
アメリカ農村の 素朴な風景を描き続けた
”モーゼス おばあさん”。
彼女は70代から絵を描き始め
101歳で亡くなるまでに
訳1600点の作品を遺しました。
すでに年老いていたグランマ・モーゼスが、
なぜこれほど多くの作品を
描くことができたのだろう?
絵を描くことがなによりも好きだったからだ。
モーゼスの生きがいは絵を描くことにあり、
毎日絵筆を持ち、創作活動に没頭することにあった。
「昔はもっとゆっくり時代が過ぎていたのに、
この忙しさは私には性が合いません。
それに昔は、人々は人生をもっと楽しんでいました。
少なくとも私にはそう思えます。
思い返してみると、私の生涯は、
一生懸命働いた一日のようなもので、
それ以上のものを望まなかったし、
人生がくれたものを最大限に受け入れました。
私の人生は幸福です。
今になって思えば、
人生というのはどうやら私たち自身が創るもので、
そこに幸せがあるのでしょうかね・・・」
グランマ・モーゼスの日常生活は
有名になっても変わらなかったそうです。
グランマ・モーゼスの贈りもの
秦新二編著 文藝春秋より