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作業ロボットの弱点はバッテリー。2時間働いたら1時間充電休憩が必要

人型ロボットの弱点はバッテリーだ。多くのロボットが2時間ほどでバッテリーが切れてしまい、1時間ほどかけて充電しなければならなくなる。そのため、二足歩行をやめて車輪にするなど、バッテリー持続時間を延ばす工夫をしたロボットが登場してきていると毎日経済新聞が報じた。

 

ロボットの家庭や工場への浸透が始まった

中国の人型ロボットの進展が目覚ましい。各社がすでに量産体制に入り、販売も好調で、間もなく日常生活のさまざまな場面で人型ロボットが働く姿があたりまえの光景になる。

智元機器人(Agibot、https://www.agibot.com/)では、上海に4000平米の敷地にAgibotワールドを建設した。「家庭」「キッチン」「工場」「スーパー」「オフィス」の5つのシーンが再現され、そこで人がロボットに動きを教えてこんでいる。

▲Agibotのロボット訓練センター「Agibot World」では、人間が手取り足取り、作業を教えている。学習データ済みデータを新しいロボットにコピーすることで、作業可能なロボットを量産することが可能になる。

▲すでに複数のロボットが協調して作業をすることも可能になっている。2台のロボットでテーブルを持ち上げて運ぶ作業を教えている。

 

ロボットの死角。連続稼働時間

しかし、死角がないわけではない。高工ロボット産業研究所の盧瀚宸所長は、毎日経済新聞の取材に応えて、人型ロボットの問題点を指摘した。「現在、ほとんどのメーカーの人型ロボットの持続時間は2時間以内で、まだまだ改善の余地があります」。

2時間動作をすると、バッテリーがなくなってしまい、充電をしなければならなくなる。この充電には1時間ほどかかる。つまり、人型ロボットは2時間働いたら、1時間は休憩しないと働き続けることはできないのだ。

 

量産型でも2時間、デモ機では30分程度の持続時間

「ロボットは24時間休みなく働くことができる。疲れも知らない」というのは、教科書の中の話であり、現状のロボットはまだまだ効率が悪い。

実用への距離が最も近いと言われている宇樹科技(Unitree、https://www.unitree.com)のG1は身長130cm、体重35kgで、現在ではダンスやカンフーまでできるようになっているが、バッテリーの持続時間は2時間だ。これで価格は1.6万ドル(約240万円)する。24時間働かせるには、2体を購入して2交代制にするしかなく、この他に開発やトレーニングなども考えると、人間のアルバイトを雇った方が安いかもしれない。

さらに、量産前の試作レベルの人型ロボットは、さまざまなデモ映像がSNSに投稿され、ネットを賑わしているが、多くの場合、30分程度のバッテリーしか搭載していない。大容量バッテリーを積むとなると、現在の人型ロボットの身軽さが保たれるかどうかはわからない。本格量産までには、このバッテリー問題を解決する必要がある。

▲実用への距離が最も近いと言われているUnitreeのG1。しかし、持続時間は2時間で、バッテリーがなくなると1時間ほどの充電が必要になる。

 

二足歩行を放棄し、車輪にすることで節電

また、人型ロボットには、DeepSeekなどのテキスト型生成AIを搭載させる動きも始まっている。人間と音声でやり取りをし、人間の意図を理解するだけでなく、推測して先回りして行動することができるようになるからだ。

しかし、生成AIを動かすにはGPUが必要になり、GPUは大量の電力を消費する。人型ロボットのバッテリーはますます足りなくなる。

そこで、二足歩行を放棄する人型ロボットも登場してきている。広汽集団のGoMateやAgibotのGenie-1などだ。足で歩くのではなく、車輪で移動することにより、電力消費を抑えることができる。段差のない屋内環境であれば、車輪でも問題がないどころか、移動速度もあがり、騒音も発生させない。Genie-1は4時間動作することができ、GoMateは6時間動作することができるようになった。

▲AgibotのGenie-1。二足歩行ではなく、車輪による移動。電力消費を大きく抑えることができる。

▲広汽集団のGoMateもやはり写真による移動方式を採用。

 

当面は電力消費の少ない軽作業から

人型ロボットの世界でも、全固体電池の登場が望まれている。しかし、当面は、エネルギー消費の少ない作業から担当をすることになりそうだ。つまり、移動をせず、立ち止まったままできる仕事で、ホテルのフロントなどの受付業務、工場内の検品などの仕事、飲食店の調理などが、最初のロボットの仕事になるかもしれない。

再生可能エネルギー、EV、ロボットなど、あらゆる分野で高性能のバッテリーを必要としている。全固体電池の量産を多くの産業が待ち望むようになっている。

  • ROBOT PLAZA

 




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