した。ところが、一部のマナーの悪い女性客により、女性運転手から運転手も乗客の性別を選びたいという声があがり、騒動になっていると虎撲が報じた。

 

女性乗客は女性運転手を選びたい

ライドシェアの滴滴(ディディ)では、定期的にサービスに対するアンケートを行っている。2024年7月に行われた大規模なアンケートでは、7万5847人が回答し、1位は「女性乗客が女性運転手を選べるようにしてほしい」というものだった。

2位は、運転手が吸ったタバコの臭いなどが残っている問題を解消してほしいというもので、すでに滴滴は運転手が車内でタバコを吸うことを禁止した。3位は、ペットの同乗を認めてほしいというもの。これもまだ一部だが、ペット対応車を提供するようになっている。

▲乗客に対するアンケートの1位は、女性客は女性運転手を選べるようにしてほしいというものだった。

 

女性乗客は女性運転手を選ぶことができる

1位の女性乗客が女性運転手を選べるようしてほしいという要望は、女性乗客だけでなく、女性運転手からも寄せられた。

ひとつは、過去に男性運転手による女性乗客に対する暴行事件などが起こり、現在は運転手の顔認証システムや自動通報システムなどで起こらなくなっているものの、その記憶はまだ残っていて、不安に感じている女性乗客が多いことがある。

もうひとつは、女性運転手も男性客からハラスメントや暴力を受けることがあり、問題となっていたことなどがある。

滴滴はこのアンケート結果を受けて、すぐに女性乗客の配車画面に「女性運転手を選ぶ」というオプションを追加した。

▲滴滴の配車アプリには、女性利用者には「女性運転を選択」のボタンがつくようになった。

 

女性運転手は女性客を避けたい

滴滴の運転手はおおよそ580万人いて、女性運転手は105万人ほど。つまり、2割近くが女性運転手だ。このような女性運転手も、この滴滴のスピーディーな対応を歓迎した。

しかし、実際に始まってみると、様子が違っていた。乗客の中にはマナーの悪い人も一定数含まれている。マナーの悪い女性客も、男性運転手に対しては一定の礼儀を保とうとするが、女性運転手に対しては同性であることもあって遠慮をしなくなる。そのため、女性運転手から、乗客によるさまざまなハラスメントがあるという訴えが急増をしたのだ。

例えば、ある女性運転手は、女性客を鉄道駅まで乗せた。その女性客が乗ろうとしている列車の改札が始まるのは40分後であり、ナビゲーションの到達予想時間ではじゅうぶん間に合うことになっていた。ところが、女性客は急げということを繰り返す。

さらに、落ち合う場所にこずに、連絡をすると、自分のいるところまで車を回せという人も多い。さらに、自宅から荷物を運ぶのを手伝えと要求する。女性客は、女性運転手が相手だと強気に出るようなのだ。また、女性客は非常に細かく、小さなことでも話を大きくして苦情を申し立てる。

SNSで女性客のマナーを訴えた女性運転手。じゅうぶん間に合うのに、急げと交通違反を強要されたと訴えている。10回の乗務のうち、6回が女性客で、もう女性は乗せたくないとまで言う。

 

女性運転手も乗客を選びたい

滴滴では、このような苦情を受けて対応策を考えているが、女性運転手からは「乗客が女性を選べるのだから、女性運転手も男性乗客か女性乗客を選べるようにしてほしい」という声があがっている。

苦慮する滴滴にしびれを切らした女性運転手たちは、ショートムービー「抖音」などで、世間に向けて訴え始めている。女性乗客のためを思って始めた施策だが、一部のマナーの悪い乗客のために、困った事態になっている。

 

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