観光の人気を集める重慶のモノレールにマジックウィンドウが登場した。透明な窓に情報が表示され、指で拡大縮小もできるというものだ。さらにミラーに先頭車両からの風景が映るマジックミラーも登場したと電動新物種が報じた。
モノレールに導入されたマジックウィンドウ
重慶市は、起伏の多い都市であるために、地下鉄ではなく「軽軌」と呼ばれるモノレールが市民の移動の足になっている。その中でも2号線の李子壩駅は、ビルの中に駅があり、モノレールが建物に吸い込まれていく光景が話題となり、国内外から観光客を集める撮影スポットになっている。
その重慶軌道交通が、今度はマジックウィンドウとマジックミラーを導入して、話題になっている。


透明な窓に観光地情報、タッチも可
軌道交通の2号線、9号線、18号線の新型車両には、マジックウィンドウが搭載されている。駅に停車中は、ただの窓で外の風景が見える。しかし、走行を始めると、透明のまま路線図などの情報が表示される。透過型OLEDを使っているため、透明であっても非常に鮮明に映る。
さらに、観光客のために、観光地情報やグルメ情報なども表示するようになり、多くの観光客に喜ばれている。
また、タッチディスプレイになっており、表示されるボタンで画面を切り替えたり、指でピンチをして、画像を拡大縮小することもできる。そのため、子どもたちにとっては格好の遊び道具になっている。

ミラーにも先頭車両からの風景が
また、2号線の先頭、末尾車両には、マジックミラーが備えられている。これも普通の鏡だが、路線情報などが表示される。
さらに、受けているのが、運転席のカメラを使って、リアルタイムの運転手視点の風景が表示されることだ。軌道交通の走行中の風景はダイナミックであるため、先頭車両には運転席から外を見ようとする観光客が集まってしまうことがあった。それが、このマジックミラーができたことにより、こちらを撮影する観光客が増えている。
軌道交通は、この他、高速道路と複雑に交差する箇所や、線路のポイント切り替えなどが面白く、本来は市民の足であるのに、非常に魅力的な観光資源にもなっている。起動交通に乗るために、重慶にわざわざ観光にくる人も増えている。

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