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5%成長の中国の景気はほんとうに悪いのか。中国にいる景気のいい人と景気の悪い人

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今回は、中国の景気状況についてご紹介します。

 

中国国家統計局は、2024年の中国の実質GDPの成長率が5.0%であったと発表をしました。これは、中国政府が目標として掲げていた「5%前後」を達成したことになります。

この事実は、なぜかひっそりと報道されました。ものすごく小さな扱いです。これまで多くのメディアは「中国の経済はバブル崩壊どん底」というテイストで報道してきたのですから、なぜ、どん底経済で5.0%という高い経済成長率が達成できたのかを解説しなければならないはずです。

そこで、「中国政府の出すGDP数字などあてにならない」と言うのかと思えば、さすがにもうそういう根拠のないことを言うのは問題だと感じているのか、そのような報道もあまりありません。

中国の経済は「どん底」ではないと思いますが、もちろん絶好調でもありません。決していい状態ではないのは確かです。しかし、それで5%成長を維持できた理由はなんなのか。これが今回のテーマです。

詳しく調べていくと、消費というのはたくさんの人の行動の結果であるため、決して一言で「物を買わなくなった」「消費マインドが冷え込んでいる」とは言えないことがわかってきます。年齢によって、収入によって、地域によって大きく違っていることがわかります。今回は、それを少し詳しく見ていき、中国のどこに景気のいい人たちがいて、どこに景気の悪い人たちがいるかを見ていきます。

 

その国の消費、好況感を見る場合、次の3つの指標を参考にするのが基本になります。

1)GDP成長率

2)社会消費品小売総額(個人消費

3)消費者信頼指数(Consumer Confidence Index)

 

GDP(Gross Domestic Product)に説明はいらないでしょう。国民全員の付加価値の合計です。小売業の人には、全員が生み出した粗利の合計といった方がわかりやすいかもしれません。経済の基礎体力を見ることができます。

社会消費品小売総額は、飲食や日用品、光熱費などの合計販売額で、いわゆる個人消費です。簡単に言えば、消費がどれだけで増えたか、みんなは物を買っているのか、お金を使っているのかを見る指標です。

消費者信頼指数(CCI)は、アンケート調査で、経済の今と将来を尋ねたものです。「景気はいいと思う、これからよくなると思う」というポジティブな回答と「よくない、悪くなる」というネガティブな回答が同じである場合、100になるように調整します。100を超えたら明るい展望、下回ったら暗い展望ということになります。つまり消費マインドを見る指標です。

 

つまり、景気というのは土台の体力(GDP)、行動(個人消費)、マインド(CCI)の3つで見ることができます。

それぞれの数値は、次のようになっています。

GDP:5.0%

社会消費品小売総額(個人消費):3.7%

CCI:86.40

 

GDPは悪くありません。以前の10%以上の成長時代から比べたら低い数値ですが、世界全体が3.2%であり、先進国でも多くは5%以下であり、インド、インドネシア、フィリピン、ベトナムに次ぐ高さです。

個人消費3.7%はやや寂しい数字です。GDPが5%成長で、可処分所得も5%程度成長しているので、個人消費も5%程度成長しなければならないのですから、少し弱さを感じさせます。また、100がニュートラルであるCCIは明らかに悪いと言ってもかまいません。

こう見ると、これだけでも、中国経済の外郭が見えてくるのではないでしょうか。経済状況は決して悪くない、しかし、消費マインドが冷え込んでいて、それが足を引っ張っているという姿です。そして、その消費マインドが冷え込む理由は、バブル崩壊にあるというのも間違いのないところでしょう。

ただ、このような話は、わざわざこのメルマガを読まなくても、みなさんはなんとなく感じ取っていることだと思います。そこで、今回は、この3つの指標をもう少し詳しく見ていこうと思います。そこで、どのような分野の個人消費が好調で、どのような分野が悪いのか。また、CCIも世代別、年収別に見たら、どの集団が高く、どの集団が低いのかを見ていきます。

それを見ることにより、中国の中の好況なジャンルでビジネスを展開し、不況な分野ではしばらく待ちの姿勢に徹するということができます。

今回は、GDP個人消費、消費者信頼指数を詳しく見ていき、中国経済の強いところと弱いところをご紹介します。

 

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