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トヨタのbZ3Xが中国市場で存在感。久々に中国で戦える日本車が登場

トヨタが中国で発売したbZ3Xが好調だ。予約も殺到し、自動車メディアの評価も高い。それには製品づくりを中国人スタッフに任せ、日本本社と中国の役割分担を明確化したことから生まれたと汽車産経が報じた。

 

中国市場で勝負できるトヨタのEV「bZ3X」

トヨタが中国で発売したbZ3Xが好調だ。今年2025年3月中旬に発売を開始し、4月末までに2万台を超える注文が入り、納車待ちが続いている。自動車メディアの評価も非常に高い。多くのメディアが共通した褒め言葉が「いい意味で、トヨタらしくない」だ。

価格は10.98万-15.98万元(約320万円)までで、航続距離は最大で610km。さらに大きいのがMomentaの自動運転を採用している点だ。高速道路でも市街地でも、L2+自動運転(運転手による監視が必要)を楽しめる。

▲bZ3Xには消費者、メディアとも注目をしている。日本車の安全、堅牢なものづくりへの信頼感と最先端EVを兼ね備えているからだ。

 

車は走ればいいものではなくなっている

中国市場での日本車の売れ行きは下がるばかりだった。日本のものづくりに対する信頼感は今でも高いものの、ガソリン車やハイブリッド車は、中国人にとっては時代遅れに映っている。

それは動力の問題ではない。現在のEVは、車内に豪華なオーディオシステムや、プロジェクターを備え、小さなプライベートシアターとしても楽しめる。ガソリン車ではバッテリーが小さすぎてこのような装備を入れることは難しく、また利用する時にはエンジンをかけなければならない。EVであれば、車はオフにしたまま映画や音楽を楽しめる。

また、カーナビも進化をして、音声で複雑な命令ができ、背後に大規模言語モデルがあるために会話を楽しむことができる。ルート案内だけでなく、ドライブプランを立ててもらったり、ホテルやレストランの予約を入れたり、途中のカフェでコーヒーを注文するなどが、音声だけで決済まで行えてしまうのだ。

このような内装品の差により、特に若い世代ではガソリン車を選ばなくなっている。

 

現地スタッフに大胆に任せる

トヨタが中国で、このような中国に最適化されたEVを出すことができたのは、大胆に中国人スタッフに大きな権限を与えたからだ。上海モーターショーの視察のために訪中した豊田章男氏は、中国のスタッフの前で、こう述べたという。「あなた方は中国の顧客のニーズを最もよく知っているのだから、現地の事情に基づいた答えを出すべきだ。現地化の問題は、現地の従業員が自分で考えるべきで、これは現地スタッフの責務です」。

この言葉は社交辞令ではない。豊田汽車(トヨタ中国)の総経理(社長CEO)には、2001年の創業以来、ずっと日本人が就任してきたが、2025年1月、中国人の李暉氏が中国人として初めて就任した。さらに、4人のRCE(Regional Chief Engineer、地域チーフエンジニア)もすべて中国人となった。

これでトヨタ中国は”いい意味で”大きく変わった。

▲4人いる地域チーフエンジニアは、すべて中国人となり、大きな権限を与えた。これが中国市場に最適化した製品づくりを可能にした。

 

日本と中国の役割分担を明確化したトヨタ

RCEが日本人だった時代、どんな小さな変更でも上部、つまりは日本本社の担当者に報告をする必要があった。当然ながら、意思決定には長い時間がかかる。ここをトヨタは問題視をして、中国人RCEには大きな権限を与え、ほとんどのことは現場で判断ができるようにした。サプライヤーの決定まで中国側でできるようになっている。

日本側は、重要なフェーズで検査を行い、製品がトヨタの品質と安全基準に合致しているかどうかを確認するだけとなった。

この切り分けをしたことが、トヨタが中国市場で復活する武器となった。

 

久々に中国市場で戦える日本車

もちろん、bZ3Xにはライバルも多い。特に、零跑B10は、価格も性能も近いことから自動車メディアはよく比較記事を掲載する。また、もはや国民ブランドとなったBYDからもより低価格で同程度の機能のSUVが登場している。そのため、bZ3Xがすんなりとヒット製品に成長するかどうかは未知数だが、久々に中国市場で戦えそうな日本車が登場したということは確実だ。

 

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