
裏山の鬼ノ鼻山に登り、
“鬼の展望台”から見える八幡岳と女山(船山)を眺めるのが好きだ。
(向かって右が女山)

以前、
と思って調べてみたことがある。
池高原を挟んで対峙する八幡岳が「男山」で、その前山なので「女山」だという説。
その昔、この山に権力を持った女頭目が立て籠もったことがある……という説。
山の形が髪を結う姿に似ているから……などなど、諸説あった。
私は、女山を鬼ノ鼻山の展望所から見ることが多いのだが、
横になって寝ている女性の(少し向こう向きの)顔に見えるのだ。

私はひそかに「佐用姫の美しき横顔」ではないかと思っている……

そういえば、私が10代の頃に憧れた女優たちも横顔が美しかった。
映画『ロミオとジュリエット』(1968年)のオリビア・ハッセー

映画『いちご白書』(1970年)のキム・ダービー

映画『おもいでの夏』(1971年)のジェニファー・オニール

「女山」以外に、
女性の横顔のような形をした山はないかと思ってネット検索したら、

「寝姿山」(鹿児島県・徳之島)や、

「半作嶺」(和歌山県)などがヒットした。

昨日(2025年10月27日)、
「女神様とご対面」と題する、
山岳ユーチューバー・安涼奈(アリョーナ)さんの記事が、
Yahoo!ニュースとして配信されていた。
長野県と新潟県の県境に位置する雨飾山は、百名山のなかでも有数の紅葉名山のひとつ。夏山シーズンに登ると、爽やかなグリーンと日本海や北アルプスの大パノラマを楽しめるけれど、やはり紅葉の雨飾山は数えきれないほどの登山者を引き寄せる。人気すぎて、紅葉ピーク時の土日は、登山口へのアクセスに制限を設けるほどだ。
雪さえ積もっていなければ、この山では「女神様」にも会えるという。私が雨飾山の女神に出会ったのは、雪が降り始める直前、10月末のことだった。

この日は、紅葉のピークを過ぎた時期だったうえに、平日を選んだので、登山者の姿は少なかった。例年、10月末というと、山頂周辺が真っ白でもおかしくない時期だけど、2022年は雪が降り始めが遅く、山頂周辺の日陰に数ほどの積雪が見られるくらいだった。天気は見事な晴れ、風もない。少し肌寒く、空気がおいしい。まさに秋晴れの登山日和だ。
一緒に登ってくれた仲間は、仲良し山岳ガイドの伸也さんと、その親友の栗田さん。じつは、伸也さんは雨飾山の麓の生まれ育ち。今は登山道を整備したり、ガイドとして山の案内もしたりと、要は雨飾山のプロだ。
私たちが歩いた雨飾キャンプ場から山頂の往復ルートの距離は8kmほど、累積高低差は1,100m強。お散歩と言えるほど楽ではないし、雪が降る可能性もある時期であることも考慮すると、状況判断ができる中上級者向けの山と言えるだろう。
さて、楽しく喋りながら豊かなブナの森を歩いているうち、あっという間に半分ほど登ってきた。森を抜けた先に待ち受ける後半のパートには、少し岩場があり、慎重にならなければならない。そして岩地帯を越えると、今度は一面笹が生い茂る稜線が待っている。
この笹には「女神」が住んでいるんだって。ただ、女神様に会うには、一度登頂しなければならないそうだ。
数十分ほど笹の道を歩いたら、やっと山頂に到着。ここで振り返ると……
あ! 女神様! いた!

じつは、山頂から見下ろすと、笹の中を延びる登山道の形が女性の横顔に見えるのだ。伸也さんと栗田さんによれば、日本人の女神様ではなく、どうやら外国人風の顔立ちの女神様なんだと。

「ここでこう立って、こっちを向いて……」と、私は2人に指示された。何をするのかと思ったら、私の横顔と女神様のツーショットを撮影するとのこと。
「やっぱり、そっくりじゃないか」と、大笑いする2人。ま、たしかに、似ていないことはない。SNSに写真をアップして見たところ、かなりの反響を呼んだ。そんなに似ているのか、私と女神様は?

安涼奈(アリョーナ)さんについては、以前このブログで、
彼女の著書『日本で山登りはじめました。』のレビューを書いているので、
プロフィール等はコチラから。
私もいつの日か山で美しき女神様に逢ってみたいものだ。(コラコラ)

かほさんも女神だ。